IAA Mobility
IAA 2025:ElringKlinger、eモビリティ向けソリューションを展示
・ElringKlingerは、ドイツ・ミュンヘンで開催のIAA Mobility 2025において、セルコンタクトシステム、バッテリー部品、シーリング材、軽量プラスチックなど、次世代のeモビリティに向けた製品を紹介すると発表した。
・同社のセルコンタクトシステムは、バッテリー式電気駆動に不可欠であり、航続距離の延長、充電時間の短縮、バッテリーコストの最適化を可能にする。これらの製品は、「ローカル・フォア・ローカル (Local-f

IAA 2025:EKPO、自動車向けPEMFCスタックモジュールとバイポーラプレートを展示
・ElringKlingerとOPmobilityの合弁会社であるEKPO Fuel Cell Technologies (EKPO)は、ドイツ・ミュンヘンで開催のIAA Mobility 2025において、PEMFC (プロトン交換膜燃料電池)スタックモジュールおよびスタックコンポーネントを展示すると発表した。
・注目はPEMFCスタックモジュール「NM12-single」で、乗用車や小型商用車向けに設計され、すでに中国の高級自動

IAA 2025:ZF、ソフトウェア定義シャシーとeモビリティ技術を展示
・ZFは、ドイツ・ミュンヘンで開催のIAA Mobility 2025において、ソフトウェア定義車両(SDV)、電動化、安全性に関する最新のイノベーションを紹介すると発表した。
・同社はシャシー向けバイワイヤシステムおよびソフトウェアを供給しており、注目はバイワイヤシャシー技術。同社は中国、欧州、北米の自動車メーカーからステアバイワイヤおよびブレーキバイワイヤシステムの量産受注を獲得している。「Chassis 2.0」コンセプトのも

IAA 2025:CARIADとVWグループ、電気アーバンカー用パルスインバーターを開発
・VWのソフトウェア部門CARIADとVW Group Technologyは9月10日、過去3年間にわたり、ハードウェアとソフトウェアの両方を再設計し、初の自社製パルスインバーターを共同開発してきたと発表した。インバーターは電動ドライブトレインの頭脳として機能するE-Driveの中で最も複雑で高価な部品であり、全体的なパフォーマンス向上のカギを握る。
・パルスインバーターはバッテリーからの直流電流をモーター用の交流電流に変換する重

IAA 2025:MAN Truck & Bus、TUM Venture Labsと提携しAI、ロボティクス、プロセスの技術革新を目指す
・MAN Truck & Busは9月11日、ドイツ・ミュンヘンで開催中のIAA Mobility 2025で、TUM Venture Labsとの提携を発表した。MAN、ミュンヘン工科大学(TUM)、ディープテック系スタートアップの連携により、モビリティ分野のさらなる技術革新を目指す。
・このパートナーシップでは、ミュンヘンをテクノロジーと技術革新のための拠点として強化することも目標とする。レベル4自動運転トラックのATLAS-L

IAA 2025:中国の新ブランドLinktour、都市型モビリティで欧州市場に参入
・都市型モビリティに特化した中国のLinktour Automotive Co., Ltd (以下、Linktour)は9月11日、ドイツ・ミュンヘンで開催のIAA Mobility 2025において、ローンチイベントを行い、欧州市場への参入を発表した。イベントでは、都市向けモビリティとして専用設計した同社初の超小型電気自動車(EV)の「L6e」および「L7e」を披露した。
・両モデルともアルミフレームを採用し、大幅な軽量化、エネル

IAA 2025:ベルギーのWideye、先進的LiDAR統合ソリューションを発表
・AGC傘下のベルギーのLiDAR用カバーガラスメーカーWideyeは9月9日、IAA Mobility 2025にセンサー統合ソリューションを出展すると発表した。同社は以下の3つのLiDAR統合オプションに焦点を当てる。
ルーフラインへのLiDAR組込向けのガラス製トリム。既にいくつかの量産プログラムで採用が決定している。効率的なLiDAR組込のために設計された滑らかな曲線を備えたパノラミックな全面ガラスルーフ。高視野角のLiDA

IAA 2025:VW傘下のElli、家庭用双方向充電パイロットプロジェクトを発表
・VW傘下でエネルギーおよび充電ソリューションを手掛けるElliは9月9日、家庭用双方向充電(BiDi)の最初のパイロットプロジェクトをIAA Mobility 2025で発表した。
・このプロジェクトの中心はドイツの充電インフラ企業CUBOSと共同開発した11kWの双方向充電器で、Elliのモジュラーソフトウェアを介して家庭の太陽光発電、電気自動車(EV)、電力グリッドを接続する。これによりEVバッテリーは家庭用エネルギー貯蔵ユニ

IAA 2025 : Vector、ソフトウェア定義システム向けプラットフォーム「SDx Cloud」を発表
・Vector Informatik GmbHは、ソフトウェア定義システムの開発及びコネクテッドサービスのエンドツーエンド統合を実現するスケーラブルなプラットフォーム「SDx Cloud」を発表した。
・このソリューションは、VectorのSDVツアーの一環として、ドイツ・ミュンヘンで開催されるIAA Mobility 2025で展示される。現代のシステムアーキテクチャの複雑化に対応し、ECUレベルからクラウドまでのシームレスな開発

IAA 2025 : HERE TechnologiesとAWS、SDV開発用のクラウドベースのプラットフォームを発表
・HERE Technologies (HERE) とAmazon Web Services (AWS) は、ソフトウェア定義車両(SDV)の開発を促進するために設計されたクラウドベースのプラットフォーム「SDV Accelerator」をIAA Mobility 2025で発表した。
・このプラットフォームは、ソリューションガイダンス、包括的なSDVアーキテクチャ、サンプルコード、厳選されたパートナテクノロジー (Arm、Elek

IAA 2025:広州汽車、欧州市場にコンパクト電気SUV「Aion V」を投入へ 欧州事業計画を発表
・広州汽車(GAC)は9月8日、ドイツ・ミュンヘンで開催のIAA Mobility 2025において、新エネルギー車(NEV)を5モデル出展し、傘下埃安(Aion)ブランドの電気自動車(EV)コンパクトSUV「Aion V」を欧州市場に投入すると発表した。
・出展した5モデルは、「Aion V」、コンパクトハッチバックEV「Aion UT」、傘下の高級車ブランド昊鉑(Hyptec)のフルサイズSUV「HL」、傘下伝祺(Trumpch

IAA 2025:一汽紅旗、2028年までに欧州で15車種を投入へ
・中国第一汽車(FAW)傘下の紅旗(Hongqi)ブランドは9月9日、ドイツ・ミュンヘンで開催されているIAA Mobility 2025において、新型電気SUV「EHS5」を世界初公開したと発表した。
・新型「EHS5」のホイールベースは2,900mm、荷室容量は最大1,653L。低温・低劣化バッテリーセルとの組み合わせにより、WLTPモードで550kmの航続距離を実現。
・新型「EHS5」は、紅旗の欧州現地化戦略の始まりを象徴す

IAA 2025:ジェネシス、電気SUVの改良型「GV60」を含む電動車ラインナップを展示
・ジェネシスは9月9日、ドイツ・ミュンヘンで開催のIAA Mobility 2025において、ハイパーカー「GMR-001」や高性能コンパクト電気SUV「GV60 マグマコンセプト(Magma Concept)」を含む電動車ラインナップを展示すると発表した。
・Cセグメント電気SUVの改良型「GV60」、Cセグメント電気SUV「Electrified GV70」、Eセグメント電気セダンの改良型「Electrified G80」をはじ

IAA 2025:Bosch、ハードウェア・ソフトウェアソリューション事業における計画を発表
・Bosch (ボッシュ)はIAA Mobility 2025において、インテリジェントなハードウェアおよびソフトウェアソリューションに関する予測と計画を発表した。
・Boschは、Mobilityビジネスを加速させており、事業領域はハードウェア、組み込みソフトウェア、サービス、および完全に独立したソフトウェアソリューションにまで及んでいる。世界的な自動車生産の停滞、需要の低迷、電気自動車と自動運転の遅れにもかかわらず、同社は202

IAA 2025:メルセデス・ベンツ、2026年からAlpitronic製の分散型急速充電システムを欧米に導入へ
・メルセデス・ベンツは9月8日、イタリアの急速充電器メーカーAlpitronicの新型HYC1000システム(最大1MWの電力供給が可能な分散型急速充電システムで、最大8台の車両を同時に充電可能)を、2026年から欧州と北米の自社の充電パークに設置すると発表した。
・標準的な充電器が筐体内に車両1台か2台にしか対応できない組込型充電ユニットを備えているのに対し、新型HYC1000はモジュール構成を採用しており、外部ユニット1台につき
