サーマルマネジメント
独Handtmann Systemtechnik、欧州バッテリーショーでバッテリーのイノベーションを発表
・ドイツの金属・樹脂加工メーカーHandtmann Systemtechnikは4月24日、2025年の欧州バッテリーショー(Battery Show Europe)でバッテリーシステムのラインナップを紹介すると発表した。同社はリン酸鉄リチウム(LFP)セル技術をベースとした電圧1,000V以下で数MWhの容量を実現したモジュール式バッテリーシステムを発表する。量産開始は2026年初めの予定。
・同社はコンパクトで最大出力300kW

上海MS2025 : Schaeffler、電動化とインテリジェントソリューション出展へ
・Schaeffler AG (シェフラー) は、4月23日から5月2日まで開催される上海モーターショー2025で、電動化とインテリジェントソリューションを出展すると発表した。Vitesco Technologiesとの合併後、初の出展となる。
・同社はコントローラー、800Vシリコンカーバイドパワーモジュール、バッテリーマネジメントシステム、サーマルマネジメントシステム、eモーター、eドライブなどが展示される。これらは、48Vマイ

Eberspaecher、ポーランドに電気バス/コーチ向け熱管理システムを製造する新工場を開設
・Eberspaecher Group (Eberspaecher) は、ポーランドのPrzylesieに12,500平方メートルの新生産工場を開設したことを発表した。従来のOlawa工場と比べて生産能力が30%増加する。
・新工場では、電気バス/コーチ向け熱管理システムを製造しており、2025年1月からバス用空調システムAC138 EVOの生産を開始する。
・当初の従業員数は約100人で、年間最大2万台のシステムを生産し、今後3~

BMW、シュタイヤー工場がEVの航続距離を15%向上させる熱管理システムを開発
・BMWは11月20日、BMWグループのバッテリー電気自動車(EV)向けの熱管理システムを、オーストリア・シュタイヤー(Steyr)工場が全面的に開発していると発表した。EVは内燃エンジンと異なり廃熱が発生しないが、最高のバッテリー性能を発揮するには適度な温度管理が必要となる。また、暖房や冷房システムがエネルギーを消費することで、航続距離に影響を及ぼすこともある。
・そのため、ヒートポンプと同様に、1kWのバッテリー電力で複数kW
