新製品・新技術
クプラ、スマートルートプランナーと欧州全域の新充電料金プランでEV体験を向上
・セアトは7月1日、「My CUPRA (マイ・クプラ)」アプリをアップデートし、クプラの電気自動車(EV)モデル「ボーン(Born)」および「タバスカン(Tavascan)」向けに新しいEVルートプランナー機能を追加したと発表した。この機能により、充電ストップを組み込んだ旅行の計画が可能になり、よりスムーズで効率的な移動が実現する。
・バージョン2.7.1以降のアプリで利用可能なこのツールでは、到着時のバッテリー残量、目的地での

欧州自動車部品工業会、ドイツのイベントで材料規制と持続可能性を議論
・欧州自動車部品工業会(CLEPA)は6月27日、材料規制と持続可能性をテーマにしたイベントとなる第17回「Materials Regulations and Sustainability Event (MRSE)」を25-26日にフランクフルトで開催したと発表した。
・世界から250名超が参加したこのイベントでは、BMW、JLR、Marelli、Adient、FORVIAなどの企業に加え、欧州自動車工業会(ACEA)、バッテリー業

Autoneum、自動車産業の循環経済を支援する接着剤不使用カーペットを開発
・Autoneum Holdingは、自動車業界のサーキュラーエコノミーへの移行を支援するため、リサイクル素材を使用したノンラテックス・接着剤不使用カーペット「N-Join1」を開発したと発表した。
・このモノマテリアルカーペットシステムは、運転の快適性と車内の最適な防音効果を提供するように設計されている。カーペットの表面を基材に接着する独自の1ステッププロセスを採用している。基材はAutoneumのPureテクノロジーの100%ポ

ZF、キャデラックの電気セダン「セレスティック」にスマートシャシーセンサーを供給
・ZF Friedrichshafen AG (ZF)は、キャデラックの電気セダン「セレスティック(Celestiq)」向けにスマートシャシーセンサーの量産を開始したと発表した。
・すべての四輪サスペンションのボールジョイント(フロントウィッシュボーンに2個、リアウィッシュボーンに2個)に恒久的に組み込まれたスマートシャシーセンサーは、車高を確実に測定することで複雑な車高センサーを不要にし、時間と重量を低減する。高い信号品質、簡単な

thyssenkrupp、独ホーエンリンブルク工場のウォーキングビーム炉システムを更新
・thyssenkruppは6月30日、ドイツ・ホーエンリンブルク(Hohenlimburg)にある子会社thyssenkrupp Hohenlimburgが工場のウォーキングビーム炉3 (HBO 3)の近代化に数十万ユーロを投資したと発表した。
・この近代化により将来の環境・安全規制への適合、エネルギー消費の削減、水素を用いた操業が可能となり、気候ニュートラルな鉄鋼生産への重要な一歩が記される。
・このプロジェクトは2023年

Garrett Motion、中国の武漢にゼロエミッションモビリティ向けイノベーションセンターを開設
・Garrett Motionは2025年6月26日、中国・武漢工場内に新設した武漢イノベーションセンターを開所したと発表した。この新センターは、ゼロエミッション技術向けのグローバルおよび中国ベースの研究開発能力を強化するもの。
・中国における同社の2番目のイノベーションハブとして、新センターは上海R&Dセンターと共同で、デュアルイノベーションエンジンを編成し、ターボチャージャーのリーダーシップから、モビリティおよびその先のゼロエミ

VW商用車、MPV「マルチバン」とキャンピングカー「カリフォルニア」向けのPHV全輪駆動システム「eHybrid 4MOTION」を発表
・VW商用車は6月30日、MPV「マルチバン(Multivan)」とキャンピングカー「カリフォルニア(California)」向けの新しいプラグインハイブリッド全輪駆動システム「eHybrid 4MOTION」を開発したと発表した。このシステムは各軸に1基の電気モーターを搭載し、電気モードによる走行、強力なトラクション、長距離走行能力を実現する。
・ドライブモードはEco、Comfort、Sport、Individualの4種類。リ
