VW
スイスのEmbotechとCARIAD、VW「ID.3」を用いた安全な自動運転を披露
・スイスのEmbotechとVWのソフトウェア部門CARIADは12月16日、Embotechの自動車両誘導 (Automated Vehicle Marshalling: AVM) システムがCARIADのソフトウェアと円滑に連携することを示す概念実証(PoC)を完了したと発表した。このテストはVWの「ID.3」を用いて実施された。
・実証結果は、量産レベルの自動運転および自動駐車が、複雑な工場や物流環境において安全かつ効率的に運
CARIAD、複雑な交通状況での人間の運転行動をAIでモデル化する研究プロジェクトを発表
・VWのソフトウェア部門CARIADは12月17日、様々な複雑な交通状況における人間の運転行動をより正確に再現するモデルの作成に焦点を当てた研究プロジェクトを発表した。これらのモデルは車両システム上で動作し、様々な運転判断が周囲の道路利用者の行動にどのような影響を与えるかを検証する。
・これらのモデルは、報酬を用いて意思決定を改善するAI手法である強化学習(RL)に基づいているという。車両システムは、実際の運転データから生成された報
セアト、バルセロナのゾナ・フランカ工場にサーキュラーエコノミーの拠点を新設
・セアトは12月16日、スペイン・バルセロナのゾナ・フランカ(Zona Franca)工場にある第7ワークショップを、車両の解体および部品・コンポーネントの回収を行う新施設に転換したと発表した。同施設は、リサイクルと再利用のための拠点として機能することになる。
・セアトおよびクプラは、本プロジェクトに485万ユーロを投資したほか、PERTEサーキュラーエコノミー・プログラムからさらに132万ユーロの公的資金助成を受けた。
・同施
VW傘下のPowerCo、独ザルツギッター工場で新型Unified Cellの生産開始
・VWグループ傘下のバッテリー会社PowerCo SEは12月17日、ドイツのザルツギッター(Salzgitter)工場の操業を正式に開始し、最初の新型Unified Cellを生産した。
・新しいセルは、最終的な路上試験のためにVWグループの各ブランドに供給され、2026年に発売予定のVW、シュコダ、セアト/クプラの都市型電気自動車(EV)シリーズに搭載される。
・PowerCoは、VWグループのUnified Cell需要の約5
MAN Truck & Bus、2032年までにドイツ鉄道に3,000台超のバスを納車へ
・MAN Truck & Busは12月13日、ドイツの国営輸送・物流会社であるドイツ鉄道(Deutsche Bahn)より3,000台超のバスの受注を獲得したと発表した。納車は2027年から2032年にかけて行われ、同社にとって過去最大の受注となる。車両の多くは電気バスで、ドイツ鉄道子会社で中・近距離輸送を担うDB Regioによりドイツ全土の地域輸送に使用される。
・都市間輸送向けには、「Lion’s Intercity LE」
VW、新型BセグメントEV「ID.ポロ」の量産仕様のプロトタイプを披露
・VWは12月15日、2026年に発売予定の小型電気自動車(EV) 4車種のうち最初のモデルとなるBセグメントEVハッチバック「ID.ポロ(ID. Polo)」の情報を公開するとともに、プロトタイプを披露した。価格は2万5,000ユーロから。同社によると、ワールドプレミアが数カ月後に迫る中、ほぼ量産仕様の「ID.ポロ」のプロトタイプを使用した最終のテスト走行が世界各地で行われているという。
・車体サイズは、全長4,053mm x 全
VWグループ、独ヴォルフスブルクで自動運転走行試験を開始
・VWグループは12月12日、本社のあるドイツのヴォルフスブルク(Wolfsburg)で自動運転研究車両「Gen.Urban」を使った新たな試験段階を開始したと発表した。広範な試験を経て、「Gen.Urban」は実際の都市交通環境での自動運転が可能となる。このプロジェクトでは、ハンドルやペダルがない車に乗った時の乗客の感覚と、それが将来の車両設計にどのような影響を与えるかを研究する。
・デザイナー、ヒューマンファクタースペシャリスト
米UST、アウディとの新たな提携によりイタルデザインの過半数株式を取得へ
・アウディは12月10日、AI主導の技術、デザイン、エンジニアリングに注力する米国企業USTとの提携を発表した。この契約の一環として、USTはイタルデザイン(Italdesign)の過半数株式を取得する。イタルデザインの現親会社でありアウディグループの一員であるランボルギーニは、引き続き相当数の株式を保有することになる。アウディは長期的な戦略的パートナーおよび主要顧客として、イタルデザインとの緊密な関係を維持する予定である。
・今
セアト、スペイン・マルトレル工場に新たなバッテリー組立工場を開設
・VW傘下のセアトとクプラブランドは12月12日、スペインのマルトレル(Martorell)工場に新たなバッテリーシステム組立工場を開設したと発表した。この工場には3億ユーロが投じられ、2年超をかけて建設された。敷地面積6万4,000平方メートルの新バッテリー組立工場は45秒ごとに1つのバッテリーシステムを組み立てることができ、1日あたり最大1,200個、年間30万個の生産能力を有する。
・2026年から、同工場はクプラのEVハッチ
VW傘下の独MOIA、RuterおよびHoloと提携しノルウェー・オスロで自動運転ライドシェア実証を開始
・VWグループ傘下のライドシェアサービス企業MOIAは12月10日、ノルウェーの公共交通事業者RuterおよびデンマークのHoloと提携し、ノルウェー・オスロ(Oslo)で共有型オンデマンド自動運転交通サービスを拡大すると発表した。2026年春より、MOIAは自動運転電気自動車(EV)「ID. Buzz」に加え、運用ソフトウェア、ユーザーアプリ、サポートサービスを含む包括的ソリューションを提供する。
・この提携は、ドイツ・ハンブルク
ポルシェ、先進ソフトウェアとセル化学の改良でバッテリー寿命を延長
・ポルシェは12月9日、スマートバッテリー管理システムと高耐久バッテリーセル化学を採用することでバッテリーの劣化を抑制して長寿命化を図っていると発表した。
・同社では顧客の運転・充電習慣に適応する制御ソフトウェアを導入している。一方、ストレス試験では全試験サイクルの半分で急速充電を行うとともに温度変動、過酷な運転条件、60-100°Cの高温環境にバッテリーを曝して限界性能を検証した。また、走行距離に換算して16万~30万kmに相当
セアト、改良型「イビサ」と「アローナ」の生産開始、納車は2026年1月から
・セアトは12月10日、スペイン・バルセロナのマルトレル(Martorell)工場で改良型のBセグメントハッチバック「イビサ(Ibiza)」とBセグメントクロスオーバーSUV「アローナ(Arona)」の生産を開始したと発表した。いずれも納車は2026年1月開始予定。
・両モデルの主な改良点は、内外装デザインの更新、高効率TSIガソリンエンジン、標準装備の見直し、安全機能の強化など。
・セアトは、2028年までに全ラインナップで電動車
アウディ、2026年上半期にハンガリーでMEBeco電動ドライブの量産開始へ
・アウディのハンガリー法人Audi Hungariaは12月9日、ジェール(Győr)工場で新型MEBeco電動ドライブの量産開始に向けた準備を進めていると発表した。
・プロジェクトは最終段階に入っており、すでに先行量産が始まっているという。アウディは生産ラインの設置や設備の最終調整、品質・能力試験を実施し、すべてが要求基準を満たすよう取り組んでいる。
・MEBecoドライブの組み立てに加え、Audi Hungariaは自社生産の範
VW、新たな多段階拡大戦略の下でエジプト現地生産を計画
・エジプト政府情報局は12月3日、VWがエジプトで自動車生産を開始する計画についてエジプト産業開発担当副首相とVWのCEOがビデオ会議を通じて協議したと発表した。
・VWはエジプトにおける成長に向け、まずEgyptian-German Automotive Company(EGA)で受託生産を開始し、その後東ポートサイド(East Port Said)工業地帯に自社の完全な自動車工場を建設するという多段階計画を提示した。
・協議では
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