エンジン
安永、メキシコ拠点で工場拡張 第2期工事が竣工
・安永は5月8日、同社のメキシコ子会社Yasunaga Mexico S.A. de C.V.において、第2期拡張工事が完了し、竣工式を実施した。
・今回の拡張により、ハリスコ州ラゴス・デ・モレノの拠点の延床面積は5,500平方メートルから12,000平方メートルまで拡張された。新棟の稼働開始は2026年3月を予定している。
・同拠点は、コンロッドなどのエンジン部品を主力製品として生産している。一方で、内燃機関(ICE)車向けの製品

Benteler、500barのガソリンエンジン用燃料ラインを開発
・Benteler Groupは、PHINIAと共同で世界初のガソリンエンジン用500 bar燃料ラインの量産を開始したことを発表した。
・このラインはすでにPHINIAシステムの一部として長安汽車の新型車に採用されている。これは、燃費を向上させ、より細かい噴射を保証し、中国VIやEuro VIなどの排出基準を満たすのに貢献する。鍛造とろう接製法により、高強度・高精度・耐食性を実現する。
・燃焼技術は、特にプラグインハイブリッド車に

デンマークのZenvo Automotive、Mjølner V12エンジンを発表
・Zenvo Automotive は4月4日、4つのターボを搭載するMjølnerエンジンを発表した。単体で最高出力1,250bhp、ハイブリッド電気システムを組み合わせると1,850bhpに達し、市販車としては史上最強のV12エンジンとなる。現在進行中のAurora開発プログラムの一環として、初のハンドビルトユニットが完成した。
・MAHLE Powertrainのチームと共同で開発された6.6リッターV12エンジンは、英国No

MAN Truck & Bus、独ニュルンベルク工場で新開発ディーゼルエンジンD30の生産を開始
・MAN Truck & Busは2月24日、ドイツ・ニュルンベルク(Nuremberg)工場で新型13L ディーゼルエンジンD30の生産を開始したと発表した。同社にとって最後の新規開発ディーゼルエンジンとなる。同工場には約2億2,000万ユーロ、ザルツギッター(Salzgitter)工場のクランクシャフト生産には3,000万ユーロが投資された。
・D30エンジンはTRATON GROUP傘下の複数のブランドが共同開発したもので、燃

フォード、アルゼンチン・パチェコ工場でPantherエンジンの生産を開始
・フォードのアルゼンチン現地法人Ford Argentinaは2月21日、アルゼンチン・パチェコ(Pacheco)工場でPantherエンジンの生産を開始したと発表した。
・2024年6月に開設された同工場は、2024年内に最高出力250hp、最大トルク600Nmの3.0L V6 Lionエンジンの生産を開始した。現在は生産が拡大され、ピックアップトラック「レンジャー(Ranger)」に搭載される2.0L 4気筒Pantherエンジ

オーストリア自動車技術協会、ウィーンモーターシンポジウムで持続可能なモビリティへの包括的アプローチを提唱
・オーストリア自動車技術協会(ÖVK)の会長は2月17日、今年のウィーンモーターシンポジウムに先立って行われた記者会見で、CO2排出量削減への取り組みにおけるより包括的なアプローチの必要性に言及した。
・同会長によれば現在の法律は自動車のCO2排出量のみに焦点を当てており、生産の背景にあるエネルギー生成や原材料のプロセスを無視している。同氏は世界規模のカーボンニュートラルモビリティ実現の鍵は焦点をエネルギー変換からエネルギー源自体
