工場稼働状況
ステランティス、モロッコの配給会社Sopriamを2段階で買収へ
・ステランティスの中東・アフリカ(MEA)法人は7月22日、カサブランカに本社を置くAl Madaグループの子会社であるSopriam(モロッコにおけるプジョー、シトロエン、DSの独占配給会社)を2段階で買収すると発表した。
・第1段階としてただちに過半数の株式を取得し、次に2025年初頭までに完全子会社化するとしている。ステランティスは、既にモロッコで既存のブランドであるフィアット、アバルト、ジープ、アルファロメオに、新たに輸入・
![](/statics/news/2024/Stellantis acquires Sopriam to expand presence and enhance customer experience in Morocco_20240723_thumbnail.png)
ダイムラー・トラック、独マンハイム工場にバッテリーテクノロジーセンターを開設
・ダイムラー・トラックは7月19日、メルセデス・ベンツのマンハイム(Mannheim)工場内にバッテリーテクノロジーセンター(BTC)を正式に開設したと発表した。延床面積1万平方メートルのBTCでは、電気商用車の商品開発と生産プロセス開発を統合し、バッテリーと生産プロセスに関する専門知識を蓄積する。二つの生産エリアが設けられており、一つは生産プロセスの知識を積み上げるためのパイロットセルの生産用で、もう一つはテスト用の試作バッテリー
![](/statics/news/2024/Daimler Truck Opens Battery Technology Center at Mannheim plant_ Team Image_20240722_thumbnail.jpg)
Leoni、ブルガリアのプレヴェンにある配線システム工場を2024年末までに閉鎖
・Leoniは、ブルガリアの子会社Leoni Bulgaria EOODとそのプレヴェン(Pleven)工場(従業員1,300名)を縮小し2024年末までに生産を停止すると発表した。
・長期戦略と財務的持続可能性の見通しが立たないことを要因とするもの。同社ではその主な理由として、現地労働市場で十分な従業員を確保できないこと、同国の深刻なインフレ、国際的な自動車業界における不透明な競争環境を挙げた。
・現在プレヴェン工場で行っている生
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フォード、30億ドルを投じ「Fシリーズ スーパーデューティ」をカナダのオークビル工場でも生産へ
・フォードは7月18日、2026年からカナダ・オンタリオ州のオークビル(Oakville)工場でもフルサイズピックアップトラック「Fシリーズ スーパーデューティ(F-Series Super Duty)」を生産する計画を発表した。
・同モデルをオークビル工場で年間最大10万台生産することで、フル稼働中のケンタッキー トラック(Kentucky Truck)工場とオハイオ(Ohio)工場を含む北米3工場での生産体制とする。
・3工場で
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ステランティス、独リュッセルハイム工場で「DS 4」MHVの生産を開始
・ステランティスは7月16日、Cセグメント5ドアハッチバック「DS 4」にマイルドハイブリッド車(MHV)を追加し、独リュッセルハイム(Russelsheim)工場で生産を開始したことを発表した。電気自動車(EV)の「DS 4 E-Tense」は、同工場で間もなく生産が開始される予定。
・「DS 4」MHVは、出力100 kWのガソリンエンジンに21 kWの電気モーターを組み合わせ、0.9 kWhのリチウムイオンバッテリーでEV走行