・BYDは5月22日、電気自動車(EV)の新型サブコンパクトハッチバック「ドルフィン サーフ(Dolphin Surf)」(中国名：海鴎/Seagull)を発売したと発表した。同社にとって欧州で8モデル目のEVとなる。
・BYDのeプラットフォーム3.0をベースに、車体サイズは全長3,990ｍｍ、全幅1,720ｍｍ、全高1,590ｍｍ、ホイールベース2,500ｍｍ。30kWhのブレードバッテリーを搭載するActiveバージョンと43

・インドの自動車向けソリューション企業KPIT Technologiesは5月20日、スウェーデン・ヨーテボリ(Gothenburg)に新しい技術センターを開設したと発表した。このセンターの開設は、KPITの国際的な事業拡大の一環であり、北欧地域における最初の拠点となる。
・新しい技術センターは、リンドホルメン・サイエンス・パーク(Lindholmen Science Park)に開設され、北欧地域の欧州自動車メーカーおよび顧客を支

・AIを活用したADASおよび自動運転ソフトウェアの開発企業であるカナダのLeddarTech Holdingsは5月20日、従業員の95%にあたる138人を解雇したと発表した。この解雇は、DesjardinsやBridge Lendersを含む債権者との交渉が続く中で行われた。企業債権者調整法(Companies’ Creditors Arrangement Act: CCAA)に基づく債権者保護の申請、債務の再編、戦略的投資、事

・マレーシア証券取引所(Bursa Malaysia)は5月14日、マレーシア投資開発庁(MIDA)の本部で開催された「Chery Premier Supply Chain Synergy Day」において、MCE Holdings (MCE)の完全子会社であるMulti-Code Electronics Industries (MCEIB)が、中国企業Wuhu Atech Automotive Electronics Co., L

・フォードのミッドサイズ電気SUV「マスタング マッハE (Mustang Mach-E)」は、メキシコのクアウティトラン(Cuautitlan)工場生産にもかかわらず、トランプ政権の輸入自動車への25%の追加関税の影響をまだ受けていないと、5月21日付の複数の米国のメディアが報じた。これまでのところ、同モデルの米国での販売は減速しておらず、欧州でも回復傾向にあるという。
・2025年型の同モデルは米国で、Select Standa

・米国の新興電気自動車(EV)メーカーMullen Automotiveは5月13日、インディアナ州ミシャワカ(Mishawaka)にある67万5,000平方フィート(約6.3万平方メートル)の旧AM General工場の譲渡に関する和解契約を、中国の前駆体メーカー格林美(GEM)グループと締結したと発表した。この和解契約の条件に基づきGEMは、同工場を受け入れる準備が整っているかどうかを評価するために、少なくとも55日間の調査期間

・マレーシア投資開発庁(MIDA)は5月17日、中国の自動車用センサーメーカー無錫莱頓電子(Trensor)がマレーシア・ペナン(Penang)で初の海外工場を起工したと発表した。1億リンギット(約34億円)が投資される新工場は200人の高技能職を創出し、2026年の操業開始後は年間2億リンギットの売上を見込む。将来の拡張に向けた土地も確保されているという。
・Penang Technology Park@Bertamに位置する4階

・米上院は5月22日、2035年までにガソリン車の新車販売を禁止する米国初となるカリフォルニア州の規制を無効にする決議を行った。同州の自動車排出ガス規制を撤回するための3つの決議のうち、最初の決議が可決された。同日付の複数の米国メディアが報じた。
・今回の決議を受け、トランプ大統領は、バイデン前大統領の下で米国環境保護庁(EPA)が2024年12月に承認した免除措置を廃止する。
・カリフォルニア州の規制では、州内で販売される2026

・中国工業情報化部は5月21日、「道路機動車両生産企業および製品(第394号)」を公布した。
・BYD、東風汽車などのローカルブランドおよび広汽ホンダ、上汽VWなどの合弁ブランドの複数モデルがリストに掲載された。
中国工業情報化部のリリースに基づく

・極氪科技集団は5月20日、プレミアム電気自動車(EV)ブランドZeekr(極氪汽車)傘下の充電ブランド極氪能源(Zeekr Power)が、浙江省杭州市で不動産事業を手掛ける徳信集団(DoThink)と戦略的提携を結んだと発表した。
・双方は充電ステーション、バーチャル発電所、グリーン電力取引などで協力し、コミュニティ・ビジネス・モビリティ分野において包括的サービスを提供する。
・両社が共同で設置した最初の充電ステーションが杭州空

・米下院国土安全保障委員会は、中国共産党と関係を有する輸送機器メーカーがもたらす国家安全保障上のリスクを調査する一環として、BYDに対して正式な調査を開始し、内部文書の提出を求めた。5月21日付複数の米国メディアが報じた。
・同委員会は、BYDの米国事業責任者であるStella Li氏および共同CEOのPatrick Duan氏宛の書簡で、「企業構造、データセキュリティの取り組み、事業展開の状況」に関する文書を提出するよう要求した。

・メキシコの現地メディアCluster Industrialは5月21日、メキシコ自治労働組合連合会(CATEM)の事務局長Verenisse Ruíz Sánchez氏が、アグアスカリエンテス(Aguascalientes)第2工場で新たに2車種目の生産準備を進めていることを明らかにした。
・同氏は、現在のところレイオフは行われておらず、生産目標も安定していると強調。工場は新型モデルの生産開始に向けた体制が整っており、マーケティン

・5月21日付のメキシコ現地メディアMexico Industryは、原産地規則の改定と新たな業界別割当の導入を目指し、2026年に米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の見直しが行われると報じた。
・メキシコ国際企業連盟(COMCE)のSergio Contreras会長は、10月にケレタロ(Querétaro)で開催される第31回メキシコ対外貿易会議のプレゼンテーションの中で、金属、食品、木材、非鉄金属、コンピューター、自動車

・シボレーは5月21日、フルサイズ電気ピックアップトラックの「シルバラード(Silverado) EV」の2026年型モデルに、今夏からオフロードグレードのTrail Bossを追加すると発表した。発売当初からのRSTグレードを停止し、Work Truck、LT、Trail Bossの3グレード設定となる。
・Trail Bossグレードは、ベースグレードより最低地上高が24%高く、油圧リバウンド制御システムで調整されたコイルサスペ

・インドの重工業省は5月21日、省庁間の調整会議で議長を務め、eモビリティ普及促進のための「PM E-Drive スキーム」における、電気自動車(EV)充電のインフラ整備の見直しと促進について話し合ったと公表した。「PM E-Drive スキーム」では、200億ルピー(約334億円)を充当し、EV公共充電ステーションのインド全土約7万2,000カ所への導入を支援するという。
・需要の集約と、機能が一元化されたデジタルスーパーアプリの

・フランス北部ヴァランシエンヌ市の市長は5月21日、中国の新興長距離トラックメーカーである苇渡科技(Windrose Technology)が、欧州最大規模となる電動トラック組立工場の建設地としてバレンシエンヌ・メトロポールを選定したと発表した。この計画は、同社のグローバル展開における重要な一歩となる。
・新工場は、トヨタのバレンシエンヌ(Valenciennes)工場の向かいに位置し、航続距離が670kmで、35分でフル充電可能な

・メルセデス・ベンツは5月22日、米ジョージア州アトランタに北米本社機能を集約し500人の従業員を異動させるとともに、数百万ドル規模の研究開発拠点の開設を検討していると発表した。
・これにより、アトランタの従業員数は約1.7倍になるという。コーポレート部門および金融サービス部門の移転は2026年8月までに完了し、技術部門の移転完了はそれより後になる予定。新たな研究開発拠点の建設地は最終決定されていないが、現在サンディスプリングス(S

・MAN Truck & Busは5月22日、自動運転、特に2021年に施行されたドイツの法律により合法的に可能となった高速道路における物流拠点間のルートでの自動運転を推進すると発表した。2024年、MAN Truck & Busは商用車メーカーとして初めて高速道路で自動運転トラックの走行試験を行った。
・安全な自動運転トラックの開発には膨大な実走行データが必要となるが、そこでMANの「TruckScenes」データセットが有益とな

・ダイムラートラックは5月22日、傘下の欧州事業部門メルセデス・ベンツ・トラックがドライバーと車両をスマートフォンでつなぐ新アプリ「Mercedes-Benz Trucks Remote 3.0」の提供を開始したと発表した。これにより、ドライバーは車両の主要機能を確認したり、緊急メッセージをプッシュ通知で送信したりすることが可能となり、国をまたぐ長距離走行などに最適だという。
・アプリは現在重量級電気トラック「eアクトロス600 (

・トヨタは米国で成長を続ける手頃な価格のエントリートラック市場に参入し、新型コンパクトピックアップトラックの導入を検討していると、5月21日付のデトロイトニュースが報じた。このセグメントでは現在、2021年に発売されたフォードの「マーベリック(Maverick)」と現代自動車の「サンタクルーズ(Santa Cruz)」が需要を取り込んでいる。
・米国トヨタのMark Templin COOは、「ディーラーからは、ミッドサイズの『タコ