EU ユーロNCAP、初めてとなる重量級トラック安全格付けテストの詳細を発表 ・Euro NCAP (ユーロNCAP)は4月24日、NCAP24イベントにおいて、将来のトラック安全格付けと、トラック性能の評価・ベンチマーク方法を展示・公開すると発表した。ユーロNCAPの将来の格付けスキームは、現行のEUトラック安全規制をさらに進化させ、より速やかな評価に繋がるように作られているという。 ・過去1年間、ユーロNCAPは自動車メーカーと緊密に協力してテストを開発し、欧州中のさまざまな利害関係者と協議を行ってきた。 2024年04月25日(木) 欧州の政策 トラック・バス 欧州の政策 トラック・バス
EU 欧州理事会、Euro 7規制を採択 ・欧州理事会は4月12日、車両の排出ガス規制とバッテリーの耐久性に関する規則を定めたEuro 7規制を採択したことを発表した。これは意思決定手続きの最終段階となる。 ・欧州議会議長および閣僚理事会議長が署名した後、本規則は欧州連合官報に掲載され、その掲載から20日目に発効する。 ・Euro 7規制は乗用車、バン、大型車を一つの法律でカバーし、排気ガスやブレーキから排出される大気汚染物質のさらなる削減を目指す。乗用車とバンについては、 2024年04月16日(火) 欧州の政策 欧州の政策
EU 欧州自動車メーカーCEO、グリーン転換に関する緊急行動を要請 ・欧州自動車工業会(ACEA)は4月10日、欧州の主要自動車メーカー(ルノー・グループ、DAF Trucks、イベコグループ、メルセデス・ベンツ、VW、スカニアなど)のCEOらが欧州委員会の気候担当委員と会談し、自動車部門のグリーン転換について協議したと発表した。 ・欧州の自動車メーカーとサプライヤーは、世界的な競争、コスト上昇、進化する電気自動車(EV)市場といった課題の中で、欧州での生産を維持することを目指している。これら課題 2024年04月15日(月) 欧州の政策 ルノー メルセデスベンツ DAF イベコ VW スカニア 完成車 欧州の政策 ルノー メルセデスベンツ DAF イベコ VW スカニア 完成車
EU ウズベキスタン EU、ウズベキスタンと重要原材料に関する戦略的パートナーシップを確立 ・欧州委員会は4月5日、EUとウズベキスタンが、重要原材料(CRM)に関する戦略的パートナーシップを開始する覚書に署名したと発表した。この戦略的パートナーシップは、持続可能なCRMバリューチェーンの統合、CRMサプライチェーンの弾力性向上、パートナーシップの成果であるプロジェクトへの資金動員、CRMバリューチェーンの発展に必要なインフラ整備、研究・技術革新に関する協力などに焦点を当てている。 ・ウズベキスタンは、銅、モリブデン、金 2024年04月12日(金) 欧州の政策 EVバッテリー 欧州の政策 EVバッテリー
EU 欧州議会、重量級車両のCO2排出量削減のための新ルールを採択 ・欧州議会は4月10日、すでに欧州理事会では合意済みの新型重量級車両(HDV)のCO2排出量削減目標を強化するための新たな施策を採択した。新型トラック、バス、トレーラーからの排出ガスに対応するこの新ルールは、賛成341票、反対268票、棄権14票で「欧州議会議員(MEP)」によって承認された。 ・大型トラック(ゴミ収集車、ダンプカー、コンクリートミキサーなどの職業用車両を含む)とバスからのCO2排出量は、2030~2034年に45% 2024年04月12日(金) 欧州の政策 トラック・バス 欧州の政策 トラック・バス
EU EU、代替燃料のインフラ整備に4.2億ユーロの資金援助を発表 ・欧州連合(EU)は4月10日、代替燃料インフラ整備分野の42のプロジェクトに4億2,400万ユーロ超を助成すると発表した。プロジェクトは、欧州の交通分野のインフラプロジェクトを支援するEUの資金援助プログラム「コネクティング・ヨーロッパ・ファシリティー(CEF)」の代替燃料インフラ基金の下で選定された。 ・今回の選定により、AFIFが欧州横断輸送ネットワーク(TEN-Tネットワーク)沿いに電気自動車(EV)用充電ポイント約4,20 2024年04月11日(木) 欧州の政策 充電インフラ 水素インフラ 欧州の政策 充電インフラ 水素インフラ
EU 米国 EU、重要原材料に関する協力拡大で国際パートナーと合意 ・欧州委員会は4月5日、EU、米国及びその他の鉱物資源安全保障パートナーシップ(MSP)参加国にカザフスタン、ナミビア、ウクライナ、ウズベキスタンを加えて鉱物資源安全保障パートナーシップフォーラム(MSPフォーラム)を発足させたと発表した。このフォーラムは世界のグリーン・デジタル移行に不可欠な重要原材料(CRM)に関する協力に向けた新たなプラットフォームとなる。 ・欧州委員会が発表した重要原材料クラブ(CRM Club)はMSPフ 2024年04月10日(水) 欧州の政策 欧州の政策
ドイツ フラウンホーファー研究機構、ハノーバーメッセでデジタルバッテリーパスポートの開発を発表へ ・フラウンホーファー研究機構生産システム・デザイン技術研究所(IPK)は4月2日、バッテリーパスコンソーシアム(Battery Pass Consortium)がデジタルバッテリーパスポートを導入するための内容や技術に関する枠組みや推奨事項を策定中だと発表した。 ・EU域内で2027年2月以降に新たに販売される容量2kWh以上の電気自動車(EV)用トラクションバッテリーにはデジタルバッテリーパスポートが必要となる。 ・IPKは4 2024年04月05日(金) EVバッテリー 欧州の政策 IT・ソフトウェア EVバッテリー 欧州の政策 IT・ソフトウェア
日本 EU EUと日本、先端材料に関する対話を強化 ・欧州委員会は4月2日、EUと日本が経済の重要分野で使用される新素材の開発で協力し、東京で「EU-Japan Enhanced Dialogue on Advanced Materials (日・EU先端材料に関する対話の強化)」を開始すると発表した。 ・このEU-Japan Enhanced Dialogue on Advanced Materialsは、重要金属の代替となる新材料やパワーエレクトロニクス用先端材料の開発など、材 2024年04月04日(木) 日本の政策 欧州の政策 日本の政策 欧州の政策
EU ACEA、老朽化車両の排ガス問題に向け、よりクリーンな自動車への移行を求める ・欧州自動車工業会(ACEA)は3月28日、「欧州の道路における自動車」に関する最新報告書の中で、老朽化車両に焦点を当て、よりクリーンなモデルへの移行の必要性について発表した。効率の悪い技術を搭載した古い車両は排出ガスの増加の一因となっている。欧州の自動車の平均車齢は現在12.3年で、ギリシャとエストニアでは17年、車種別でみるとトラックでは13.9年に達している。2018年以降、自動車の平均車齢は約1年上昇している。 ・老朽化した 2024年04月01日(月) 欧州の政策 完成車 欧州の政策 完成車
EU ノルウェー EUとノルウェー、バッテリーのバリューチェーンに関するパートナーシップに調印 ・欧州委員会は3月25日、EUとノルウェー王国が、持続可能な陸上原材料とバッテリーのバリューチェーンを開発するための覚書に調印したと発表した。これは、EU・ノルウェー・グリーン・アライアンス(EU-Norway Green Alliance)の一環である。地理的な近接性に支えられたEUとノルウェーの緊密な統合により、貿易途絶のリスクを低減するとともに、経済全体の競争力を高め、質の高い雇用を創出することができる。 ・本覚書により、共 2024年03月28日(木) EVバッテリー 欧州の政策 EVバッテリー 欧州の政策
EU フランス ルノー・グループCEO、欧州自動車産業の復活を呼びかけ ・ルノー・グループは3月19日、CEOのLuca de Meo氏が欧州の主要な意思決定者に対し、自動車産業のエネルギー転換を進め、産業の再生を促進するための集団行動を促したと発表した。同CEOは、欧州にとっての自動車産業の重要性と、中国の電動化モデルの優位性が貿易赤字を拡大させている問題を強調している。MG、BYD、テスラといったブランドが、特に中国から欧州への輸出を牽引しているという。 ・de Meo氏は、電気自動車(EV)、ソ 2024年03月22日(金) ルノー 欧州の政策 完成車 ルノー 欧州の政策 完成車
EU 欧州理事会、重要原材料法を最終承認 ・欧州理事会は3月18日、重要原材料の安全かつ持続可能な供給を確保する枠組み(いわゆる重要原材料法:CRMA)を制定する規則を採択した。これは意思決定手続きの最終段階となる。 ・CRMAは欧州議会議長および欧州理事会議長の署名後EU官報に掲載されその20日後に発効する。CRMAはEUの採掘プロジェクトの許可手続きに明確な期限を導入する。 ・また、加盟国に国家調査計画の策定を義務付け、採掘、加工、リサイクル、輸入源の多様化に関する 2024年03月22日(金) 欧州の政策 欧州の政策
EU 欧州議会、ユーロ7排ガス規制を承認 ・欧州議会は3月13日、欧州議会議員 (MEP)が乗用車、バン、バス、トラック、トレーラーからの排出ガスを削減するユーロ7排ガス規制を承認したと発表した。 ・欧州議会はユーロ7に関する欧州理事会との合意を賛成297票、反対190票、棄権37票で採択した。合意の発効には欧州理事会の正式な承認が必要となる。 ・乗用車とバンについては、現行のユーロ6の試験条件と排気ガス規制値が維持される。バスとトラックについては、現行のユーロ6の試験条件 2024年03月19日(火) 欧州の政策 欧州の政策
EU 欧州議会、大型ゼロ・エミッション・トラックの重量・寸法規則の改正案を支持する立場を採択 ・欧州議会は3月12日、道路輸送に使用する車両の最大重量や寸法上限を定めるEU規則について、ゼロ・エミッション・トラックの使用を奨励するための改正案に対する見解が、賛成多数 (賛成:330票、反対:207票、棄権:74票)で採択されたと公表した。本改正案は、2024年6月の欧州議会選挙後も引き続きフォローされるという。 ・欧州議会はバッテリーや燃料電池を搭載するためのスペースと重量を補い、積載量を増やすために、ゼロ・エミッション・ト 2024年03月14日(木) 欧州の政策 トラック・バス 欧州の政策 トラック・バス
EU 中国 EU、中国製EVに関税賦課の可能性 ・3月5日付の欧州の複数メディアの報道によると、欧州委員会は、遡及して課税できるよう中国製の電気自動車(EV)輸入の税関登録を数日以内に開始し、中国国内で不当な補助金の提供があるとの疑いに関する調査の一環として、暫定的な関税を課す可能性がある。 ・この調査は11月までに終了するが、欧州連合(EU)は7月にも暫定的な関税を課す可能性が高い。 Based on multiple sources 2024年03月07日(木) 欧州の政策 関税 完成車 欧州の政策 関税 完成車
EU 欧州委員会、代替燃料インフラ施設に10億ユーロを拠出へ ・欧州委員会は2月29日、代替燃料インフラ(Alternative Fuels Infrastructure Facility: AFIF)提案募集の目的は代替燃料供給インフラの展開を支援して欧州横断輸送ネットワーク(TEN-Tネットワーク)と共に輸送の脱炭素化に貢献することだと発表した。 ・第2次AFIF (2024-2025年)はEUの主要輸送回廊・拠点の一般アクセス可能な充電・水素補給ステーションにおける代替燃料インフラ(A 2024年03月06日(水) 欧州の政策 充電インフラ 水素インフラ 欧州の政策 充電インフラ 水素インフラ
EU 欧州自動車部品工業会、欧州議会による標準必須特許規則の採択を歓迎 ・欧州自動車部品工業会(CLEPA)は2月28日、欧州議会が標準必須特許(SEP)規則を採択したことを歓迎すると発表した。CLEPAによると、これは競争力のある欧州自動車産業の保護に役立つという。 ・EUの自動車部品メーカーは、eモビリティ、コネクティビティ、自動化などの分野の研究開発に年間300億ユーロを投資し、毎年3万9,000件以上の特許を登録している。今回の議会での合意は、イノベーションを生み出す企業にとって、利用しやすく 2024年03月04日(月) 欧州の政策 欧州の政策
EU 欧州自動車工業会、欧州委員会の自動車産業における標準必須特許ライセンシングフレームワークの提案を支持 ・欧州自動車工業会(ACEA)は2月16日、欧州委員会の自動車産業における標準必須特許 (SEP :Standard Essential Patent)ライセンシングフレームワークの提案を支持し、迅速な採択を求めると発表した。自動車業界のSEPは、主にセルラー接続規格に関するもので、車載WiFiのような機能に不可欠となる。SEPに関する現在のEU法の欠如は法的不確実性を生み出し、SEP保有者が実施者より有利となっている。提案されたS 2024年02月20日(火) 欧州の政策 完成車 欧州の政策 完成車
EU 欧州自動車工業会等、使用済み自動車の解体規則に懸念を表明 ・欧州自動車工業会(ACEA)は2月14日、EUが廃車規則(End-of-life Vehicles Regulation: ELVR)案の中で解体義務の拡大を提言していると発表した。 ・それぞれ欧州の自動車メーカー、車両リサイクル業者、自動車サプライヤーを代表するACEA、欧州リサイクル産業連盟(EuRIC)、欧州自動車部品工業会(CLEPA)はこの拡大案に対して以下の意見を取りまとめた。 ・ACEA、EuRIC、CLEPAは 2024年02月19日(月) 欧州の政策 欧州の政策