トラック・バス
ダイムラートラック、北米市場の不確実性から2025年業績見通しを下方修正
・ダイムラートラックは7月31日、特に北米市場の不確実性を理由に2025年の業績見通しを引き下げた。
・2025年第2四半期(Q2)の北米での販売台数は前年同期比20%減の3万8,580台(2024年第2四半期:4万8,246台)となった。
・Q2の産業向けの売上高は、販売台数の減少により前年同期比6%減の118億ユーロ(2024年Q2:125億ユーロ)、調整後グループEBITは前年同期比4%減の11.2億ユーロ(2024年Q2:1

WeRideとウーバー、UAEアブダビでロボタクシーの運行を拡大
・中国の自動運転技術企業WeRide (文遠知行)と米国の配車サービス企業ウーバー(Uber Technologies)は7月29日、アブダビ(Abu Dhabi)の統合輸送センターと提携し、アル・リーム(Al Reem)島およびアル・マリヤ(Al Maryah)島でロボタクシーの運行を開始したと発表した。今回のサービス拡大により、アブダビ中核地域のおよそ半分がカバーされる。乗車回数の倍増が見込まれている。
・両社は、今後もアブダ

タタ、イベコの商用車部門を38億ユーロで買収へ
・タタ(Tata Motors Limited)とイベコは7月30日、タタがイベコの商用車部門を買収することで最終合意したと発表した。イベコの防衛部門は2026年3月31日までに別の取引として売却あるいはスピンオフされる予定。
・この買収提案では、防衛部門を除くイベコグループの企業価値を約38億ユーロと評価している。買収は、タタの子会社であるTML CV Holdingsあるいはタタが全額出資して設立する新たな有限責任会社を通じて行

金旅客車、タンザニア政府に路線バス200台を納入
・金龍汽車集団は7月26日、中国の福建省厦門市の海滄工場で、アフリカのタンザニア政府に、傘下の金旅客車の路線バスを200台納入したと発表した。これは、2025年に中国からアフリカへ輸出されるBRT路線バスの台数として最大規模となる。
・今回納入した全長18メートルのバスは8月中旬にタンザニアへ到着する予定で、9月には同国のDART(高速バス)プロジェクト第2期路線で正式に運行開始する見込み。
金龍汽車集団のWeChat公式アカウント

いすゞ、ボルボ・グループから中・重量級トラックのコンポーネントを調達へ
・いすゞは7月29日、ボルボ・グループの技術を活用した、いすゞとUDトラックスによる日本およびアジア市場向け中・重量級トラックのプラットフォームの共同開発に関する新たな契約をボルボ・グループと締結したと発表した。
・ボルボ・グループからのパワートレインを中心としたコンポーネントの継続供給に加え、開発および品質面での技術支援を盛り込んだ内容となっている。
・両社は、共通プラットフォームの開発をさらに進めるとともに、安定した市場導入を支

三菱ふそう、インドネシアで移動充電トラックと新型トラクターヘッド「ファイターX」を発表
・三菱ふそう商用車のインドネシアにおける正規販売代理店であるPT Krama Yudha Tiga Berlian Motors (KTB)は7月23日、GAIKINDOインドネシア国際モーターショー(GIIAS 2025、会期:7月24日~8月3日)において、事業開始55周年を迎えたことを発表した。KTBは、「True Business Mainstay」をテーマに、インドネシアの物流および経済発展への長年の支援を強調した。
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奇瑞集団、中国郵政とスマート物流で提携を深化
・奇瑞商用車は7月26日、奇瑞控股集団有限公司(以下、奇瑞集団)と中国郵政集団有限公司 (China Post Group Co.,Ltd.: China Post)が提携を深化させると発表した。両社はスマート物流体系の構築、コネクテッドカーの普及応用などで協力を強化する。
・両社は物流輸送、新エネルギーの導入、イノベーション、金融(自動車金融を含む)など提携の範囲を拡大する。製造業と郵便・宅配業の相互強化を実現し、製造業と物流業の

Eberspaecher、ベルギーの展示会に新型熱管理ソリューションと水力制御システムを発表へ
・Eberspaecher Groupは、2025年10月4日から9日までベルギーのブリュッセルで開催されるBusworld Europe 2025において、最新のバス用熱管理技術を展示すると発表した。
・同社は、代替駆動技術向けに設計された空調システムであるAC138 EVOとAC135製品ファミリーを展示する。2025年半ばから量産されているAC138 EVOは、CO2 (R744)を使用し、特許技術のヒートポンプ技術を採用して
