ボルボ
スウェーデンのNovo Energy、セル技術開発子会社をボルボ・グループに売却
・スウェーデンのバッテリーメーカーNorthvoltとボルボ・カーの合弁会社NOVO Energyは7月1日、ボルボ・グループが同社の子会社NOVO R&Dを買収することで合意したと発表した。
・この取引の完了に伴いNOVO R&Dの全従業員はボルボ・グループに移籍した。研究所とそのスタッフはスウェーデン・ヨーテボリ(Gothenburg)のエリクスベリ(Eriksberg)にある現在の施設で業務を継続する。
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ルノー・ボルボ・CMA CGM合弁の仏Flexis、2026年の電気商用車発売に向けエンブレムを公開
・ルノー・グループ、ボルボ・グループ、CMA CGMの合弁となる商用車メーカーのFlexis (フレクシス)は6月30日、初の小型電動商用車(LCV)の2026年までの発売に向け、エンブレムとビジュアルアイデンティティを公開した。エンブレムはコネクテッドEVとデジタルサービスにより、スマートかつクリーンで効率的な都市の物流を築くというFlexisの企業理念を象徴している。
・このエンブレムはFlexisの全モデルのフロントとリアに装

ボルボ・グループ、スウェーデン・シュブデ工場の脱炭素化に向け4,900万ユーロの資金確保
・ボルボ・グループは6月24日、スウェーデン・シュブデ(Skovde)のエンジン工場がEUイノベーション基金から同工場のカーボンスマート工場プロジェクト「SPACE」を支援する目的で最大4,900万ユーロの資金提供を受けると発表した。
・このプロジェクトでは、シュブデ工場における製造プロセスからCO2排出量の大幅削減を目指している。
・ボルボは従来の高炉をグリーン電力による電気炉に置き換え、プロパンガスの代わりによりクリーンな燃料と

ダイムラートラックとボルボ・グループ、商用車のSDVプラットフォーム開発で合弁会社を設立
・ダイムラートラックとボルボ・グループは6月17日、次世代のSDVプラットフォームで商用車産業を変革することを目指す合弁会社、Coretura ABを設立したと発表した。
・新合弁会社はスウェーデン・ヨーテボリ(Gothenburg)に拠点を置き、2025年6月初旬から事業を開始した。新たな業界標準を確立し、参加企業それぞれの自社商品向けデジタルアプリケーションの独自開発を支える狙いがある。Coreturaは従業員数約50人でスター

ボルボ・トラック、より安全な運転のためのジオフェンシング速度制御システム「Safety Zones」を導入
・ボルボ・トラックは6月10日、ジオフェンシング技術を使用して特定のエリアでトラックの速度を自動的に制限するシステム「Safety Zones」の導入を発表した。同機能は、道路の安全性を向上させ、ドライバーのストレスを軽減することを目的として提供されるサービスの1つ。
・フリート管理者は「Safety Zones」によって、自ら定義した地理的ゾーンに速度制限を設定できる。トラックがそのゾーンに高速で進入した場合、エンジンブレーキを使

Milence、2027年までにEU10カ国で284基のメガワット充電器を展開へ
・ダイムラートラック・トレイトン・ボルボによるトラック向け急速充電ネットワーク合弁会社であるMilenceは6月2日、EUの代替燃料インフラ支援(Alternative Fuels Infrastructure Facility: AFIF)を受け、2027年までにEU10カ国の71カ所に、合計284基のメガワット充電システム(MCS)を設置すると発表した。これらの充電拠点は、欧州におけるゼロエミッショントラック輸送の拡大を支援する

ボルボ・バス、エジプトのGB Autoと提携し中東・アフリカ地域で事業拡大へ
・ボルボ・バスは5月28日、エジプトで自動車の組立および販売を手掛けるGB Autoと覚書(MoU)を締結したと発表した。提携により、エジプトから中東・アフリカ地域へのボルボ製バスの輸出増につなげたいという。
・提携の一環で、GB Autoはエジプトの紅海に面したアイン・スクナ(Ain Sokhna)にあるバス工場への投資と改修を行う。ボルボ・バスは技術面での知識の共有、ビジネス経験などに基づいてGB Autoを支援するという。また

ボルボ・トラック、航続距離600kmの重量級電気トラック「FHエアロ エレクトリック」を2026年に発売へ
・ボルボ・トラックは5月20日、eアクスルを搭載する長距離電気トラック「FHエアロ エレクトリック(FH Aero Electric)」を2026年第2四半期に発売し受注を開始すると発表した。
・新型の「FHエアロ エレクトリック」は急速充電が可能で、1回の充電での航続距離は最長600km。また、メガワット充電システム(MCS)に対応し、バッテリー残量20%から80%の充電所要時間は40分間である。
・6x2構成ではサポートアクスル

ボルボ・グループ、豪州工場で重量級電気トラックの製造を開始へ
・ボルボ・グループは5月15日、オーストラリア・クイーンズランド州ブリスベンにあるWacol工場で同国初となる重量級電気トラックの生産を開始すると発表した。生産は2026年に開始予定。豪州の製造能力が拡大することになる。
・同社は現地物流会社Linfoxより、豪州において最大規模となる重量級電気トラック30台を受注しており、そのうち10台を納入した。受注の内訳は「FM」29台と「FH」1台の計30台となっている。この30台中、豪州製

ボルボ・トラック、航空宇宙産業から着想を得た新空力特性をトラックに導入
・ボルボ・トラックは5月12日、航空宇宙産業の概念を応用し、重量級トラックの空力特性を改良すると発表した。トラックキャブにこれらの改良を施すことで、空気抵抗、燃料消費量、CO2排出量の大幅な削減が見込めるという。
・「FHエアロ(FH Aero)」は、空気抵抗の低減を目的に設計されたボルボの最新技術を採用する最初のトラックとなる。キャブエアフロースタビライザー、拡張エアディフレクター、改良型シャシーフェアリングなどに軽微な設計変更を

ボルボ・グループ、ブラジルで新型電気バスシャシーBZRTの生産を開始
・ボルボ・グループは5月8日、ブラジル・クリチバ(Curitiba)工場で独占的に連節バスおよび二連節バス向けのBZRT電気バスシャシーの生産を開始したと発表した。BZRTは世界中のBRT(バス高速輸送)システムへの輸出準備が整っているという。
・二連節バス向けのBZRTは全長28m、最大定員は250人で、二酸化炭素排出量はゼロ、騒音レベルは低い。200kWの電気モーター2基にボルボのIシフトをベースにした2速ATを組み合わせ、最高
