セアト
スペインのセアト、もみ殻由来素材「オリザイト」を用いた「アローナ」の生産を開始
・セアトは4月15日、米の副産物であるもみ殻から作られた再生可能な天然素材「オリザイト(Oryzite)」を使用した2つの部品を搭載するサブコンパクトSUV「アローナ(Arona)」の生産を開始したと発表した。
・「アローナ」のトランク下部にある二重フロアを支える2つの部品には、オリザイトが15%使用されている。これらの部品は、かつてポリプロピレンとガラス繊維のみで構成されていたが、現在では1台あたり約60gのもみ殻が使用されてい

セアト、スペイン・マルトレル工場をEV生産に向け改修へ 充電インフラも拡張
・セアトは1月24日、VWグループのElectric Urban Carファミリーを生産するためにスペイン・マルトレル(Martorell)工場を改修し、クプラの製品ラインナップを拡大すると発表した。
・セアトは2024年にBセグメントハッチバック「イビザ(Ibiza)」とBセグメントクロスオーバーSUV「アローナ(Arona)」の生産をマルトレル工場のライン3に移管し、ライン1でElectric Urban Carを生産するスペー

セアト、CASA SEAT宣言に署名 スペイン政府と協力してEV導入を加速へ
・セアトは1月27日、スペイン政府、カタルーニャ州、バレンシア州、ナバラ州政府とともに、「スペインにおける電動モビリティ推進に関するCASA SEAT宣言」に署名した。この合意は複合施設であるCASA SEATで承認され、スペインの電動モビリティへの移行を加速させることを目的としている。
・スペイン政府は、VWグループのスペインと持続可能なモビリティに対するコミットメントを称賛し、電気自動車(EV)およびコネクテッドカー分野の戦略的

セアト、電動化を加速し2026年のクプラ「ラヴァル」の発売に備える
・セアトは1月10日、電気スポーツカーのクプラ「ラヴァル(Raval)」を含むVWグループのElectric Urban Carプロジェクトに注力していることを発表した。セアトは、2025年が電動化への取り組みを加速させる重要な年になると予測している。クプラ「ラヴァル」は試作生産が進んでおり、2026年に発売される予定。
・セアトの2024年の生産台数は58万3,218台で、2023年比9.2%の増加となった。このうち、Bセグメント

セアト、スペイン・マルトレル工場の新EV生産ラインをアップグレード
・セアトは12月23日、スペインのマルトレル(Martorell)工場でBセグメントハッチバック「イビザ(Ibiza)」とBセグメントクロスオーバーSUV「アローナ(Arona)」の生産を第3ラインに移管し、第1ラインを新しい都市用電気自動車とプレシリーズモデル用に準備したと発表した。
・マルトレル工場の新バッテリー組立工場は、3億ユーロが投じられ急速に建設が進むワークショップ20に設置される。1日あたり1,200個のバッテリーを生

クプラ、「テラマール」の照明イノベーションを発表 先進マトリクスLED技術を採用
・セアトは11月26日、傘下のクプラブランドのスポーティなコンパクトクロスオーバーSUV「テラマール(Terramar)」が、そのユニークな3つの三角形のライトシグネチャーにより視認性が向上し、夜間でも容易に識別できるようになったと発表した。
・「テラマール」は2万5,000ピクセルの先進的なマトリクスLEDウルトラテクノロジーを採用。卓越した光出力を確保するとともに、プレミアム車に相応しい機能となっている。
・対向車両や前方車両を

クプラ、Penske Automotive Groupと2030年までの米国展開に向けて交渉中
・セアトは11月22日、傘下のクプラブランドが2020年代末までに米国市場への参入を計画する中、米国のPenske Automotive Groupと提携を検討するための予備交渉を行っていると発表した。
・欧州で成功を収めているクプラは、VWグループとの取引経験を持つPenskeのような強力な販売パートナーの協力を得て、そのユニークなスタイルを米国に持ち込むことを目指している。
・Penske Automotive Groupは多角

スウェーデンのHexagon、セアトとの提携を拡大し製造におけるデジタル変革を推進
・スウェーデンの測定器メーカーHexagonは10月16日、セアトとの提携拡大を発表し、セアトのデジタル変革を深化させることに重点的に取り組むことを明らかにした。今回の提携では、デジタルツインが統合され、計測データとプロセスシミュレーションを組み合わせることで結果を予測し、製造効率を向上させる。このシステムは、車体をデジタル化しデータを管理することで、効率向上およびコスト削減に貢献する解析を提供する。
・新たな戦略的合意により、車両

クプラ、アウディのハンガリー・ジェール工場で新型SUV「テラマール」の生産を開始
・クプラは9月20日、アウディのハンガリー・ジェール(Gyor)工場で新型コンパクトクロスオーバーSUV「テラマール(Terramar)」の生産を開始したと発表した。
・ジェール工場で「テラマール」を生産することで、アウディブランドの経験に基づく工程の最適化や、同工場が提供するリソースの利用などの利点が得られる。
・スペイン・バルセロナで開催されたアメリカズカップで発表された「テラマール」は、既に受注を開始しており、11月初旬には納

セアト、クプラの新型SUV「テラマール」を世界初公開
・セアトは9月3日、スペイン・バルセロナで開幕した国際的ヨットレース・第37回アメリカズカップで、クプラのスポーティな新型コンパクトクロスオーバーSUV「テラマール(Terramar)」を世界初公開した。
・「テラマール」はクプラの新しいデザインスタイルを取り入れている。車体サイズは全長4,519mm、全幅1,863mm、全高1,584mmで、ホイールベースは2,681mm。
・TSI(ガソリン車)、eTSI(マイルドハイブリッド車

セアト、クプラの新型スポーツSUV「テラマール」を9月に発表へ
・セアトは8月22日、スペインのバルセロナで9月3日に開催される国際的ヨットレース、第37回アメリカズカップで、クプラの新型スポーツ電動SUV「テラマール(Terramar)」を初披露すると発表した。
・新型「テラマール」は、クプラのデザイン言語を表現するとともに、最新のハイブリッド技術、進化したデジタル化、走行性能を向上させながら、サステナビリティ機能も備えている。欧州で最も成長が著しいSUVセグメントで大きなインパクトを与えるこ

セアト、デジタル・SaaSソリューションを提供する「SEAT CODE」ハブを発表
・セアトは7月24日、セアトおよびクプラ(Cupra)と連携し、40名超のデータサイエンティストおよびエンジニアのチームを通じてコネクテッドカー、工業生産、商用システムからのデータを活用したデジタルソリューションを特定・開発するハブ組織「SEAT CODE」の設立を発表した。このハブでは製品とサービスの開発も行い、VWグループ内外のデジタルビジネスを強化するSaaSソリューションを提供している。
・「SEAT CODE」のオフィスに

クプラ、CセグメントEV「ボーン」の高性能VZバージョンの受注を開始
・クプラは7月2日、電気自動車(EV)のCセグメントハッチバック「ボーン(Born)」の高性能VZバージョンの受注を開始したと発表した。
・「ボーン」のVZバージョンは79kWhのバッテリーを搭載。永久磁石同期電動モーター(最高出力326hp、最大トルク545Nm)で駆動し、航続距離は最大で599km。
・11kWのCAまたは最大185kWのDC急速充電ポイントでは、5%から80%まで26分間で充電可能。
・安全面では、新ドライビン
