メルセデスベンツ
ダイムラー・バス、トルコOtokarと提携 メルセデス・ベンツの都市バス「コネクト」生産拡大へ
・ダイムラー・バスは9月11日、トルコのKoc Group傘下大手商用車メーカーOtokar (Otokar Otomotiv ve Savunma Sanayi A.Ş.)との提携により生産能力を拡大すると発表した。2026年9月より、Otokarのサカリヤ (Sakarya)工場でメルセデス・ベンツの都市バス「コネクト (Conecto)」を生産し、メルセデス・ベンツおよびセトラバスの需要増加に対応する。
・これまで「コネクト」

北京ベンツ、新型EVクーペ「CLA」をラインオフ
・北京ベンツは9月10日、モジュール化アーキテクチャ(MMA)をベースに開発された初モデルとなる電気自動車(EV)の新型クーペ「CLA」をラインオフしたと発表した。
・MB.OSアーキテクチャを搭載し、都市NOA、高速NOA運転支援システムを備える。また、2速ギアボックスと800V高電圧アーキテクチャを配し、動力、エネルギー効率、充電性能を兼ね備えている。
北京ベンツのWeChat公式アカウント1/2に基づく

ダイムラーバス、水素FCV長距離バスの公道テストを開始
・ダイムラーバスは9月9日、同社初の水素燃料電池車(FCV)の長距離バスであるセトラ「H2 コーチ(Coach)」のテストを開始したと発表した。ダイムラーバスは、2030年までに長距離電気バスを発売し、次の段階として、FCV技術を採用するモデルを量産する計画。「H2 コーチ」は、1回の充填で800km以上走行可能なメルセデス・ベンツのFCVトラック「GenH2」の技術を採用する。
・テストに使用されている車体は、全長13.9mの「S

IAA 2025:メルセデス・ベンツ、2026年からAlpitronic製の分散型急速充電システムを欧米に導入へ
・メルセデス・ベンツは9月8日、イタリアの急速充電器メーカーAlpitronicの新型HYC1000システム(最大1MWの電力供給が可能な分散型急速充電システムで、最大8台の車両を同時に充電可能)を、2026年から欧州と北米の自社の充電パークに設置すると発表した。
・標準的な充電器が筐体内に車両1台か2台にしか対応できない組込型充電ユニットを備えているのに対し、新型HYC1000はモジュール構成を採用しており、外部ユニット1台につき

IAA 2025:メルセデス・ベンツ、新型ミッドサイズ電気SUV「GLC with EQ Technology」発表
・メルセデス・ベンツは9月8日、ドイツ・ミュンヘンで開幕したIAA Mobility 2025で、新型ミッドサイズ電気SUV「GLC with EQ Technology」を発表した。電動化を推進する新たなElectric First戦略のもとでの最初のモデルとして、2026年上期に発売が予定されている。MB.EAプラットフォームをベースに、大胆なデザイン、AI駆動によるMB.OS、レッグルーム・ヘッドルームを含め内燃エンジン(IC

IAA 2025:スマート、ラインナップに新型AセグメントEV「スマート#2」の追加を発表
・吉利控股とメルセデス・ベンツの合弁会社であるスマート(smart)は9月9日、ドイツ・ミュンヘンで開催のIAA Mobility 2025において、新型Aセグメント電気自動車(EV)「スマート#2」をラインナップに追加することを発表した。欧州での量産は2026年秋を予定している。
・この発表は「smart Mobility Talk」で行われ、経営陣はコミュニティやブランド愛好家の要望に応えて開発されたコンパクトな2人乗りシティカ

IAA 2025:メルセデス・ベンツ、EVモデルの「CLAシューティングブレーク」、「CONCEPT AMG GT XX」、「VLE」プロトタイプを初公開
・メルセデス・ベンツは9月8日、ドイツ・ミュンヘンで開催のIAA Mobility 2025において、4つの新モデルを初公開した。
・電気自動車(EV)のステーションワゴンの新型「CLAシューティングブレーク(Shooting Brake)」が、新たなハイブリッドシステムを搭載した「CLA」と共に展示される。
・また、電気スポーツカーのコンセプトカー「CONCEPT AMG GT XX」が初公開された。同モデルは2026年生産開始予

メルセデス・ベンツ、史上最大の製品攻勢を開始
・メルセデス・ベンツは9月8日、過去最大規模となる新製品攻勢を発表した。今後3年間で、3大陸にわたり40車種以上の新型車を投入する計画。
・同社は、次世代生産(Next Level Production)戦略の下、デジタル化、AI、自動化を活用し、グローバル生産ネットワークの柔軟性・効率性・持続可能性を高める方針。
・この取り組みは、ドイツ・ブレーメン(Bremen)工場とハンガリー・ケチケメート(Kecskemet)工場から開始さ

IAA 2025:メルセデス・ベンツ、最大のハイパースクリーンとEQ技術を搭載した新型電気SUV「GLC」を発表へ
・メルセデス・ベンツは9月5日、EQ技術を搭載した新型Dセグメント電気SUV「GLC」を9月7日にドイツ・ミュンヘンで開催されるIAA Mobility 2025で初公開すると発表した。
・新型「GLC」には象徴的な新グリルと、ダッシュボード全体に99.3cmにわたって広がるMercedes-Benz Operating System (MB.OS)を搭載した全く新しいシームレスなMBUXハイパースクリーンを採用。これは、これまでメ

スマート、欧州で新型AセグメントEVの「スマート#2」を2026年に発表へ
・吉利控股とメルセデス・ベンツの合弁会社であるスマート(smart)は9月2日、2人乗りのシティカーである、新型Aセグメント電気自動車(EV)「スマート#2」を発売すると発表した。同モデルの投入で、Aセグメントの超コンパクトモデルのラインナップが拡充される。「スマート#2」は、初代「フォーツー(ForTwo)」の精神を引き継ぐ、最新技術を搭載したEV。世界初公開は2026年後半を予定しており、主要市場は中国と欧州となる。
・「スマー

JMS 2025:ダイムラートラック、日本でメルセデス・ベンツの重量級トラック「アクトロス」と「アロックス」を発売
・ダイムラートラックとパートナー企業のYエンジニアリングは9月1日、メルセデス・ベンツの重量級トラック「アクトロス(Actros)」と「アロックス(Arocs)」を日本で発売すると発表した。現在予約受付中で、「アロックス4763 8x6」は10月29日から11月9日まで東京で開催される「ジャパンモビリティショー2025 (JMA)」で初公開される。
・「アロックス4763 8x6」は最高出力625hp、最大トルク3,000Nmを発揮

メルセデス・ベンツ、「CONCEPT AMG GT XX」に先進的冷却技術とエアロダイナミクス・バイ・ワイヤー技術を導入
・メルセデス・ベンツは8月28日、「CONCEPT AMG GT XX」電気スポーツカーのコンセプトカーに持続可能な性能を保証する先進的冷却技術を搭載したと発表した。各コンポーネントの最適動作温度はそれぞれ異なるため、フロント電気駆動ユニット(EDU)近くの中央冷却ハブ(CCH)が冷却システムを効率的に制御・管理する。
・CCHは、ポンプ、センサー、4/5ウェイバルブを1つのハウジングにまとめてホース、クランプ、重量を削減した。バ

メルセデス・ベンツの独デュッセルドルフ工場、効率向上にAIロボット犬を活用
・メルセデス・ベンツは8月29日、効率向上とエネルギー使用量削減のため、ドイツ・デュッセルドルフ(Düsseldorf)工場に自律ロボットを導入すると発表した。「アリス」と名付けられたロボット犬は圧縮空気の漏れを検知し、早期修理を促して大幅なエネルギー削減を実現する。「アリス」は同工場におけるデジタル化戦略の一環であり、ロボットは予知保全と物流を支援する。
・これらのシステムはクラウドアプリケーションに接続され、相互連携が可能で、将

メルセデス・ベンツ、電気スポーツカー「CONCEPT AMG GT XX」のテストを実施
・メルセデス・ベンツは8月25日、イタリア・ナルド(Nardò)の高速走行トラックで、AMG.EAプラットフォームをベースとする4ドア電気スポーツカーの「CONCEPT AMG GT XX」のテストを実施したと発表した。
・「CONCEPT AMG GT XX」は、電気自動車(EV)による24時間走行最長距離など、25項目の耐久走行記録を樹立した。24時間の走行距離は5,479kmで、従来の記録を約38%上回った。850kWのDC急

メルセデス・ベンツ、TSRと共同で廃車をリサイクルする「都市鉱山」プロジェクトを試行
・メルセデス・ベンツは8月21日、ドイツのリサイクル企業TSR Groupと共同で廃車をリサイクルする「都市鉱山(urban mining)」パイロットプロジェクトで2024年の提携関係を拡大すると発表した。プロジェクトでは高品質の原材料を回収してメルセデス・ベンツの新車に再利用することを目指す。
・ドイツ北西部の廃車は2025年夏からブランドにかかわらず解体される。汚染物質や再利用可能な部品は除去され、鉄、アルミニウム、プラスチ

北京ベンツ、新型EVクーペ「CLA」を北京亦庄工場で生産へ
・北京経済技術開発区は8月18日、北京ベンツが北京市の亦庄工場でCセグメント電気自動車(EV)の新型クーペ「CLA」を生産する予定であると発表した。同工場で生産する14番目のモデルとなる。
・メルセデス・ベンツのモジュール化アーキテクチャ(MMA)をベースに開発された。自社開発したMB.OSシステムを搭載する中国初のモデルとなる。
・メルセデス・ベンツの中国における唯一の乗用車生産拠点となる北京ベンツ工場は、敷地面積が現在までに約6
