工場稼働状況
福田卡文汽車、水素動力システム工場が生産開始
・福田汽車などが設立した新エネルギー商用車ブランド卡文汽車 (CAVAN)は6月9日、北京にある水素動力システム工場が5月30日に生産を開始したと発表した。
・同工場は水素燃料エンジン、eアクスル、水素貯蔵システムなどの製品を生産する。
水素燃料電池エンジン生産ラインでは、組立とテストの一体化を実現。そのうち300kWの水素燃料電池エンジン生産ラインでは、全工程の組立と気密試験において電動ドライバーを採用し、可視化操作システムおよび

メルセデス・ベンツ、独ラシュタット工場で「CLA」のEVバージョンの生産を開始
・メルセデス・ベンツは6月4日、ドイツ・ラシュタット(Rastatt)工場でCセグメント車の新型「CLA」の電気自動車(EV)バージョンの生産を開始したと発表した。ラシュタット工場ではDigital First戦略の一環として、AI、デジタルツイン、Mercedes-Benz Operating System (MB.OS)を導入した。
・新型「CLA」の部品はドイツの複数の工場から供給されており、シュトゥットガルト-ウンターテュル

マセラティ、2025年Q4に「グランツーリスモ」と「グランカブリオ」の生産を伊モデナ工場に移管・再開へ
・マセラティは5月15日、「グランツーリスモ(GranTurismo)」と「グランカブリオ(GranCabrio)」の生産を2025年後半からイタリア・モデナ(Modena)工場に戻すと発表した。両モデルの全バージョンは、2025年第4四半期からモデナ工場で生産される予定。
・これはマセラティにとって新たな章の始まりであり、イタリアンデザイン、パフォーマンス、ラグジュアリーの象徴である前世代のアイコニックなモデルが生産されていた工場

ステランティス、マセラティモデルの生産を伊ミラフィオリ工場からモデナ工場に移管へ
・イタリアの3つの労働組合(FIOM-CGIL、FIM-CISL、FIM-CISL)は5月15日、ステランティスがマセラティのすべての生産(「グランツーリスモ(GranTurismo)」と「グランカブリオ(GranCabrio)」)をイタリア・トリノのミラフィオリ(Mirafiori)工場からモデナ(Modena)工場へ移管することを決定したと発表した。これはマセラティが直面している深刻な課題を浮き彫りにしている。現在の両工場の生産
