自動運転
CARIADとBosch、AI活用の自動運転レベル2及び3ソフトウェアの2026年発売に向けて提携を強化
・VWのソフトウェア部門CARIADとBoschは8月11日、先進AIを活用したレベル2及びレベル3のソフトウェア開発のため、自動運転分野での提携(Automated Driving Alliance)を強化すると発表した。人間のドライバーの行動により近づいた、よりスマートな運転支援システムの開発が目標だという。
・最初のバージョンはすでに試験車両に搭載されており、大規模なデータセットを用いて日々改良が進められている。2026年半ば

トルコのOtokar、自動運転電気バス「e-Centro」がハンガリー認証機関の走行試験に合格
・トルコのKoc Group傘下の大手商用車メーカーOtokarは8月6日、自社開発した自動運転電気バス「e-Centro」がハンガリーの認証機関(TUV Rheinland)による広範な試験に合格したと発表した。
・「e-Centro」は、148パターンの異なる状況での600を超える自動運転試験に合格したという。型式認証の準備を終え、今後都市でのスマートモビリティの利用に向けた重要な一歩となった。
・TUV Rheinlandは衝

WeRide、北京でロボタクシーの夜間公道テストの許可を取得
・中国の自動運転技術企業WeRide(文遠知行)は8月5日、北京市の高度自動運転実証エリアにおいて、ロボタクシー(Robotaxi)による夜間(22:00~翌日7:00)の公道テストの許可を取得したと発表した。
・WeRideのロボタクシーには、高精度・高ダイナミックレンジカメラ、高精細LiDARを含む約20基のセンサーが搭載されている。独自開発のマルチセンサ融合アルゴリズムと高性能計算プラットフォーム(HPC)を組み合わせることで

米Lyft、百度と提携し欧州でApollo Goのロボタクシーを展開へ
・米配車サービスのLyftは8月4日、強力なインターネット基盤を持つ大手AI企業である百度(Baidu)と提携し、Lyftプラットフォームを通じて百度子会社であるApollo Goの自動運転車(AV)を欧州の主要市場に導入すると発表した。
・提携の一環として、LyftはApollo Goの第6世代ロボタクシー車両「RT6」を、規制当局の承認を条件に、2026年にドイツと英国を皮切りに欧州で導入する。これらの車両は、高度なセンサー、1

Pony.ai、上海でロボタクシーの一般向け運行を開始
・小馬智行(Pony.ai)は8月4日、上海市のタクシー会社である錦江タクシーと提携し、同市浦東新区において一般市民向けに運行するロボタクシー(Robotaxi)サービスを開始したと発表した。
・運行ルートは、浦東新区人民政府などの主要商業エリア、ランドマーク、人気の地下鉄駅をカバーし、地域内のビジネス、生活、レジャーの3分野での用途に対応する。運行時間は、月曜日から金曜日の午前7時30分~午後9時30分まで。市民は「小馬智行」アプ

ドイツ政府、遠隔操作自動車の法的枠組みを導入
・ドイツ連邦交通省(Federal Ministry of Transport)は7月29日、道路交通遠隔操作規則(StVFernLV)の制定を発表した。これにより遠隔操作の自動車を公道で運転するための法的枠組みが初めて確立した。この遠隔操作では車外に設置された管制ステーションの人員が車両を操作できる。
・この遠隔操作技術は自動運転車の利用もサポートしており、特にカーシェアリングでは車両を次の顧客まで遠隔操作で搬送できるため新たな

WeRideとウーバー、UAEアブダビでロボタクシーの運行を拡大
・中国の自動運転技術企業WeRide (文遠知行)と米国の配車サービス企業ウーバー(Uber Technologies)は7月29日、アブダビ(Abu Dhabi)の統合輸送センターと提携し、アル・リーム(Al Reem)島およびアル・マリヤ(Al Maryah)島でロボタクシーの運行を開始したと発表した。今回のサービス拡大により、アブダビ中核地域のおよそ半分がカバーされる。乗車回数の倍増が見込まれている。
・両社は、今後もアブダ
