充電インフラ
BMWとE.ON、ドイツ初の個人向けV2Gソリューションを「iX3」で提供開始
・BMWとドイツのエネルギー大手E.ONは9月10日、ドイツ初の個人顧客向けV2Gソリューションの提供開始を発表した。双方向充電機能を備えた電気SUV「iX3」は、充電だけでなくグリッドへの電力供給も可能で、電気自動車(EV)を日常的なエネルギー貯蔵ユニットとして活用できる。
・BMW Wallbox ProfessionalとE.ONのエネルギー管理システムを通じて、「iX3」のバッテリーはグリッドへ柔軟に電力を送ることができる。

IAA 2025:VW傘下のElli、家庭用双方向充電パイロットプロジェクトを発表
・VW傘下でエネルギーおよび充電ソリューションを手掛けるElliは9月9日、家庭用双方向充電(BiDi)の最初のパイロットプロジェクトをIAA Mobility 2025で発表した。
・このプロジェクトの中心はドイツの充電インフラ企業CUBOSと共同開発した11kWの双方向充電器で、Elliのモジュラーソフトウェアを介して家庭の太陽光発電、電気自動車(EV)、電力グリッドを接続する。これによりEVバッテリーは家庭用エネルギー貯蔵ユニ

ホンダ、EV向けの新たな充電ネットワークサービス「Honda Charge」を9月12日より提供開始
・ホンダは9月11日、新型軽乗用電気自動車(EV)「N-ONE e:」の発売に合わせて、EV向けの新たな充電ネットワークサービス「Honda Charge (ホンダチャージ)」の提供を12日から開始すると発表した。
・Honda Chargeは、CHAdeMO規格に準拠したものとしては日本初となるEVと充電器の自動認証を行い、充電、決済までできるプラグアンドチャージシステムと、専用のスマートフォンアプリで充電器の検索から予約、充電状

IAA 2025:メルセデス・ベンツ、2026年からAlpitronic製の分散型急速充電システムを欧米に導入へ
・メルセデス・ベンツは9月8日、イタリアの急速充電器メーカーAlpitronicの新型HYC1000システム(最大1MWの電力供給が可能な分散型急速充電システムで、最大8台の車両を同時に充電可能)を、2026年から欧州と北米の自社の充電パークに設置すると発表した。
・標準的な充電器が筐体内に車両1台か2台にしか対応できない組込型充電ユニットを備えているのに対し、新型HYC1000はモジュール構成を採用しており、外部ユニット1台につき

スコットランド政府、EV充電インフラ整備への追加支援を発表
・スコットランド政府は9月4日、スコットランド南部の電気自動車(EV)用公共充電インフラを整備するため、8つの地方自治体グループに630万ポンド(約12.6億円)を交付した。
・この資金は、同地域内の1,770カ所での追加公共充電ポイントの設置に充てられ、地方自治体と民間企業が連携して取り組む。
Based on press release from the Scottish Government

ポルシェのEVユーザー、北米でスーパーチャージャーの利用が可能に
・ポルシェは9月5日、同ブランドのユーザーが9日より北米で2万3,500基のテスラ・スーパーチャージャー・ネットワークの利用が可能になると発表した。
・同ネットワークには、ポルシェが顧客に提供するNACS DCアダプターを利用してアクセスが可能になる。ソフトローンチの現段階ではテスラアプリを使用しての充電となる。My Porscheアプリとプラグ&チャージ機能は、今後数カ月以内に利用可能になるという。
・今後、2026年型の「タイカ

スコットランド政府、農村・島嶼部でのEV充電ポイント増設に450万ポンドを拠出
・スコットランド政府は8月27日、スコットランド全土における電気自動車(EV)充電設備のアクセス向上のため、450万ポンド(約9億円)の資金拠出を発表した。農村・島嶼インフラ基金を通じて、現在投資が不足している地域に充電ポイントが増設される予定。
・このプログラムは、2030年までに農村および島嶼部を中心に公共充電ポイントを2万4,000カ所増設するという目標を支援する。資金は、地元企業、土地所有者、充電ポイント運営者(CPO)に拠

インドネシア国営電力公社、新たな家庭用EV充電サービス「HCS Ultima」を導入
・インドネシア国営電力公社PT PLN (Persero)は8月30日、家庭向け電気自動車(EV)充電の最新ソリューションとなるHome Charging Services (HCS) Ultimaを発表した。迅速な設置、リアルタイムでの進捗追跡、PLNモバイルアプリとのシームレスな連携などが特徴で、低電圧接続の場合、7営業日で設置が完了するという。顧客は、すべての工程をスマートフォンで確認することができる。ジャカルタ周辺の都市圏以

Phoenix Petroleum Philippines、EV充電ネットワークでVingroup傘下のV-Greenと提携
・フィリピンの独立系石油会社Phoenix Petroleum Philippinesは9月1日、電気自動車(EV)充電インフラの開発・運営を手がけるベトナムのVingroup傘下のV-Green Charging Station Development Philippinesと提携し、同社が国内で展開するPhoenixステーションの一部にEV充電器を設置すると発表した。この提携により、PhoenixはフィリピンのEV充電ネットワー

IAA 2025 : Kostalの子会社、車両、充電、ソフトウェアソリューションを出展へ
・Leopold Kostalは、ドイツ・ミュンヘンで開催されるIAA Mobility 2025において、同社の子会社KOSTAL Electro Mobility、Compleo、vaylensが、信頼性の高い車両技術から先進的な充電インフラおよびスマートソフトウェアに至るソリューションを出展すると発表した。
・KOSTAL Electro Mobilityは、最新のパワーインバーター、高電圧制御ユニット、および充電技術を発表す
