IT・ソフトウェア
Ficosa、先進車両のサイバーセキュリティ向上を目的としたSELFYプロジェクトのパイロットテストを支援
・Ficosa Internationalは7月22日、オーストリアおよびスペイン・カタルーニャ州バッシュ・パナデス(Baix Penedès)にあるApplus+ IDIADAのADAS/CAVテストサーキットで実施された、欧州SELFYプロジェクトのパイロットテストに貢献したと発表した。このテストでは、実際の大都市環境を再現し、交通弱者の95%以上およびセキュリティ侵害の90%以上を検出することに成功した。
・本プロジェクトは

Elektrobit、HighTecと共にInfineonのDrive Coreを用いてRustをAUTOSAR Classicに統合
・Continental傘下のElektrobit Automotiveは7月21日、ドイツのコンパイラべンダーHighTec EDV-Systeme及びInfineon Technologiesと提携したと発表した。3社はInfineonのAURIX TC4xマイクロコントローラー用Drive Coreを用いてRust言語のアプリケーションをAUTOSAR Classic基本ソフトウェアに統合した。
・この提携によりElektr

華晨BMW、南京市に子会社IT研究開発センターを設立へ
・BMWグループは7月18日、華晨BMWが全額出資してIT研究開発を担う子会社の宝馬(南京)信息技術有限公司を南京市に設立すると発表した。BMWグループがグローバルに展開する6つのIT研究開発センターのうちの1つとなる。グループにとっては中国に初めて設立する施設となり、アジアでは最大規模となる。
・この新会社は、2021年に設立された領悦数字信息技術有限公司の南京支社(LingYue Digital Information Tech

上海市、コネクテッドNEVの産業集積区の構築に向け始動
・上海市嘉定区は7月18日、コネクテッド新エネルギー車(NEV)の産業集積区(産業クラスターエリア)となる上海智能網聯新能源汽車産業集積区(Shanghai Intelligent Connected New Energy Vehicle Industry Cluster Area)の構築を開始すると発表した。
・発表イベントでは、上汽集団傘下のハイエンド電気自動車(EV)ブランド智己汽車(IM Motors)、上汽VW、上汽アウデ

メルセデス・ベンツ、マイクロソフトのアプリで車内での生産性を向上、新型「CLA」からスタート
・メルセデス・ベンツは7月16日、車両にマイクロソフトのビジネスツールを追加することで、車内での生産性向上を図っていると発表した。
・まずコンパクトセダンの新型「CLA」から、アップデートされた「Meetings for Teams」アプリが利用できるようになる。通話中に車両に搭載された内蔵カメラが使用でき、運転中でも利用可能。最新版のアプリでは、ドライバーは車載カメラを使ってビデオ通話で映像を共有することが可能。安全の確保と現地の

CARIAD、VWグループ全車両向けのデジタルプラットフォームを構築
・VWのソフトウェア部門CARIADは7月16日、VWグループのコネクテッド車両フリート向けの拡張可能なプラットフォーム(Connected Car Ecosystem)を構築していると発表した。これはすべてのデジタル顧客機能の根幹を成すもので、これにより、CARIADの開発チームは当然ながら、アウディ、ポルシェ、VWなどのグループ傘下のブランドも自ら新機能の作成や展開が可能になるという。
・インターネットに接続された車両であれは、

現代自と起亜、最新モデルにGoogleナビゲーション機能を統合
・起亜は7月14日、欧州市場戦略モデルの新型ミッドサイズ電気セダン「EV4」に、GoogleのPOI (Points of Interest:注目地点)機能を搭載すると発表した。この機能により、ナビゲーションシステムが強化され、周辺施設や目的地に関する詳細情報の提供を通じて、ドライバーの利便性とコネクティビティの向上が期待されている。
・GoogleのPOIは、「EV4」において生産初期から標準搭載される予定。また、コネクテッドカー

BMW中国、Momentaと提携 中国向け運転支援ソリューションを開発へ
・BMW中国は7月15日、中国の自動運転開発企業Momenta (北京初速度科技)と提携したと発表した。
・この提携では、BMWのノイエ・クラッセ(Neue Klasse)プラットフォームをベースにしたモデル向けのソフトウェア開発に焦点を当て、Momentaの「飛輪」大規模モデルに基づく中国市場専用の運転支援ソリューションを共同で開発する。
・同ソリューションは、中国で生産されるBMWの新世代モデルを含む複数のモデルに搭載される予定

CARIAD、車両の不具合を検出するAI式予知保全システムを発表
・VWのソフトウェア部門CARIADは7月11日、将来発生しうる車両の不具合を事前に検知するAI式Predictive Maintenance (予知保全)システムの開発に取り組んでいると発表した。
・このシステムは機械学習を用いて車両データを分析し摩耗の兆候を早期に発見する。得られたデータと正常品のデータを200以上の主要指標と高度なアルゴリズムに基づいて比較し不具合の有無を判断する。
・システムは潜在的な不具合が見つかるとイ

中国一汽、吉林大学と戦略的提携深化に関する協定を締結
・中国一汽は7月12日、吉林大学(Jilin university)と戦略的提携深化に関する協定を締結したと発表した。
・協定によると、両者はコネクテッド新エネルギー車(NEV)、人工知能(AI)、高性能車両用の新素材、車両・道路・クラウド・ネットワーク・衛星の協調技術などのコア技術に焦点を当てる。さらに、先端技術研究開発、ハイエンド人材育成、高品質な製品の普及とサービスなどの分野において、全方位的な協力を深化させていく。
中国一汽
