部品・素材
ZF LIFETEC、米ミシガン州Washingtonに最先端のテクノロジーセンターを開設
・ZFLIFETEC は10月7日、米国ミシガン州Washingtonの施設を拡張し、新たにテクノロジーセンターを開設したと発表した。このセンターでは、OEMが規制要件を満たし、自動運転、インテリアデザイン、実車安全におけるイノベーションを促進するための最先端のテストテクノロジーを提供する。
「この新施設に試験設備を集約・充実させることで、将来に向けた体制を整え、パートナーとの連携を強化し、顧客の応答時間を改善する」と同社のCEOで

ZF、インド商用車メーカーにクラッチ供給へ
・ZF Friedrichshafenのインド現地法人ZF India Pvt Ltd.は2025年10月8日、新設計の直径430mmの大型車向けクラッチシステムを、インドの商用車メーカーから大量受注したと発表した。インドの厳しい条件に最適化されたクラッチは、国産車および一部の輸出車で、より高い出力のエンジンプラットフォームに対応する。
・生産と供給はZFのPuneにあるZFのChakan工場で行われ、量産開始は2026年半ばに予定

Hydro、ポーランドのアルミリサイクル会社Alumetalを統合へ
・Norsk Hydroは、買収から2年後にAlumetalの統合プロセスを完了することを決定したと発表した。
・AlumetalはHydro傘下の独立企業として事業を展開している。ポーランドとハンガリーの事業は、2026年初めにそれぞれHydro Kęty、Hydro Gorzyce、Hydro Nowa Sól、Hydro Komáromにブランド変更される予定。
・今回の完全統合とブランド変更により、市場プレゼンスの統一が図ら

ZF、Busworld Europe 2025でバス・コーチ向け新型アクスルを初披露
・ZF Friedrichshafen (ZF)は、ベルギー・ブリュッセルで開催されたBusworld Europe 2025において、バスおよびコーチのスマート化、安全性、持続可能性を高めるための最新ソリューションを発表した。
・ZFは、既存の取付けポイントを維持しつつ、回生能力の向上と軽量化によって全体のエネルギー消費を削減する「A134アクスル」を初公開した。また、「AV134ポータルアクスル」も発表した。これは従来モデルに比

住友金属鉱山とトヨタ、全固体電池用の正極材量産に向けて協業
・住友金属鉱山とトヨタ自動車は10月8日、電気自動車(EV)に搭載する全固体電池の正極材量産に向けて共同開発契約を結んだと発表した。トヨタは、EVの航続距離延長や充電時間の短縮、高出力化などの性能向上が見込まれる全固体電池について、2027-2028年の実用化を目指している。
・両社は、全固体電池用の正極材について2021年頃から共同研究を進めてきた。充放電の繰り返しによる正極材の劣化という課題に対し、住友金属鉱山の粉体合成技術を活

ElevenEs、ポーランドでバッテリーセル工場建設を計画
・セルビアの新興バッテリー企業ElevenEsは9月30日、ポーランドで6億ユーロを投じてバッテリーセル工場を建設する計画を発表した。建設開始は2027年末の予定で技術者700人を採用する見込み。このギガファクトリーの建設場所はマウォポルスカ県クラクフ(Kraków)、シレジア県、もしくは下シレジア県が検討されている。
・ポーランドにおけるElevenEsの新プロジェクトは戦略的パートナーの支援を受けておりInnoEnergyが積

フクビ化学、フッ素化合物を使用しない「光ガイディングバー PFASフリータイプ」を開発
・フクビ化学工業は9月30日、フッ素化合物(PFAS)を一切使用しない「光ガイディングバー PFASフリータイプ」を新たに開発したと発表した。
・自動車業界では、車内空間の快適性やデザイン性向上のため、アンビエントライトなどのイルミネーション部材の需要が拡大している。一方、欧州を中心に PFAS規制が強化されており、グローバル自動車メーカーやサプライヤー各社もサステナビリティ対応を加速させている。
・本製品は、欧州をはじめとするグロ
