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BMW、レーゲンスブルク工場で完成車の屋外移動を自動運転化、グローバル展開も計画
・BMWは6月6日、ドイツ・レーゲンスブルク(Regensburg)工場で完成車の屋外移動を初めて自動運転化した。完成車はドライバーなしで組立ラインを出てゲートを通過し、積載のためにトレーラーヤードを横断する。
・BMWでは車両自体のセンサーを使う代りに経路沿いに外部LiDARを設置した。LiDARは周辺のデジタルマップを作成しクラウドベースのソフトウェアとモバイルネットワークを介してリアルタイムで車両を誘導する。このシステムは雨

BMW、2025年夏にラインナップ全車で機能や装備を改良
・BMWは5月28日、2025年夏に電気駆動技術、デジタル機能、標準装備などの改良をラインナップ全車に展開すると発表した。
・「X1」、「X2」、「2シリーズ アクティブツアラー(2 Series Active Tourer)」には、内外装で新たなオプションを追加する。「1シリーズ」と「2シリーズ グランクーペ(Gran Coupe)」には、フロント・シートヒーターとアラーム・システムを標準装備する。
・Dセグメントの4ドア電気スポ

MINI、新型「John Cooper Works コンバーチブル」を公開
・BMW傘下のMINIブランドは5月20日、市街地での走行に適したコンパクトなデザインに伝統的なゴーカートのようなハンドリングを合わせた新型「MINI John Cooper Works コンバーチブル(Convertible)」を公開した。
・同モデルは2.0L 4気筒ツインターボガソリンエンジン(最高出力231hp、最大トルク380Nm)を搭載する。時速0kmから100kmまで6.4秒で加速し、最高時速は245kmに達する。マニ

BMW、ミュンヘンで次世代全固体電池を搭載した「i7」プロトタイプの走行試験を開始
・BMWは5月20日、米Solid Powerの大型の全固体電池(ASSB)をFセグメントEVセダン「i7」のプロトタイプに搭載し、ミュンヘン近郊で走行試験を行っていると発表した。ASSBは、よりコンパクトなパッケージでより高いエネルギー密度を達成し、重量を増やすことなく航続距離の延長につながる可能性があるという。
・2022年以降、BMWとSolid Powerは技術移転契約を通じて、ASSBの技術開発を進めてきた。両社はこの次世

BMW、グローバルな購買業務を効率化するAIツールを発表
・BMWは5月19日、生成AIを活用して購買・サプライヤーネットワークのデジタル化を進めると発表した。同社は業務の効率改善と将来への対応を図るためルーマニアの自社IT拠点の支援を得てデジタル変革を加速させている。この拠点では世界各地の社内プロセス改善に向けた先進的生成AIツールを開発するチームが増強されておりAI専門知識の中核となりつつある。
・BMWの購買部門は2024年に初めてKnowledge Navigator、Offer

BMW、独ランツフート工場でAIと自動化を活用し生産効率を向上
・BMWは5月16日、ドイツ・ランツフート(Landshut)工場でデジタル化を進めていると発表した。AI、スマートロジスティクス、データ駆動型品質管理などの先進技術により、同工場は重要なイノベーションハブになっているという。
・AIを活用したデータ分析はサイバー脅威の早期検知に役立ち、デジタルプロセス制御とコネクテッドシステムは生産性と品質を向上させる。
・Shopfloor.DigitalプログラムはBMWの全30工場における生

BMW、中国でAlibaba、DeepSeekと提携しAIを導入へ
・BMWは5月14日、より速くより正確に業務を進めるため、今後はAIを生産と物流だけでなく、社内のほぼ全てのプロセスで活用していくと発表した。
・同社はAIが幅広く使われている中国において自動車産業における技術競争が決着するだろうと述べ、そのため中国で生産している車両に最先端のAI機能を組み込めるよう、中国の大手テクノロジー企業と提携したという。
・BMWは現在、車内における音声対話機能の向上のためAlibabaと提携している。また

BMW、独レーゲンスブルク工場でAIを活用して車両検査を改善
・BMWは4月28日、ドイツ・レーゲンスブルク(Regensburg)工場において、パイロットプロジェクト「GenAI4Q」を通じて車両検査の改善に役立つ新しいソフトウェアを開発したと発表した。このソフトウェアは、AIを活用し、同工場で1日あたり約1,400台生産される各車両に合わせた検査のポイントを提示する。
・BMWでは、生産工程において多くの検査を実施し、最高の製品品質を確保している。工場から車両が出荷される前には、訓練を受

上海MS 2025:BMW、未来の技術と中国に焦点を当てたイノベーションを展示
・BMWは4月23日、上海モーターショー 2025でノイエクラッセ(Neue Klasse)プラットフォームをベースにした次世代電気自動車(EV)コンセプトモデル「Vision Neue Klasse」と「Vision Neue Klasse X」を展示した。同社としては世界最大のブースで、42台を展示している。
・目玉となるのは、BMWパノラミックiDriveと高性能制御コンピューターの「Heart of Joy」。現地の技術パー

上海MS 2025:BMW、高性能EVテスト車両「Vision Driving Experience」を公開
・BMWは4月21日、上海モーターショー2025のプレビューイベントにおいて、ノイエクラッセ(Neue Klasse)プラットフォームをベースとした高性能電気自動車(EV)テスト車両「Vision Driving Experience」を初公開した。
・Vision Driving Experienceの中核となるのは、「Heart of Joy」と呼ばれる高性能制御コンピューターで、BMW Dynamic Performance

上海MS 2025:MINI、JCW初のEVモデルを含む新モデルラインナップを発表へ
・BMWは4月16日、上海モーターショー2025(会期:4月23日‐5月2日)で、MINIの新モデルラインナップを初公開すると発表した。高性能バージョンであるJohn Cooper Works (JCW)に焦点をあて、「クーパー(Cooper)」の3ドアおよび5ドアハッチバック、サブコンパクトクロスオーバー電気SUV「エースマン(Aceman)」などの新世代モデルを展示するという。また、モンテカルロ・ラリーで活躍したクラシックMIN

BMW、新型EVにHypersonXサウンドスケープを導入へ
・BMWは4月15日、ディスプレイシステムの次世代Panoramic iDriveコンセプトの一環として、2025年に発売予定のノイエクラッセ(Neue Klasse)プラットフォームベースの電気自動車(EV)に、新しいドライビング・ユーザー体験を提供するHypersonXサウンドスケープ(音風景)を導入すると発表した。
・BMWグループのサウンド・デザインスタジオが開発したHypersonXサウンドスケープには、43種類の独自のサ

BMW、1月に中国で発売した新型「5シリーズ」にJOYNEXTのV2X技術を搭載
・寧波均勝電子股份有限公司(Ningbo Joyson Electronic Corp.、以下、均勝電子)傘下でコネクテッドカー技術を手掛ける寧波均聯智行科技股份有限公司(JOYNEXT)は4月14日、BMWが2025年1月から、JOYNEXTのVehicle-to-Everything (V2X)技術を搭載した新型「5シリーズ(5 Series)」を中国で発売しており、初めてV2X機能を統合したBMWモデルになったと発表した。
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BMWグループ、2025年第1四半期のEV販売台数は前年同期比32.4%増
・BMWグループは4月10日、2025年第1四半期(Q1)グローバルでの電気自動車(EV)販売台数は前年同期比32.4%増の10万9,516台だったと発表した。EV販売は特に欧州で好調で、64.2%増加した。
・2025年Q1のBMWブランドのグローバル販売台数は前年同期比2%減の52万142台で、中国以外の全地域で増加し、欧州市場では全需の伸びを上回った。BMWブランドのEVは前年同期比9.9%増の8万6,449台となった。
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