部品・素材
Antolin、Schneider Electricと脱炭素化計画で提携
・Grupo Antolin-Irausa (Antolin)は、エネルギー管理およびオートメーションに携わるフランスの電機大手Schneider Electricと包括的な脱炭素化プロジェクトにおいて提携すると発表した。
・両社は2034年までに、Antolinの内部オペレーション(スコープ1および2)における温室効果ガス(GHG)排出量を60%削減し、製品バリューチェーン全体(スコープ3)における排出量を最大35%削減すること

ZF、電子制御エアサスペンション「OptiRide」を現代自のバスに供給
・ZF Friedrichshafenの商用車ソリューション(CVS)部門は、同社の電子制御エアサスペンション(ECAS)技術の第5世代モデル「OptiRide ECAS」を現代自動車に納入したと発表した。
・現代自向けの量産は、2024年後半の欧州大手商用車メーカー向け導入に続くものである。現代自は2024年から日本市場向けのバスに同システムを搭載している。今後は重量級燃料電池トラック「エクシエント(XCIENT)」にも適用拡大

ZF、ウェールズ政府から43万2,000ポンドの資金調達を確保し英ポンティプール工場の近代化を推進
・ZF Friedrichshafenの子会社であるZF Automotive UKは、英国ウェールズ政府の「Economy Futures Fund」から43万2,000ポンド(約8,450万円)の資金調達を受け、主にブレーキキャリパーを製造するポンティプール(Pontypool)工場の生産ラインを近代化すると発表した。この近代化は、ジャガー・ランドローバーとの新規事業獲得を支援し、60人以上の雇用を守ることになる。
・この資金

Hirschvogel、EVバッテリーモジュール用エンドプレートを開発
・Hirschvogel Groupは、アルミ、スチール、ステンレススチール製のエンドプレートなど、EVバッテリーモジュール用の高品質な構造要素を開発していると発表した。
・この部品はバッテリー寿命の延長に貢献し、経済的に生産できる。また、エンドプレートは、熱伝導性をサポートしながら、充放電時の発熱によるセルの膨張を抑制する。個々の電池セルが時間の経過とともに膨張するため、これらのエンドプレートはセルの厚さの増加を補い、最大30キロ

Goodyearとアウディ、「A5」と「S5」向け標準装備用タイヤを共同開発
・The Goodyear Tire & Rubber Companyは、アウディとの提携により改良型「A5」と「S5」のサルーンおよびAvantエステートバージョン向けに特別開発の標準装備用タイヤを開発したと発表した。
Eagle F1 Asymmetric 6、Eagle F1 SuperSport、UltraGrip Performance 3を含むタイヤラインナップは、ウルトラハイパフォーマンス(UHP)、ウルトラウルトラハ

Continental、EV用e-Motorローター温度センサーを開発
・Continental AG (コンチネンタル) は、電気自動車 (EV) の永久励磁同期モーターのローター温度を直接測定する初の新型eモーターローター温度センサー (eRTS) 技術を発表した。
・現在のアルゴリズムベースのシミュレーションと比較して、このイノベーションは測定許容度を15°Cから3°Cに低減し、自動車メーカーは磁石の耐熱性を高めるために通常使用される希土類への依存を減らし、同時に潜在的なモーター性能を向上させるこ

CATL、リチウム金属電池の最新研究成果を発表
・寧徳時代(CATL)は、同社の21Cイノベーションラボのチームが独自に完成させたリチウム金属電池の研究成果が学術誌「Nature Nanotechnology」に掲載されたと発表した。
・本論文では、実際の製品設計条件下におけるリチウム金属電池の劣化メカニズムを解析し、高エネルギー密度と長寿命を両立するための革新的な電解液設計原則を提案している。
・CATLの研究チームは、独自の動的トラッキング技術によって、電解質の劣化メカニズム
