自動運転
BMW、レーゲンスブルク工場で完成車の屋外移動を自動運転化、グローバル展開も計画
・BMWは6月6日、ドイツ・レーゲンスブルク(Regensburg)工場で完成車の屋外移動を初めて自動運転化した。完成車はドライバーなしで組立ラインを出てゲートを通過し、積載のためにトレーラーヤードを横断する。
・BMWでは車両自体のセンサーを使う代りに経路沿いに外部LiDARを設置した。LiDARは周辺のデジタルマップを作成しクラウドベースのソフトウェアとモバイルネットワークを介してリアルタイムで車両を誘導する。このシステムは雨

Pony.ai、深圳市の運輸業者と同市で自動運転モビリティサービスを提供へ
・小馬智行(Pony.ai)は6月2日、広東省深圳市の運輸業大手である深圳西湖集団(ShenZhen XiHu Corporation Limited)と戦略的提携協議を締結し、同市において自動運転モビリティサービスを展開すると発表した。両社はタクシー産業の電動化とインテリジェント化を推進する。
・Pony.aiは、自社の自動運転のソフト・ハードウェア技術、製品開発、統括的な配車管理などの技術的な強みを最大限に活かし、西湖集団は、車

スウェーデンのEinride、自動運転車両「eBot」とエネルギー予約システムなどの新技術を発表
・自動運転での輸送技術を提供するスウェーデンのEinrideは5月28日、自社プラットフォーム全般の大幅なアップデートを発表し、ソフトウェアから充電まで同社の技術が電気および自動運転輸送のあらゆる側面を管理する仕組みを示した。
・おもな発表内容は以下の通り。
新たな自動運転車両とハードウェアに依存しないソフトウェア Einrideは、新たな自動運転車両「eBot」を含む先進的なハードウェアとソフトウェアを発表。あらゆる車両で動作する

Pony.ai、広州公交集団と自動運転商用化で提携へ
・自動運転を手掛ける小馬智行(Pony.ai)は5月28日、広州市公共交通集団有限公司(Guangzhou Public Transport Group、以下、広州公交集団)と戦略的提携枠組み協議を締結したと発表した。両社は自動運転車両とモビリティプラットフォーム事業、自動運転車両のアフターサービス事業、自動運転物流運営サービス事業などで提携する。
・商用運営で両社はそれぞれのモビリティプラットフォームの相互接続を推進し、自動運転車

スイスのLoxo、自動運転車にAeva Atlas 4D LiDARセンサーを採用
・米カリフォルニア州マウンテンビュー(Mountain View)に本社を置き次世代センシング・認識システムを開発するAevaは5月28日、スイスの都市型自動運転ソフトウェアプロバイダーLoxoが自社の自動運転プラットフォームDigital Driverへの組み込み用としてAevaの長距離4D LiDAR技術を採用したと発表した。
・Loxoはこの提携により、Aevaの最先端4D LiDARセンサーAeva Atlasを自社のミド

テンセントクラウド、WeRideとロボタクシーの商用運用分野で提携に合意
・テンセントグループ(Tencent、騰訊)傘下のテンセントスマートモビリティは、テンセントクラウドと文遠知行(WeRide)ロボタクシーの分野で協業すると発表した。両社はロボタクシーの大規模な商用運用、スマート運転技術の研究開発、中国国外市場の開拓などで長期的に協力する。
・ロボタクシーの商用運用では、L4の自動運転ロボタクシーを共同で推進し、WeChat内の「モビリティサービス」や騰訊地図(Tencent Maps)などのアプリ

ドイツ鉄道、KIRAプロジェクトでドイツ初のレベル4自動運転シャトルを運行開始
・ドイツの国営輸送・物流会社であるドイツ鉄道(Deutsche Bahn)は5月26日、ドイツで初めてレベル4自動運転シャトルの運行を開始したと発表した。
・自動運転公共交通プロジェクト「KIRA」の一環として、このシャトルは現在、ライン・マイン(Rhine-Main)地域で運行されている。登録済みのテストユーザーは、専用のKIRAアプリを通じて乗車予約が可能で、2025年後半にはヘッセン州南部の郡独立市ダルムシュタット(Darms

WeRide、サウジアラビアでロボットタクシーと自動運転商品の提供開始
・自動運転技術を手掛ける中国のWeRide (文遠知行)は5月27日、サウジアラビアへの進出を発表した。首都リヤド(Riyadh)やアルウラ(AlUla)などの都市で、ロボタクシーやその他の自動運転商品のテストと配備を開始し、サウジアラビア全土での商業展開とより広範な事業展開の準備が整った。
・WeRideは、サウジアラビアの運輸当局の支援を受けて、ロボットタクシーの試験運行に向けた地上準備作業を開始した。このサービスは数カ月以内に

エストニアのオーブテック、自動運転シャトル「ミカ 2.0」とソフトウェア「Auve Stack 2.0」を発表
・自動運転車を開発・生産するエストニアのオーブテック(Auve Tech)は5月19日、自動運転シャトルの「ミカ(Mica) 2.0」を発表した。自動運転ソフトウェアの更新版「Auve Stack 2.0」により、同モデルは乗り心地が改善され、混雑した市街地走行でも優れたパフォーマンスを発揮し、より正確に目的地までナビゲートする。オーブテックはレベル4自動運転車両を開発する100%エストニア資本の企業である。
・「Auve Stac
