自動運転
地平線、「征程6M」が行深智能のL4レベルの自動運転ソリューションに採用
・地平線(Horizon Robotics)は、スマート物流製品サプライヤーの行深知能が都市物流シナリオ向けのL4レベル自動運転ソリューションをリリースしたと発表した。
・今回発表されたソリューションは、完全に中国で開発されたハードウェアアーキテクチャを採用しており、計算基盤にはデュアル「征程(Journey)6M」チップ構成を採用している。処理能力は256TOPSに達し、都市物流シナリオにおける全機能モジュールのリアルタイムな処理

英国政府、自動運転旅客サービスに関する公聴会を開始
・英国の道路・交通担当大臣は7月21日、新たな自動運転旅客サービス(APS)許可制度に関する公聴会を開始した。本制度は、英国における自動運転タクシー、ハイヤー、バスの規制方法を決定するものである。
・安全性、イノベーション、世界トップクラスの規制、およびアクセシビリティに重点が置かれる。自動運転車は現在、全交通事故の88%を占めるヒューマンエラーに起因する交通事故の削減を目指している。
・これらの自動運転車は、特に深夜や農村部におい

日野、舗装耐久実験で無人自動運転車両を実用化
・日野自動車は7月18日、無人自動運転車両(レベル4相当)を実用化し、大成建設グループの道路舗装会社である大成ロテックの次世代舗装実験施設「舗装のテストコース」において、舗装耐久実験を開始したと発表した。
・実験では、ベース車両の大型トラック「プロフィア(Profia)」に自動運転技術を搭載し、約44トンの重りを載せた車両(無人自動運転荷重車両)が5台、舗装のテストコースを時速40km/hで走行する。車両の走行位置や経路はLiDAR

米ルーシッドとウーバー、2026年に米国で自動運転ロボタクシーの運用開始へ
・米国の新興電気自動車(EV)メーカーLucid Group (以下、ルーシッド)とウーバー(Uber)は7月17日、ウーバーの配車サービスプラットフォーム専用に開発された次世代プレミアムグローバルロボタクシープログラムを発表した。
・ウーバーは、2026年後半に米国主要都市(一都市を選定)で新しいロボタクシーサービスを開始予定。ルーシッドのフルサイズ電気SUV「グラビティ(Gravity)」のソフトウェア定義車両(SDV)アーキテ

Pony.ai、第7世代の自動運転Robotaxiが量産段階へ
・自動運転を手掛ける小馬智行(Pony.ai)は7月14日、北汽集団傘下の新エネルギー車(NEV)ブランドARCFOX(極狐)のコンパクト電気SUV「αT5」をベース車両とし第7世代の自動運転システムを搭載したRobotaxiが、広東省深圳市で公道テストを開始したと発表した。
・第7世代Robotaxiはこれまでに、広汽埃安(Aion)と共同開発した「覇王竜」Robotaxiをはじめ、複数モデルが量産段階に入り、公道テストを実施して

広西汽車集団、広西チワン族自治区で無人運転車両の開発と運用を推進
・広西汽車集団(Guanxi Automobile Group Co., Ltd.)は7月11日、広西チワン族自治区の柳州市政府が主催した展示会に複数モデルの無人運転車両を出展したと発表した。
・また、同集団傘下の柳州五菱汽車工業(Liuzhou Wuling Automobile Industry Co., Ltd.)は、テック企業の広西翃芯科技有限公司と、無人運転専用車両を共同で開発するプロジェクトに調印した。両社は無人運転の巡

神州租車、百度Apolloと自動運転レンタカーサービスを開始
・レンタカー・配車サービスの大手である神州租車は7月8日、百度Apolloと共同で一般向けの自動運転レンタカーサービスを発表した。
・自動運転レンタカーサービスは、百度ApolloのL4レベル自動運転プラットフォームを導入し、神州租車の全国ネットワークと運行ノウハウを融合し、中国で初めて自動運転・全行程セルフサービス化を実現したもの。
・車両は百度Apolloがカスタマイズしたモデルで、最大3人乗車可能。レンタカー利用料金は、既存サ

Grab、韓国のA2Zと提携しシンガポールで自動運転電気シャトルバスの試験運行を開始
・配車サービスのGrabと自動運転技術を手掛ける韓国のAutonomous A2Z (A2Z)は7月8日、シンガポールで自動運転電気シャトルバスの初の試験運行を開始したと発表した。このシャトルは、Grab本社があるワンノース(one-north)と最寄りのMRT駅を結ぶ全長3.9kmの固定ルートで、同社の従業員を輸送する。
・11個のセンサーを搭載し、100時間を超える訓練を経たシャトルは、シンガポールの道路を安全に走行できるよう設

BYD、自動駐車機能での事故損害を自社で補償へ 安全性強調
・BYDは7月9日、中国市場において同社が提供するレベル4相当の自動駐車機能を使用中に発生した事故の損害について、同社が全面的に補償すると発表した。
・対象となるのはBYDの運転支援機能「天神之眼 (DiPilot)」を搭載する車両。ユーザーは自動駐車機能の利用中に発生した事故に関して、保険会社ではなく、BYDのアフターサービスに直接連絡すれば事故対応を受けられる。これにより、保険を使わずに済むため、翌年の保険料が上がらないメリット
