・現代自動車は6月12日、高性能電気セダン「アイオニック 6N (IONIQ 6N)」のティーザー画像を初めて公開し、同社の電動化戦略における新たな一歩を示した。新型「アイオニック 6N」は、ワイドフェンダー、軽量ホイール、大型リアスポイラーを備え、空力性能と走行性能の両立に重点を置いたデザインとなっている。
・同モデルは、現代の高性能ブランドNの3つの主要パフォーマンス要素、「コーナー走行能力(Corner Rascal)」、「日

・韓国の複数メディアは6月13日、現代製鉄(Hyundai Steel Company)が韓国GMに対し、年間約10万トンの自動車用鋼板を供給する契約を締結したと報じた。供給開始は早ければ今年9月にも予定されており、これにより従来調達していた中国・宝山鋼鉄有限公司(Baoshan Iron & Steel Co., Ltd.、宝鋼)からの供給分を代替する形となる。
・これまで韓国GMは、自動車用鋼材の約20％を宝鋼から、残る70〜8

・現代自動車は6月10日、燃料電池車(FCEV)のミッドサイズSUVの新型「Nexo(ネッソ)」の仕様および価格を公開し、韓国での販売を開始した。
・第2世代となる新型「ネッソ」は、2018年3月に登場した初代モデル以来、7年ぶりのフルモデルチェンジとなる。2025年4月に韓国で開催された「2025ソウルモビリティショー(Seoul Mobility Show)」で初公開され、従来の単一グレードから3グレード展開へと拡大。価格は7,

・6月10日付の複数の北米メディアによれば、韓国のEcoProは12億カナダドル(約1,270億円)を投じるカナダ・ケベック州ベカンクール(Bécancour)のバッテリー材料工場の建設を6月初旬に一時中断すると発表した。米国の関税問題と電気自動車（EV）の普及鈍化が北米全域の電動化プロジェクトへの投資を控えさせているためだという。 
・同社は今回の建設中断を一時的なものだと説明したが、現在の状況では再開時期を予測するのは時期尚早だ

韓国の正極材メーカーPOSCO Future Mは、全羅南道の光陽市で前駆体工場の竣工式を開催した。正極材用前駆体を内製化することで、サプライチェーンの競争力強化につなげる考え。生産能力は年間4万5,000トンで、電気自動車 (EV) 50万台分に相当する。この工場で生産される前駆体の全量は、LG Energy SolutionとGMの合弁会社であるUltium Cells向け正極材の製造に活用される予定。同社はまた、隣接する敷地に

韓国の複数メディア報道によると、同国の二次電池リサイクル企業SungEel HiTechは、米国の全固体電池スタートアップFactorial Energyとの間で、次世代電池のリサイクル技術を共同開発することで合意した。両社は、全固体電池およびリチウムメタル電池の製造工程で発生するスクラップや使用済みセルを効率的に処理できるリサイクル工程を開発する計画。SungEel HiTechが保有する電池リサイクル技術をベースに、Factor

Nexen Tireは、起亜自動車の新型ピックアップトラック「Tasman」の新車装着用タイヤとして「Roadian HTX2」を供給する。タイヤサイズは265/65R17。今回供給するタイヤは、オンロードとオフロードの双方をカバーするSUV・ピックアップトラック用オールシーズンタイヤで、中南米向け輸出車両に装着される予定。「Roadian HTX2」は、Nexen Tireの特許取得済み3D Kerfパターン技術を活用し、雪道性能

韓国のFINOは、同国の正極材メーカーL&FからNCM (ニッケル・コバルト・マンガン) 前駆体を2件受注した。1件目の契約期間は2025年6月から2025年9月までで、受注総額は60億678万ウォン (6億67万円) に達する見込み。この受注額はFINOの2024年12月期売上高 (306億7,630万ウォン (30億6,763万円)) の19.6%に相当する。また、2件目の契約期間は2025年5月から2025年9月までで、受注総

・韓国のAI式自動車認識ソフトウェアの変革リーダーStradvisionは6月4日、英国のArmとの提携を発表した。StradvisionはArmのAI定義車両開発を加速する事前統合・検証済プラットフォームArm Zena Compute Subsystems（CSS）の発売を支援する。 
・Stradvisionはこの提携に基づきZena CSSプラットフォームに最適化された効率的でスケーラブルなソフトウェアを提供する。 
・St

・西オーストラリア州鉱物研究所(Minerals Research Institute of Western Australia: MRIWA)は5月30日、韓国の鉄鋼メーカーPOSCOが、同州パース(Perth)にオーストラリア重要鉱物研究開発ラボ(ACMRDL)を開設したと発表した。 
・この施設は、同社が海外に開設した同種として初のラボであり、鉄鋼製造、二次バッテリー材料、希土類元素の加工における技術競争力強化を目的としている

韓国のFuture Graphは、全北特別自治道のセマングムに約4,400億ウォン (440億円) を投じて負極材用球状黒鉛工場を建設すると発表した。同社は韓国POSCOグループの正極材・負極材メーカーPOSCO Future Mの子会社として2025年5月に設立された。新工場では2027年から年間3万7,000トンの球状黒鉛を生産する予定で、これは天然黒鉛負極材3万3,000トン分に相当する。POSCO Future Mは今後、こ

韓国のHands Corporationは、起亜自動車からアルミホイールを受注した。契約期間は2027年4月から2039年3月までで、受注額は1,050億7,940万ウォン (105億794万円) に達する見込み。この金額は、同社の2024年連結売上高 (7,644億3,587万ウォン (764億4,358万円)) の13.7%に相当する。(2025年6月4日付プレスリリースより)

・韓国のバッテリー・エネルギー関連調査会社SNE Researchは6月4日、2025年4月の電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、ハイブリッド車(HV)のグローバルでのバッテリー搭載量データを公開した。
・1-4月の車両搭載量は前年同期比40.2%増の308.5GWhだった。トップ10電池メーカーの国別のシェアは、中国メーカーがシェア68.0%、韓国系メーカーが17.8%、日本が3.0%となった。
・また1-4月

・ベトナムのFUTAグループ傘下のKim Long Motor Hue (以下、Kim Long Motor)は6月2日、同国フエ市で、電気バスを韓国企業のDAON Mobility Co. Ltd.に引き渡した。4月に締結された電気バス200台を供給する長期契約に基づく最初の納入となる。バスは韓国で観光・学生輸送に使用される。
・「KIMLONG N23-EV」は、全長7.5メートル、22人乗りの小型電気バスで、都市環境に最適なコ

韓国の複数メディアによると、同国の電解液メーカーEnchemが中国の電池材料メーカーの株式100%取得を進めていると明らかにした。この中国メーカーは、同国の電池メーカー寧徳時代新能源科技 (CATL) が筆頭株主を務め、CATL向けに中核材料やナトリウム電池用電解液の開発などを行っている。Enchemはこの買収を通じて、CATLに対して年間7万トン以上の電解液を納入する計画。また、将来的にはナトリウムイオン電池用の電解質および電解液

韓国のSolus Advanced Materialsは、中国の二次電池メーカー寧徳時代新能源科技 (CATL) に電池銅箔を供給する契約を締結した。Solus Advanced Materialsはハンガリー工場で製品を生産し、欧州に位置するCATLの電池工場に納入する計画。Solus Advanced Materialsは「今回のパートナーシップを契機として、CATLの欧州におけるサプライチェーン安定化に向けて積極的に協力してい

韓国の複数メディア報道によると、同国のDH Autowareは、グローバル自動車部品メーカーのメキシコ生産法人から次世代車載インフォテインメントプラットフォーム用のコントローラー部品を受注した。5年間の契約期間にわたって車両339万台分を供給し、受注額は1兆ウォン (1,000億円) を超える見込み。なお、部品の生産はDH Autowareのメキシコ工場で行う。(2025年5月30日付各種リリースより)

・英国の半導体大手Armが主導する業界コンソーシアムSOAFEE (Scalable Open Architecture for Embedded Edge)は5月30日、LG Electronicsが同コンソーシアムと提携し、「PICCOLO」と呼ばれる革新技術の開発に着手したと発表した。PICCOLOは、車載ソフトウェアとハードウェア間の効率的な連携を可能にする技術である。
・PICCOLOは「Mixed Critical Or

・韓国メーカー5社が発表した5月の国内新車販売台数は、前年同月比2.9%減の11万3,139台となった。5月初旬の連休に伴う操業日数の減少や、内需のわずかな低下が影響したとみられる。一方で、輸出市場では現地生産の拡充や市場多様化戦略が奏功し、国内販売の落ち込みを補っている。
・企業別では現代が前年同月比5.2%減の5万8,966台(シェア52.1%)で首位、2位が起亜で2.4%減の4万5,003台(シェア39.8%)、3位がルノーコ

・GMのPaul Jacobson CFOは5月29日、ニューヨークで開催されたバーンスタイン第41回戦略的意思決定会議 (Bernstein 41st Strategic Decisions Conference)で、トランプ大統領の輸入関税25％への対応として、韓国で生産しているエントリーレベルのシボレーとビュイックのコンパクトSUV 4車種の生産工順を直ちに変更することはないと述べた。30日付の複数の米国メディアが報じた。
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