IT・ソフトウェア
日産、欧州で米Sonatusと提携、AIを活用し車両開発を加速へ
・日産の欧州研究開発拠点であるNissan Technical Centre Europe (NTCE)は12月9日、米国の車両ソフトウェア企業Sonatusとの提携により、車両開発の加速を図ると発表した。日産はこの協業により、先進的なAI技術を活用し、日産の次世代モデル向けに、より迅速かつスマートで効率的なエンジニアリング・ワークフローを構築するとている。
・NTCEのエンジニアはSonatusのAIツールを用いて、センサーや車載
アリババクラウド、延鋒国際と戦略的提携に合意
・アリババ(Alibaba)傘下のアリババクラウドは、華域汽車傘下の延鋒国際とフルスタックAI提携契約を締結したと発表した。両社はアリババクラウドのAIやクラウドに関する技術と、延鋒国際の車載部品における知見を活用して、製品の研究開発、製造、管理のデジタル化のアップグレードを図る。
・契約に基づき、両社はアリババクラウドの「通義千問(Qwen)」大規模モデルに基づき次世代のスマートコックピット向けAIソリューションを探求していく。製
マレリ、ドイツの展示会でハイブリッドおよびEV車両向けの新たなインテリジェントエネルギーマネジメント技術を発表
・マレリは2025年12月3日、ドイツのベルリンで開催されたCTI Symposiumにおいて、ハイブリッド車(HV)および電気自動車(EV)向けのインテリジェントエネルギーマネジメントソリューションを発表した。
・このシステムはモジュラー式で独自のソフトウェアを基盤としており、車両やゾーン制御ユニット、熱関連部品と統合することができる。これにより、車両の3大エネルギー領域(熱、推進、電子機器)にわたる調整が可能になる。
・車両のエ
Visteon、武漢にR&Dセンターを新設、コックピットエレクトロニクスの開発強化
・Visteonアジア太平洋本部は、武漢経済技術開発区に新会社を設立し、AI技術を中心とした車両用コックピットエレクトロニクスと電動化製品の研究開発を行うと発表した。2026年の営業開始を予定している。
・同社は2022年、武漢経開区の華中スマートバレーに上海に継ぐ中国で2番目のR&Dセンターとなる「Visteonアジア太平洋武漢技術センター」を設立している。今回の新会社設立により、武漢技術センターの機能はさらに強化される。サービス
日産と英Wayve、次世代運転支援技術の量産車への搭載に向けた協業契約を締結
・日産と英国の自動運転向けAI開発企業Wayveは12月10日、開発を進めている次世代運転支援システム「プロパイロット」を幅広い車種に搭載していくための協業契約を締結したと発表した。この提携により、WayveのエンボディドAIソフトウェアと日産の先進技術を融合し、ADASとポイント・ツー・ポイントの高度な自動運転を実現するとしている。
・今回、両社は、「Wayve AI Driver」を日産の次世代プロパイロットシリーズに採用してい
米オーロラとDetmar、テキサス州で自動運転トラックを導入へ
・米国で自動運転技術を開発するAurora Innovation (オーロラ)は12月8日、ドライバルクおよびフラックサンド物流ソリューションの主要プロバイダーであるDetmar Logisticsと、世界最大級の多国籍石油・ガス企業向けに使用されるプロパント(主に砂やセラミック粒子)を自動運転で輸送する商業契約を締結したと発表した。
・初期契約に基づき、Detmarは2026年に自動運転システム「Aurora Driver」を搭載
スペインのGMVとAnyverse、車内監視技術の開発で提携
・スペインの高度ナビゲーションソリューション企業GMVは12月3日、合成データソリューションを提供するAnyverseとの戦略的提携を発表した。Anyverseの合成データ機能を検証ワークフローに統合することで、GMVはシミュレーション機能を強化し、車内監視技術の開発を高度化させる。本提携により、自動車メーカーは評価基盤の確立と市場投入期間の短縮という2つの大きなメリットが得られるという。
・GMVの車内監視システムは、Anyver
上海市、総延長330kmの自動運転テスト用道路を開放へ
・上海市政府は12月1日、上海市閔行区が124本、総延長約330kmの自動運転テスト用道路を新たに開放すると発表した。
・同道路は、大規模な旅客流の集散、マルチモーダル接続、無人物流、BRT (Bus Rapid Transit、快速バスシステム)の自動運転運行などに対応する。
・運行するすべての自動運転車両には、安全要員が同乗し、突発的な事態が発生した際には人による介入を行う。また、車両運行は固定のルートと時間帯で実施され、全体の
吉利傘下の曹操出行、Robotaxiの戦略的目標「十年百城千億」を発表
・吉利控股集団傘下で配車サービスプラットフォームを運営する曹操出行 (CaoCao Inc.)は12月3日、浙江省杭州市でイベントを開催し、Robotaxiの戦略的目標「十年百城千億」を発表した。
・曹操出行は、今後10年間で世界に5つの運営センターを設立し、100の都市でRobotaxiサービスを展開し、累計1,000億元のGTV (総取引額)実現をめざす。
・さらに大規模フリートの自動運営能力を高める。曹操出行Ras (リモート
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