ボルボ
IAA 2024 : ボルボ・トラックが多様な製品ラインナップとeアクスルを披露へ
・ボルボ・トラックは7月11日、2024年9月17-22日にドイツ・ハノーバーで開催される国際商用車ショー(IAA Transportation 2024)において、バッテリー電気駆動システム、燃料電池、再生可能燃料を使用した内燃エンジンなどを搭載した多様な製品ラインナップを公開すると発表した。
・同社は、カメラモニターシステム(CMS)搭載の 4x2「FHエアロ エレクトリック(FH Aero Electric)」、HVO (Hy
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ボルボ・グループ、スウェーデンのマリエスタード市にバッテリーセル工場の建設用地を確保
・スウェーデンのマリエスタード市は7月10日、ボルボ・グループが大型車向けバッテリーセル工場の建設用地として同市Korstorpの土地の使用権を獲得したと発表した。ボルボはこの土地に2億4,300万クローナ(約36億7,000万円)を支払う予定。
・ボルボは土地使用権の取得に伴い、2024年夏以降に土地環境裁判所に環境許可を申請する予定。
・2022年、ボルボ・グループはスウェーデンに大規模なバッテリーセル生産施設を設立すると発表し
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ボルボグループと加Westport Fuel Systems、再生可能燃料/水素を燃料とする内燃エンジン技術の合弁会社を設立
・ボルボグループとカナダの代替燃料システム設計・開発・販売会社Westport Fuel Systemsは7月5日、WestportのHPDI (High Pressure Direct Injection)燃料システム技術発祥の地であるブリティッシュコロンビア大学( University of British Columbia)で、新たに設立した合弁会社の発足を祝ったと発表した。
・両社はHPDI技術の商業化を共同で推進・展開し
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ボルボの電気バス、ブラジル・クリチバ市の公共交通機関に導入
・ボルボのブラジル法人Volvo do Brasilは6月27日、市街地、都市間、通勤向けの新しいグローバルプラットフォーム「BZRエレクトリック(BZR Electric)」をベースにした電気バスの試験運行期間が完了し、南部クリチバ(Curitiba)市の公共交通機関に導入されると発表した。
・ボルボ・バス・ラテンアメリカの電動モビリティ担当役員のAlexandre Selski氏は、この車両の導入が認められたのは、試験段階でエネ
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ボルボ・バス、2024年中の脱炭素化サプライチェーン実現に向けAIを導入
・ボルボ・バスは6月25日、2024年中に完全に脱炭素化されたサプライチェーンを実現するためAIを活用すると発表した。
・同社ではバスに搭載されている部品とそのサプライヤーの情報を収集し、外部環境データと組み合わせて各材料の温室効果ガス排出量を計算する。AIは得られた情報を基にサプライヤー向けの排出量削減推奨事項を作成すると共に環境負荷の低い代替部品を提案する。
・このAIツールは段階的に導入され2025年初めまでの完全運用を目
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cellcentric、ドイツ・エスリンゲンに燃料電池システムのパイロット生産施設を開設
・ダイムラートラックは6月20日、同社とボルボグループが折半出資する燃料電池の合弁会社セルセントリック(cellcentric)が長距離トラック用燃料電池の大規模生産に向けて、ドイツ・シュトゥットガルト近郊のエスリンゲン(Esslingen)にパイロット生産施設を開設したと発表した。cellcentricは、10年後までに持続可能な大型輸送に不可欠な燃料電池ソリューションの開発を目指す。また、同社は、生産からメンテナンスやリサイクル
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ボルボ・トラック、2024年下半期に新エンジン「D17」搭載の「FH16」シリーズを生産開始へ
・ボルボ・トラックは6月11日、「FH16」トラックにユーロ6対応の新型17L エンジン「D17」を搭載し、性能が向上したと発表した。トルクが7%アップし、燃費が5%低減された。
・新型エンジン「D17」は3種類設定され、出力は (600hp、700hp、780hp)で、トルクはそれぞれ3,000Nm、3,400Nm、3,800Nm。ギアボックスは、3,800Nmまでのトルクに対応できるよう改良された。3,000Nmと3,400Nm
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Milence、重量級電気トラック向けの送電網整備に向けた報告書を公表
・ダイムラートラック、TRATONグループ、ボルボ・グループの合弁会社で商用車向け急速充電インフラを手掛けるMilenceは6月5日、重量級車両の電動化と欧州における将来の電力網整備について報告書をまとめた。
・欧州委員会が制定したEU域内の送電網(グリッド)整備に向けた行動計画は、気候目標を達成するためには電力網インフラの整備に2030年までに約6,000億ユーロを投じる必要があることを示している。
・Milenceは送電網事業者
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ボルボグループと加Westport Fuel Systems、持続可能なエンジン技術に関するJV取引を完了
・ボルボグループとカナダの代替燃料システム設計・開発・販売会社Westport Fuel Systemsは6月3日、長距離トラックおよびオフロード用途におけるWestportのHPDI (High Pressure Direct Injection)燃料システム技術の商業化と世界的な普及を加速させるための合弁事業(JV)取引を完了したと発表した。
・両社は、世界中のOEMによるHPDIの使用を加速させるために協力していく。このJV
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ボルボ・トラック、2026年に水素内燃エンジントラックの路上試験を開始へ
・ボルボ・トラックは5月23日、水素内燃エンジンを搭載したトラックを開発中であると発表した。同社は、2026年に顧客との路上試験を開始し、2020年代の終わりまでにトラックの商業利用を開始する予定。
・これらの水素内燃エンジントラックは、バッテリー電気トラック、燃料電池電気トラック、バイオガスや水素化植物油(Hydrotreated Vegetable Oil: HVO)などの再生可能燃料で走るトラックなど、ボルボの既存の代替燃料の
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