起亜
グローバルデータ市場インサイト:英国CVショー2025にみる電動化の未来
※英GlobalData社 (旧LMC)のアナリストによるショートレポート (5月8日付) をマークラインズが翻訳したものです。
・英バーミンガム(Birmingham)のNational Exhibition Centre (NEC)で開催された2025年商用車(CV)ショー(会期:2025年4月29日-5月1日)では、道路輸送業界にとって英国随一のイベントであることが再確認された。脱炭素化、電動化、スマート技術に重点を置いた今年

起亜、サウジアラビアでコンパクトセダン「K4」を発売
・ドバイを拠点とする起亜UAE法人のKia Middle East and Africaは5月7日、サウジアラビアのリヤド(Riyadh)で新型コンパクトセダン「K4」を公開し、同地域で正式に発売を開始した。
・「K4」セダンは、全長は4,710mmと、従来のコンパクトセダン「セラト(Cerato)」より70mm長く、同セグメント内で最大級の寸法を備える。パワートレインは、ドライビングスタイルに応じて選べる3種類を設定。1.6 MP

起亜、インドで新型ミニバン「カレンス・クラビス」を発表
・起亜のインド現地法人であるKia Indiaは5月8日、3列シート6-7人乗りの新型ミニバン「カレンス・クラビス(Carens Clavis)」を発表した。クラビス(Clavis)という名称は、ラテン語で「黄金の鍵」を意味するClavis Aureaに由来する。
・車体サイズは、全長4,550mm、全幅1,800mm、全高1,708mmで、ホイールベースは2,780mm。
・パワートレインは3種類が用意されており、Smartstr

起亜、英国で「EV6」の新たなエントリーグレードを発売
・起亜は5月2日、英国でDセグメントクロスオーバー電気SUV「EV6」に新たなエントリーバージョンとなるAirt Standard Rangeグレードを追加したと発表した。容量の小さなバッテリーを搭載し、価格は3万9,235ポンド(約750万円)からとなる。
・「EV6」Air Standard Rangeは63kWhのバッテリーを搭載し、航続距離はWLTPで最長265マイル(約426km)、市街地走行では最大400マイル(約643

起亜、英国で新型ミディアムバンPBV「PV5」の価格と仕様を発表
・起亜の英国現地法人Kia UKは4月29日、同社初の電気PBVとなる新型ミディアムバン「PV5」の詳細と価格を発表した。予約受付は2025年5月1日より開始される。
・「PV5」は、起亜のE-GMP.S (Electric-Global Modular Platform for Service)プラットフォームをベースにしており、2種類のバッテリーオプションを用意。51.5kWhの標準航続バージョンでは、乗用モデルで最大179マイ

起亜、米国でテスラ・スーパーチャージャーを利用可能に
・起亜の米国法人Kia Americaは4月24日、「EV6」、「EV9」、「ニーロ(Niro)」のオーナーが、テスラ・スーパーチャージャー・ネットワーク内の2万1,500基以上のDC急速充電器を利用できるようになったと発表した。これにより、起亜は米国における利用可能な充電ステーション数を80%以上拡大することとなる。
・既に他のネットワークにおいて2万2,000基以上のDC急速充電器が利用可能となっており、今回の対応により、起亜の

現代自グループとPOSCO、米ルイジアナ州の製鉄所・EVバッテリー素材分野で協力へ
・現代自動車グループとPOSCOグループは4月21日、鉄鋼とバッテリー素材分野における事業協力に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。
・この覚書に基づき、POSCOは現代自グループが米国ルイジアナ州に新設する電気アーク炉(EAF)一貫製鉄所プロジェクトに出資する予定。
・総額58億ドルが投じられる同製鉄所は、2029年の稼働開始以降、年間270万トンの熱延・冷延鋼板の生産能力を備える見通し。今回の協業により、POSCOは北米鉄

起亜、AI音声アシスタントを欧州全域に導入、まずは「EV3」から
・起亜自動車は4月17日、人工知能(AI)を搭載した音声アシスタント「AIアシスタント」を、2024年の韓国と米国デビューに続き、欧州全域で発売すると発表した。この新システムにより、起亜の車両と自然な形で会話することができ、車の機能に簡単にアクセスし、理解することができるという。
・AIアシスタントは、音声コマンド、意図、文脈を理解し、よりスムーズで直感的な操作を可能にする。起亜はOTAアップデートにより、新機能の追加や旧モデルのア

Webasto、起亜「EV3」にバッテリーとルーフシステムを供給
・Webastoは、起亜の「EV3」にトラクションバッテリーと開閉式ルーフシステムを供給すると発表した。
・同社は、起亜「EV3」向けに58.3kWhと81.4kWhの2種類のバッテリーを供給している。また、同モデルは、Webasto製の開閉式サンルーフもオプションで装備することができる。このサンルーフは、大型の可動式ガラスパネルを採用したデザインとなっている。
・両部品とも韓国製で、ルーフが蔚山工場、バッテリーが唐津工場で生産され

起亜、ニューヨークMSで新型コンパクトセダン「K4」のハッチバックバージョンを初公開
・起亜の米国法人Kia Americaは4月16日、ニューヨーク・モーターショーにて、コンパクトセダン「K4」のハッチバックバージョンを初公開した。同モデルは、コンパクトセダン「K4」のデビューからちょうど1年後の発表となる。
・「K4」ハッチバックは、2025年後半に米国市場での発売が予定されており、セダンモデルの成功を受け継ぎつつ、荷室の柔軟性と室内空間の拡充を実現している。全長が短くなったことで取り回し性が向上し、都市部での運

起亜、ニューヨークMSで新型ミッドサイズ電気セダン「EV4」を初公開
・起亜の米国法人Kia Americaは4月16日、ニューヨークモーターショー(会期:4月16~27日)において、新型ミッドサイズ電気セダン「EV4」を初披露した。「EV4」は、起亜初のグローバル市場向けEVセダンとなる。
・新型「EV4」には、Light、Wind、GT-Lineの3つのグレードが用意され、生産は韓国のオートランド光明EVO工場で行われる。米国市場での販売は、2026年第1四半期に開始される予定。
・「EV4」は、

起亜、「EV2」コンセプトのインテリアデザインを公開
・起亜は4月10日、ミラノデザインウィーク2025において、ブランドの革新的なPBV(Platform Beyond Vehicle)および電気自動車(EV)の開発に携わったデザイナーたちの視点を反映した特別展示「Transcend Journey (超越的な旅)」を公開した。また、展示の一環として、Bセグメントの電気SUV「EV2」コンセプトのインテリアデザインに関する新たな詳細も発表された。
・「都会のピクニック」というアイデア

起亜、北米市場に新たな電気ピックアップトラックの導入を計画
・起亜は4月9日に開催した投資家向け説明会において、中長期事業目標を発表し、グローバルで2030年までに419万台を販売し、市場シェア4.5%を獲得するとした。そのうち約56%をハイブリッド車(HV)および電気自動車(EV)が占めるという。また、ピックアップトラックの拡販も計画に含まれており、2025年以降、同社初のピックアップトラック「タスマン(Tasman)」を韓国、豪州、新興市場に投入し、年間販売台数8万台を目指す。さらに、北

BASF、起亜のコンセプトカー「EV3 Study Car」に素材ソリューションを提供
・BASFは4月8日、現代グループのコンセプトカーである起亜「EV3 Study Car」に対し、素材ソリューションを提供したと発表した。BASFの革新的かつ持続可能な高性能素材を用いた同コンセプトカーは、車両性能、デザイン、機能性の向上に加え、環境負荷の低減も図れるよう設計されている。
・この「EV3 Study Car」には、BASFの8種類の持続可能な素材が、車両のさまざまな部品やコンポーネントに採用されている。これらの素材ソ

起亜、ニューヨークモーターショーで3モデルを発表へ
・起亜の米国法人Kia Americaは4月9日、ニューヨークモーターショー(会期:4月16~27日)において重要な3モデルをデビューさせると発表した。
・セダンからSUV、そしてそれらを跨るようなモデルまで、起亜が発表する3モデルは、電気自動車(EV) 2モデルと、コンパクトカーセグメントでスポーティかつ多彩なアプローチを提供する自然吸気エンジン搭載1モデルとなっている。
(Kia America press release on

起亜、中長期事業戦略を発表、EVに加えPBVやピックアップに注力
・起亜は4月9日、ソウル市で開催された「Kia CEO Investor Day」において地域別戦略およびラインナップ拡充を含む中長期事業戦略を発表した。
・起亜は、グローバル販売目標として、2025年に322万台、2027年に375万台、2030年には419万台(2024年計画比で約3%減)を掲げ、グローバル市場シェア4.5%の達成を目指している。2030年の販売目標419万台のうち、電動化モデルは233万台(EV126万台、HV

ウズベキスタンのADM Global、キルギスに起亜「ソネット」を初出荷
・ウズベキスタンにおける起亜ブランドの正規配給会社であるADM Globalは4月4日、サブコンパクトクロスオーバーSUV「ソネット(Sonet)」の初回ロットを、キルギスの首都ビシュケク(Bishkek)に向けて出荷したと発表した。このロットには、LuxeおよびPrestigeの各グレードの車両が含まれており、キルギスの起亜正規配給会社に納入された。
・起亜「ソネット」は、昨年3月にジザフ(Jizzakh)にあるADMのCKD工
