カマズ
露KAMAZ、生産台数増加に向け組立ラインを最適化
・ロシアのカマズ(KAMAZ)は7月16日、カマズ自動車工場のメイン組立ライン(GSK)の平準化により1日当たり240台の生産台数の達成を目指すと発表した。
・同社の生産システムチームは他のスタッフと共にGSKにおける全モデルの組立時間を調査して複数のボトルネックを発見した。ボトルネックには特定の取付手順で計画以上に時間がかかるものやコンベア横の部品等を探し出すのに時間がかかるものがあった。
・GSK-1は締付トルクを一定にするシス

露KAMAZ、エンジン工場におけるトランスファーケースの組立効率を21%向上
・ロシアのカマズ(KAMAZ)は6月22日、生産システムツールを活用した工程改善により、エンジン工場におけるトランスファーケース組立工程の労働生産性が21%向上したと発表した。
・KAMAZのチームは、設備の再配置、作業者の配置変更、トレーニングの実施、作業スペースの有効活用、物流の改善などを実施。これにより、単一シフトによるコンベア生産システムへの移行が可能になった。現在では、1時間あたり1台のトランスファーケースを完成させること

露KAMAZのエンジン工場、新ロボット設備を導入しアクスル生産工程を近代化
・ロシアのカマズ(KAMAZ)は6月10日、タタールスタン共和国ナーベレジヌイェ・チェルヌイ(Naberezhnye Chelny)のエンジン工場で、2基の新ロボットシステムの設定をほぼ完了したと発表した。これらのシステムは、重量級トラック「K5」用ドライブアクスルの部品生産と組立に関する「Bridgesプロジェクト」の重要な部分を占める。
・各ロボットシステムには、2種類の重要部品(後輪ハブとブレーキドラム)を完全に加工できる立型

露KAMAZ、カザン経済フォーラムで次世代「K5」トラックおよびトラクターを展示
・ロシアのカマズ(KAMAZ)は5月14日、タタ―ルスタン共和国の首都カザン(Kazan)で開催された国際経済フォーラム「カザン・エキスポ(KAZAN EXPO)」において、最新技術を搭載した「K5」世代の車両を展示したと発表した。これらの製品は、制裁に対応した新たな部品を使用して生産され、技術的特性と消費者特性が向上しているという。
・同社は、重量級「K5」ファミリーから6x4トラクタートラック「KAMAZ-65956」を展示した

露KAMAZ、新型電気バス「KAMAZ-52222」を発表
・ロシアのカマズ(KAMAZ)は4月28日、モスクワで開催されている電気輸送の展示会Electrotrans (4月28日-30日)で新型の電気バス「KAMAZ-52222」を発表した。
・最新の電気バス「A5」と同世代となる「KAMAZ-52222」は、従来の「KAMAZ-6282」と比較して容量の大きな230kWhのロシア製バッテリーを搭載し、航続距離は少なくとも100kmに延長した。各々の最高出力が180kWの電気モーター2基

露KAMAZ、「K5」世代初の中量級トラックの生産を開始
・ロシアのカマズ(KAMAZ)は4月14日、「K5」世代の新型「KAMAZ-53251」を生産ラインからロールオフしたと発表した。カマズ初の制裁対策仕様の中量級トラックとなる同モデルは、現在ベンチテスト中だという。
・「KAMAZ-53251」は出力307hpのエンジンと9速マニュアルギアボックスを搭載している。積載量は12トンとなる。エアコン、クルーズコントロール、対角10インチスクリーンの車載情報システムを備えた4点サスペンショ

露KAMAZ、ロボットシステムの近代化と拡張計画を発表
・ロシアのカマズ(KAMAZ)は4月11日、プレスおよびフレーム工場で開催されたマスター会議において、生産の近代化および革新的プロジェクトの実施に関する計画が議論されたと発表した。
・2025年には、第1塗装工場に小型部品用の新しい粉体塗装ラインが導入され、塗装工程の時間が3分の1に短縮される見込みである。また、プレス工場には金属ロールの縦方向切断用の新ラインが設置される予定で、横方向切断ラインの近代化についてはすでに完了間近とな

露KAMAZ、「K5」世代のトラックをハイテクモデルに拡張
・ロシアのKAMAZは4月9日、2025年に技術的性能と消費者機能を改善した「K5」世代の新型モデルを導入すると発表した。
・KAMAZは、機器メーカーに向けた輸送用、ヘビーデューティ、全輪駆動、中重量積載車などの次世代トラック「K5」の特殊シャシー生産に重点的に取り組んでおり、6x4ホイール構成の「KAMAZ-65656」トラックトラクター及び「KAMAZ-65657」シャシーから生産を開始する。また、6x6ホイール構成の「KA

露KAMAZ、2028年までに自動運転トラックの量産を開始へ
・ロシアのカマズ(KAMAZ)は4月9日、連邦プロジェクト「無人物流回廊」の一環として、中央環状道路(CRR)で主力トラックの無人自動運転運行テストを開始した。カマズは、重量級トラック「KAMAZ-54901」をベースとする「MAYAK-1」2台と第2世代の「MAYAK-2」1台を含む3台の無人自動運転トラックを提供した。
・現在進行中のプロジェクトの一環として、試作車から量産試作車への移行を発表した。現在使用されている車両は、20

露KAMAZ、2025年にトラック市場シェア50%獲得を目指す
・ロシアのKAMAZは4月4日、同社の開発・商品販売計画の概要を発表した。
・KAMAZは短期的にロシアのトラック市場の50%を獲得する計画。また、2025年にバス2,400台を販売する計画で、電気バスサービス工場の建設も検討しているという。
・KAMAZはバスの生産能力を引き続き増強し、2027年には年間3,000台の生産能力を達成したいとしている。
Based on KAMAZ press release

露KAMAZ、展示会で新モデルの中型バスおよび低床トロリーバスを披露
・ロシアのカマズ(KAMAZ)は3月25日、ロシア・スモレンスク(Smolensk) で地方運輸省の最終会議に合わせて開催された展示会にて、新モデルの中型旅客輸送バス「KAMAZ-4280-F5 ベガ(Vega)」と低床トロリーバス「KAMAZ-62825」を披露した。
・「KAMAZ-4280-F5 ベガ」はモダンなデザインと広々とした車内空間が特徴で、先進安全システムと耐久性の高さ、運用コストの低さを兼ね備える。全長は8.5メー

露KAMAZ、新型トラック「K5」用キャビンフレームの組み立てを開始
・ロシアのKAMAZは3月24日、ロシア非常事態省の新型車両向けに設計された最新世代重量級トラック「K5」のキャビンフレームの組み立てを開始したと発表した。これはKAMAZの主力シリーズに関する輸入代替プロジェクト第2段階の一環で、ロシア産業発展基金の資金提供を受けている。
・「K5」対応に向けたライン改修では、キャビンフレーム工場の生産準備チームと修理サービス部門が夜間に機械の設置と調整、ロボットと物流コントローラーのプログラミン

KAMAZ傘下のNEFAZ、2025年のバスとトラックの生産計画を発表
・ロシアのKAMAZ (カマズ)の子会社であるNEFAZは3月21日、2024年の工場稼働状況を総括し、2025年の計画を説明した。
・2025年、PJSC NEFAZは乗用車(バス、電気輸送車)1,700台、ダンプトラック4,800台、トレーラー570台の生産を計画している。
・NEFAZはユニバーサルモジュラープラットフォームをベースにした旅客輸送シリーズ「A5」を開発しており、このシリーズの新たな代表となる観光バスを現在開発中

露KAMAZ、2025年にロシアで「K5」シリーズの天然ガストラクター700台を生産へ
・ロシアのカマズ(KAMAZ)は3月17日、天然ガス車およびバスの拡充に積極的に取り組んでいると発表した。液化天然ガス(LNG)を燃料とするトラクター「KAMAZ-54901」は、最新世代の「K5」シリーズの天然ガスバージョンとなる。
・天然ガス車の「KAMAZ-54901」の生産は2024年9月に開始された。カマズは昨年、同トラック200台を生産した。2025年半ばまでに生産率を引き上げるとしている。2025年には、700台以上の

露KAMAZ、全輪駆動トラクター「KAMAZ-65954」の生産を開始
・ロシアのカマズ(KAMAZ)は3月11日、全輪駆動トラクター「KAMAZ-65954」の生産を開始したと発表した。「KAMAZ-65954」は6x6トラクターで、最新世代の「K5」トラックの全輪駆動ファミリーに属する。総重量100トンまでの複数連結のロードトレイン用に設計されている。幅2,300mmのキャビンには一人分の寝台スペースが確保されている。最高出力560hpを発揮するKAMAZ R6エンジンを搭載し、マニュアルギアボック

露KAMAZ、モスクワ市交通局に次世代電気バス400台を納入
・ロシアのカマズ(KAMAZ)は3月6日、モスクワ市交通局(GUP Mosgortrans)にまとまった数の最新世代の電気バス「A5」を納入すると発表した。モスクワ市交通局は首都モスクワの地上都市交通を担う主要事業者であり、ロシア最大の運行事業者である。
・本契約に基づき、KAMAZは最新世代の電気バス「KAMAZ-52222」400台を供給する。このバスは乗客定員85名で、35の座席に加え、障害者用座席を1席備えている。
・第5世
