・ダイムラートラック・トレイトン・ボルボによるトラック向け急速充電ネットワーク合弁会社であるMilenceは6月2日、EUの代替燃料インフラ支援(Alternative Fuels Infrastructure Facility: AFIF)を受け、2027年までにEU10カ国の71カ所に、合計284基のメガワット充電システム(MCS)を設置すると発表した。これらの充電拠点は、欧州におけるゼロエミッショントラック輸送の拡大を支援する

・調査会社DesRosiers Automotive Consultants (DAC)が6月4日に発表した2025年5月のカナダ新車販売台数(速報値)は前月比ではほぼ横ばいだったものの、前年同月比は7.9%増の18万7,000台だった。ただし、2025年5月は2024年5月よりも営業日が1日多かったことに留意する必要がある。
・5月の季節調整済み年率換算販売(SAAR)は181万台/年で、ここ数カ月より低く、過去最高値を大きく下回

・6月4日、トランプ大統領が発表していた鉄鋼・アルミニウム製品とその派生品に対する50％の輸入関税が発動した。3日付けのホワイトハウスのリリース及び複数の米国メディアの報道、さらには米国関税・国境警備局の通告により明らかになった。これらの金属は、3月中旬に大統領が鉄鋼の免税措置を撤廃し、2018年に課せられたアルミニウムに対する輸入関税から税率を引き上げることを命じて以来、すべての国からの輸入品に25％の関税を課していた。
・英国か

・ブラジル全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)が発表した5月の新車登録台数(トラック・バスを含む)は、前年同月比16.2%増の22万5,685台となった。
・車型別では、乗用車が16.4%増の16万7,563台、小型商用車(LCV)が19.5%増の4万6,820台、トラックが5.0%減の8,887台、バスが43.5%増の2,415台となっている。
・乗用車の販売台数をブランド別に見ると、VWが3万1,633台(シェア18.9

・ルノーの電気自動車(EV)事業子会社であるアンペア(Ampere)は5月28日、EV車両の性能向上とコスト削減の鍵はパワーエレクトロニクスにあるとの見解を発表した。 
・アンペアは、充電器やDC-DCコンバーターなどのコンポーネントを統合した、よりスマートでコンパクトなEV設計を採用しており、これにより部品点数、コスト、サイズ、重量を削減し、航続距離の延長と車内空間の拡大を実現している。ただし、こうしたコスト削減には、安定したサプ

・電気自動車(EV)充電機器の大手プロバイダーおよびメーカーであるBlink Chargingは6月3日、コネクテッドカーサービスの世界的リーダーであるスウェーデンのWirelessCarおよび北米の大手EVローミングハブであるChargeHubと提携し、米国およびカナダで革新的なパイロットプログラム「シームレスチャージング」を開始すると発表した。 
・シームレスチャージングは、シンプルな単一アプリでの登録を通じて利用することができ

・インドネシアにおける北京汽車の提携先であるPT JHL Internasional Otomotif (PT JIO)およびPT JIO Distribusi Indonesia (PT JDI)は6月2日、西ジャワ州プルワカルタ(Purwakarta)工場で組立を行ったミッドサイズSUV「BJ40 Plus」の発表会を実施した。北京汽車がインドネシアでで初めて組み立てたモデルとなる。現地メディアRepublikaが2日に報じた。

・日産は6月3日、クロスオーバーとして一新される電気自動車(EV)の新型「リーフ(Leaf)」の動画を公開した。この動画は3部構成の第1弾となる。同モデルは6月後半に正式発表される予定。
・第3世代となる新型「リーフ」は感性と合理性のバランスを取り、スリークで大胆なデザインとファミリー層のニーズにも応える考え抜かれたパッケージングの両立を目指した。
・エクステリアデザインは空力を重視して設計され、米国と日本での空気抵抗係数(Cd値)

・ダチアは6月3日、CセグメントSUV「ビッグスター(Bigster)」のバイフューエル対応マイルドハイブリッド(MHV)バージョン「ビッグスター G-140」の受注を開始したと発表した。価格はEssentialグレードが2万4,990ユーロからの設定となっている。
・1.2L 3気筒ターボエンジンに48V MHVシステムを組み合わせる。LPGとガソリンのバイフューエル技術を採用し、それぞれ専用のタンクを備える。HVシステムはスター

・江淮汽車とファーウェイ(Huawei、華為)の共同による電気自動車(EV)の高級ブランド尊界(MAEXTRO)は5月30日、第1弾モデルとなるフルサイズセダン「S800」を発売した。EVとレンジエクステンダーの2バージョン、全6モデルが設定されており、価格は70.8万元-101.8万元。
・ボディラインはナチュラルでスムースな印象。外観カラーは6種類、内装カラーは5種類からの選択となる。車体サイズは全長5,480mm、全幅2,00

・上海市嘉定区人民政府は5月30日、ポルシェが中国R&Dセンターを上海市嘉定区に設立すると発表した。
・R&Dセンターは上海虹橋交通ハブの中心エリアに隣接し、嘉定区江橋鎮(北虹橋ビジネスエリア)に位置する。オフィス拠点の面積は1万平方メートル超。新拠点には専用工場やHMI (ヒューマンマシンインタラクション)ラボなどが設置される。第1期工事は2025年下半期に稼働予定で、約300人のエンジニアの受け入れが可能となる。
・R&Dセンタ

・中国汽車工業協会(CAAM)は5月31日、公平な競争秩序の維持と業界の健全な発展促進に関する提唱を発表した。概要は以下のとおり。
・近年、中国の新エネルギー車(NEV)産業は急速に発展し、新車販売全体に占めるNEVの比率は40%を超えている。しかし、ここしばらく業界の利益率が低下しており、無秩序な価格競争を伴う消耗戦的な競争が業界の利益低下を招く重要な要因となっている。こうした無秩序な価格競争は、企業の利益余地をさらに圧迫し、製品

・東風汽車傘下のハイエンドオフロード電気自動車(EV)ブランド猛士(Mengshi/M-Hero)は5月31日、ファーウェイ(Huawei、華為)と共同開発した新型オフロード旗艦SUV「M817」のインテリアや車内スペースサイズなどを発表した。
・外観デザインは中国南方の伝統芸能「醒獅」からインスピレーションを得ている。フロントフェイスは特徴的なグリルにMのロゴを表わすフロントランプを配し、ハイテク感の中にも野生の力強さを秘めた印象

・ベントレーは6月2日、ベンティガ史上最もパワフルでエキサイティングな高性能SUVの改良型「ベンティガ スピード(Bentayga Speed)」を発表した。
・改良型4.0L V8ツインターボエンジンを搭載し、最高出力650PS (478kW)、最大トルク 850Nmを発揮する。0–62mph加速は3.4秒で、最高速度は310km/hに達する。これは「V8 S」および従来モデルの「W12 ベンティガ スピード」よりも速い。
・改良

・フォードは米国で5月に継続して実施した「A Plan」割引プログラムと呼ばれる価格戦略が成功し、トランプ関税によるコスト上昇を吸収できたと、6月3日付の米国のメディアのDetroit Newsが報じた。同プログラムは本来、従業員向けのものだった。フォードは5月、他の自動車メーカーを上回って伸長し全パワートレインの合計販売台数は前年同月比16.3%増の22万959台だった。2019年以降5月の販売台数としては最高で、3カ月連続の増加

・世界の大手自動車メーカーの幹部らは、ワイパーモーターからABSセンサーに至るまで幅広い用途に使われる中国からのレアアース磁石の供給が逼迫しており、数週間以内に自動車工場の閉鎖を余儀なくされる可能性があると警鐘を鳴らした。5月30日付のロイター通信が報じた。
・5月9日付のトランプ政権当局者宛ての未公表の書簡で、GM、トヨタ、VW、現代自動車など主要自動車メーカーを代表する業界団体のトップが緊急の懸念を表明した。
・中国は自動車や戦