トラック・バス
万里揚、NEV向け初のデュアルモーターパワートレインを試作 商用重載用途を想定
・浙江万里揚股份有限公司[Zhejiang Wanliyang Co., Ltd.](万里揚)は、同社初となる新エネルギー車(NEV)向けセントラルドライブ型デュアルモーターパワートレイン「CD400-4E320」の試作を完了し、関連するベンチテストに合格したと発表した。現在は車両適合評価および寒冷地試験の準備段階に入っている。
・同製品は、長距離幹線物流、鉱山・港湾作業、都市建設といった重積載かつ走行条件が厳しい用途を想定し、デュ
福田卡文、新型の小型EVトラック「楽途」を発売
・福田汽車などが設立した新エネルギー商用車ブランド卡文汽車(CAVAN)は12月19日、電気自動車(EV)の新型小型トラック「楽途」を発売したと発表した。
・新たに開発された電気トラック専用プラットフォームをベースに開発されたモデル。物流業界をターゲットとし、シーン別カスタマイズや専用部品、専用チューニングなどに対応している。
・パワートレインには専用の電動アクスルと高出力モーターを搭載し、寧徳時代(CATL)と共同開発したバッテリ
Johnson Matthey、スウェーデンGothenburgに水素内燃エンジンの試験施設を開設
・Johnson Mattheyは、スウェーデンGothenburgにある同社の敷地内に初の水素内燃エンジン(H2ICE)試験施設を開設したと発表した。投資額は3年間で250万ポンド。
・この新施設では排出ガス制御システムをテストし、同社の大型車両テスト能力を拡大する。中型および大型ディーゼルエンジン用のテストセルを装備し、初めて最大600kW (800hp)のフルエンジンをテストできる。より広範なエンジンの後処理および制御システム
イベコ、欧州で水素都市バス「GX 337 H2 LINIUM」の納入を開始
・イベコは12月23日、傘下のイベコ・バス (Iveco Bus)が初の水素都市バス「GX 337 H2 LINIUM」をフランス北西部ブルターニュ地方のロリアン都市圏 (Lorient Agglomeration)に納入したと発表した。12月22日より、同地域の交通機関IziLo Mobilitésの路線で運行が開始される。2026年に10台が追加納入されれば総運行台数は19台となる。
・今回納入したモデルは、最高出力100kWの
BYD、ドイツ鉄道と大型電気バス200台の枠組み契約を締結
・BYD商用車は12月23日、ドイツの公共交通運営事業者であるドイツ鉄道 (Deutsche Bahn)と200台の大型電気バスに関する枠組み協議を締結したと発表した。
・今回契約したのは「B12.b」、「B12.b LE」、「B13.b」、「B15」の4モデルで、都市内通勤輸送から都市間旅客輸送まで幅広い運行ニーズに柔軟に対応できる。新世代モデルの「B12.b」、「B12.b LE」はいずれもBYDが自社開発したブレードバッテリー
福田汽車傘下のバスブランド欧輝、スマートバスを北京で発表
・福田汽車(Foton)は12月18日、傘下のバスブランド欧輝 (AUV)のスマートバスを北京国家会議センター(China National Convention Center)で発表した。
・同バスは、フロント・リアともにオーバーハングが短い設計を採用し、車内空間を最大限に確保する。内装には、包み込むようなコックピットデザイン、一体化されたサイドトリム、目立たないデザインのエアコン吹き出し口など、乗用車のような設計を採用している。
一汽解放、広東省の仏山工場が稼働
・一汽解放は12月19日、広東省仏山市に開設した仏山新能源汽車分公司の新工場が稼働したと発表した。
・同工場は、一汽解放の中国における5つの完成車生産拠点の1つとして、解放ブランドの新エネルギー商用車および内燃エンジン(ICE)商用車を生産する。年間生産能力は5,000台。
・工場には、太陽光発電、省エネルギー設備、蓄電設備などが統合されており、国際的なゼロカーボン排出基準に適合する先進的な生産拠点の構築を目指している。
・同工場の
福田卡文汽車、電気・水素対応の新型重量級トラック「BEACON」を発表
・福田汽車などが設立した新エネルギー商用車ブランド卡文汽車 (CAVAN)は12月18日、電気と水素に対応可能なインテリジェント重量級トラック専用プラットフォームを搭載する初のモデルとして重量級トラック「BEACON」を発表した。
・同モデルは、電気、水素、液体水素の3種類のエネルギーに対応する統合型プラットフォームを採用。搭載するe-Axleは、駆動モーターの出力 (200/300kW)や構造(平行軸型/同軸型)により5種類を用意
ダイムラーバス、ベルギーのフランデレン交通公社に電気バス500台を供給へ
・ダイムラーバスは12月18日、ベルギーのフランデレン交通公社(De Lijn)と最大で電気バス500台を供給する包括契約を締結したと発表した。
・本契約に基づき、フランデレン交通公社はすでにメルセデス・ベンツの都市型電気バス「eシターロ(eCitaro)」80台を発注しており、納車は2027年初頭に開始予定。
Based on Daimler Truck press release
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