IT・ソフトウェア
東風汽車、テンセントと「自動車+インターネット」エコシステムを構築へ
・東風汽車は9月28日、湖北省武漢市においてテンセント(Tencent、騰訊)と戦略的提携協議に関する調印式を行ったと発表した。
・協議内容に基づき、両社はスマート化、デジタル化、グローバル化に焦点を当てた戦略的提携を一層強化し、スマート運転やスマートコックピットの革新を推進、AI技術と企業デジタル化の融合を強化する。今回の提携は、ユーザーにスマートで便利な移動体験を提供し、研究開発と運営の効率を全面的に高めるとともに、グローバル市

ティアフォー、サウジアラビアでの自動運転ソリューションでローカル開発企業Elmと提携
・ティアフォー(Tier IV)は9月26日、サウジアラビアのデジタルサービスと自動運転モビリティの開発企業Elmと、自動運転モビリティと運転ソリューション分野での開発機会を共同で探る覚書を締結したと発表した。
・ティアフォーとElmは、現地の運転環境や規制に適応したロボタクシーなどの新しいモビリティサービスを推進するという。また、サウジアラビアの学術・研究機関を対象に、Autoware (ROS/ROS 2をベースとした世界初のオ

一汽紅旗、「霊犀」大規模AIモデルが中国当局の登録審査を通過
・一汽傘下の紅旗研発総院は9月25日、独自に開発した「霊犀 (Lingxi)大規模モデル」が、中国の国家インターネット情報弁公室による生成型人工知能(AI)サービスの登録審査を通過したと発表した。
・霊犀大規模モデルは、インタラクション体験において2つの技術的ブレークスルーを実現した。
高精度な音声インタラクションを実現し、複雑な指令を正確に認識して、知的推論と意思決定を行える。車載型の画像・テキスト生成能力を備え、ユーザーは音声指

小鵬汽車、アリババと次世代暗号技術で協力へ
・小鵬汽車は9月25日、アリババ(Alibaba)傘下のアリクラウド(阿里雲)と先ごろ、次世代の暗号技術である耐量子計算機暗号 (Post-Quantum Cryptography: PQC)技術に関する協力協定を締結したと発表した。
・アリクラウドは小鵬汽車の安全アルゴリズム業務における協力パートナーとなる。両社はPQCアルゴリズムを協力の基礎として、自動車の安全アルゴリズムの領域で共同研究と提携の拡大を進める。
・小鵬は電気自動

GM、OnStar分析で救急隊到着前に負傷を予測
・GMは9月17日、OnStarの負傷度予測分析ツールであるInjury Severity Prediction (ISP)を開発したと発表した。これは、救急隊が到着する前に、OnStarの衝突時自動データ送信機能のAutomatic Crash Response技術から得られる衝突データを救命に必要な知見に変え、救急隊員が命を救うために必要な情報を提供するものである。
・衝突事故が発生すると、ISPは衝撃力、速度変化、乗員の位置を

メルセデス・ベンツ、中国でバイトダンスとAI技術の活用で協力へ
・メルセデス・ベンツの中国法人である梅賽徳斯-奔馳(中国)投資有限公司(以下、メルセデス・ベンツ)は9月23日、TikTok親会社の中国ネット大手バイトダンス(ByteDance、字節跳動)と、戦略的協力のアップグレードに関する覚書に署名し、AI技術の業種を超えた融合を共同で推進すると発表した。
・スマートコックピットでは、メルセデス・ベンツのスマートコックピットAIプラットフォームに、バイトダンスの大規模言語モデル「豆包」を統合し

中国汽研、韓国交通安全公団と車両のテスト評価で協力へ
・中国汽車工程研究股份有限公司(China Automotive Engineering Research Institute: CAERI、以下、中国汽研)は9月18日、韓国交通安全公団(以下、KOTSA)とMOU (覚書)を締結した。
・両者は車両のテスト評価分野で協力する。KOTSAが中国汽研に韓国の新車アセスメントプログラム(KNCAP)の測定評価技術の提供やテスト認証官の派遣を行うほか、双方で交流と研究・討論のプラットフォ

LG Technology Ventures、AI活用のEV充電を手掛けるWeaveGridに戦略的投資
・カリフォルニア州サンフランシスコに本拠を置き、電気自動車(EV)の迅速な普及と電力網への統合を支援するソフトウェア企業WeaveGridは9月18日、LGグループのベンチャーキャピタル部門であるLG Technology Venturesから戦略的投資を受けたと発表した。今回の投資により、EVと電力網を安全に結び付けるプラットフォームソリューションを提供する企業として、OEMやエネルギー企業からのWeaveGridへの期待が高まる
