・欧州自動車工業会(ACEA)は7月16日、チェコ、ポーランド、ルーマニア、スロバキアの各国自動車協会と共同でACEA中欧・東欧自動車ハブ(CEE Hub)を発足させた。 
・このハブによりACEAと各国自動車協会の協力を強化してEUの政策協議に中欧・東欧の自動車産業の要望を反映させる。CEE Hubはチェコ自動車工業会(AutoSAP)が現地の調整役となり、体系的な政治情報の提供、地域の協調促進、自動車部門に影響を与えるEU法に関

・ステランティスは7月16日、水素インフラの不足、かさむ投資負担、不十分な消費者インセンティブを理由に、水素燃料電池技術の開発プログラムを中止すると発表した。同社は、2020年代末までに水素を動力とした小型商用車の普及拡大は見込めないとしている。
・同社は今年プロワンの燃料電池車の発売を予定していたが、仏オルデン(Hordain)工場での中型バンとポーランド・グリビツェ(Gliwice)工場での大型バンの水素燃料電池車の量産計画を取

・ポーランド政府が支援する新興電気自動車(EV)メーカーElectroMobility Poland (EMP)は7月7日、国家復興計画(KPO)に45億ズウォティ(約1,825億円)の資金を申請したと発表した。この申請には、現地サプライヤーの開発および研究開発への14億ズウォティ(約568億円)の投資が含まれている。
・この資金により、近代的なEV工場や研究開発センターが建設され、ポーランドに本社を構える欧州自動車ブランドがヤヴォ

・ステランティスのポーランド法人Stellantis Polandは7月8日、プジョーが2025年に電気自動車(EV)のラインナップを拡大し、Cセグメント電気SUVの「E-3008」と「E-5008」に新たにデュアルモーターのバージョンを追加すると発表した。
・新たなパワートレインでは、フロントに配置された213hpのモーターと、リアに配置された112hpのモーターを組み合わせ、AWDの最高出力は325hp、最大トルクは509Nmと

・台湾のバッテリーシステムサプライヤーXING Mobility (行競科技)は7月8日、ポーランドの産業グループSKBとポーランド及び欧州全域における液浸冷却バッテリー技術を共同で展開する覚書を締結した。両社はエネルギー貯蔵、電気トラック、電気バス向けの高信頼・高性能なバッテリーソリューションに対する需要増に応える。 
・XINGのバッテリーイノベーションを、SKBのポーランドにおける揺るぎない存在感と組み合わせることで両社は同地

・ポーランドのSKB Groupは7月2日、台湾の台塑新智能科技(Formosa Smart Energy)と覚書(MoU)を締結したと発表した。
・今回の覚書は、電気バス用のプラットフォームの構築、欧州におけるパイロットプロジェクトとデモセンターの設立、V2G機能を備えたインテリジェント充電システムの商業化、モジュール式エネルギー貯蔵システムの開発、および産業顧客向けのAIとエネルギー管理の統合に焦点を当てる。
・SKB Grou

・米カリフォルニア州サンノゼ(San Jose)を拠点とするリチウム硫黄バッテリーのグローバルリーダーLytenは7月1日、ポーランド・グダニスク(Gdansk)にあるNorthvoltのDwa ESS事業を買収したと発表した。 
・この2万5,000平方メートル(約27万平方フィート)のバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)製造・研究開発施設は、欧州最大級のBESS製造拠点であり、Northvolt Systemsの一部門で

・奇瑞汽車は6月30日、ポーランドで開催されたローンチイベントで、CセグメントSUV「ティゴ(Tiggo、瑞虎) 7)」とDセグメントSUV「ティゴ8」を発表し、欧州市場への正式参入を果たした。両モデルには内燃エンジン(ICE)車とプラグインハイブリッド車(PHV)がラインナップされている。
・奇瑞はまた、欧州の消費者に対し、先進的なハイブリッド性能と移動体験を提供する自社開発の奇瑞スーパーハイブリッド(Chery Super Hy

・スウェーデンの鉄鋼メーカーSSABは6月26日、ポーランドのティア1自動車部品サプライヤーであるPolmotorsと、同社の構造用自動車部品およびアセンブリ向けに化石燃料を使用しない鉄鋼の将来的な供給に関する契約を締結したと発表した。 
・この提携は、SSABの低炭素鋼に関する専門知識とPolmotorsの主要OEM向け部品製造の経験とを組み合わせ、過酷な自動車用途において化石燃料を使用しない鉄鋼材料の可能性を探ることを目的として

・カナダのリチウム開発会社Rock Tech Lithiumは6月26日、中国寧波のRonbay Technology (容百科技)と覚書を締結した。Rock Techは自社のグーベン（Guben）コンバーターからRonbayの欧州CAM（正極材）工場にバッテリー用水酸化リチウムを供給する。CAM工場にはポーランド・コニン（Konin）で新たに取得した工場も含まれる。 
・Ronbayは経験豊富なエンジニアリングや建設パートナーを紹

・フィンランドの車両生産受託メーカーValmet Automotiveは 6月10日、ポーランド・ジャリ (Zary) 工場の拡張工事を完了したと発表した。不動産開発会社Panattoniが主導した拡張工事は2025年1月に始まり、8,800平方メートルが増築され、施設全体の面積は2万6,000平方メートルを超えた。
・新たに追加された区画では、プレミアム顧客向けのキネマティックシステムとアクティブ充電フラップを増産する。新エリアは

・インドの自動車部品サプライヤーSamvardhana Motherson International (SAMIL)は5月29日、投資家向けの最新情報として14件の新工場建設プロジェクトが進行中で、うち9件が2025-26年度（2026年3月31日終了）中に稼動すると発表した。
・同社はインドでワイヤーハーネス2工場、家電用照明・エレクトロニクス2工場、航空宇宙部門3工場、技術＆工業ソリューション1工場、自動車用照明・エレクトロニ

・イタリアの産業用不動産開発企業Panattoniは5月27日、フィンランドの車両生産受託メーカーValmet Automotive向けに、新たな製造・物流施設を完成させ、引き渡しを行ったと発表した。この施設は、自動車の空力効率を高める部品の需要増に対応するため、ポーランド・ジャリ(Żary)にあるValmetの既存工場を拡張したものである。
・ジャリ工場では、ドイツ・オズナブリュック(Osnabrück)にあるValmetの研究セ

・江淮汽車(JAC Motors)は5月12日、4月23～26日に開催されたポーランド・ポズナン(Poznań)モーターショーでブランドローンチを行ったと発表した。ローンチに合わせて、7人乗りのCセグメントSUV「JS8 Pro」や中型ピックアップトラック「T9」など、商用車と乗用車の両セグメントから複数の主要モデルを披露した。
・江淮汽車は、同グループの世界戦略における欧州市場重要の姿勢を明らかにした。同社は、製品とサービスの現地

・サウジアラビアを拠点とするモビリティソリューションの有力プロバイダーJameel Motorsは5月8日、ポーランドで先進的な新エネルギー乗用車(NEV)を販売する契約を吉利汽車と締結した。Jameel Motorsはポーランドの顧客に初めてNEVを提供する。 
・Jameel Motorsはまず次世代電気SUV「EX5」とCセグメントのプラグインハイブリッドSUVの2モデル販売する。最初のモデルは2025年第3四半期に販売開始予

・米国の電気自動車(EV)用バッテリー材料メーカーAscend Elementsは5月7日、持続可能な前駆体正極活物質(pCAM)製造施設の建設のために、ポーランドの経済開発技術省から最大3億2,000万ドルの資金を確保したと発表した。pCAMは、電気自動車(EV)に使用されるリチウムイオン電池の製造に欠かせない高付加価値エンジニアリング材料。
・Ascend Elementsはすでに、欧州初の先進pCAM製造施設をポーランドに建設

・広州汽車(GAC)は4月8日、サウジアラビアを拠点とし大手OEMの車両を取り扱うJameel Motorsと契約を締結し、同社の新エネルギー車(NEV)をポーランドで販売する。同市場で配給を行うJameel Motorsが発表した。
・Jameel Motorsは、まずGACのNEVブランド「Aion (埃安)」車と、Aionの先進技術スタックを基盤とするハイエンドラグジュアリーブランド「Hyptec (昊鉑)」車の配給に注力する

・ステランティスは4月7日、ポーランドのティヒ(Tychy)工場でオンデマンド4WDのBセグメントSUVのアルファロメオ「ジュニア(Junior) Ibrida Q4」の生産を開始したと発表した。
・同モデルは、出力136hpの1.2L 3気筒ターボエンジンと21kWhの電気モーター2基をフロントアクスル(6速デュアルクラッチオートマチックギアボックスと統合)とリアアクスルに1基ずつ組み合わせた48Vハイブリッドシステムで駆動し、最

・ジープは3月28日、ポーランドのティヒ(Tychy)工場でBセグメントSUVのAWDマイルドハイブリッド車(MHV)「アベンジャー(Avenger) 4xe」の生産を開始した。まずは、4,806台限定のNorth Faceエディションの生産が優先されているという。
・オフロード性能と電動化による効率性と先進技術を兼ね備えたこのモデルは、1.2L 3気筒ターボエンジンと21kWの電気モーター2基を前後アクスルに搭載し、システム最高出

・ステランティスは3月25日、ポーランドにおいて、54ヘクタールの太陽光発電所プロジェクトを通じたエネルギー転換を進めていると発表した。58MWの発電システムを設置することにより、グリビツェ(Gliwice)、スコチュフ(Skoczów)、ティヒ(Tychy)の生産拠点に電力が供給される。 
・このプロジェクトの主要部分には、欧州最大級のカーポート型太陽光発電システムが含まれており、これは、駐車エリアをソーラーパネルで覆うことで7M