米国 スウェーデンのSSAB、米国で化石燃料フリー鋼生産の可能性を検討 ・スウェーデンのSSABは3月25日、化石燃料の代わりにグリーン水素を使用し、化石燃料フリー鋼を生産できるHYBRIT (Hydrogen Breakthrough Ironmaking Technology)生産施設の建設について、米国エネルギー省(DOE)から最大5億ドルの補助金交付対象に選定されたと発表した。 ・本プロジェクトではさらに、再生可能エネルギーの利用拡大を含め、アイオワ州モンペリエ(Montpelier)におけるS 2024年04月01日(月) スチール カーボンニュートラル 部品・素材 スチール カーボンニュートラル 部品・素材
米国 現代製鉄、米国ジョージア州のEV用鋼板加工工場を24年9月に前倒し稼働へ ・韓国の複数メディアは、現代製鉄が米国ジョージア州の電気自動車 (EV) 専用鋼板加工工場の稼働を2024年9月に前倒しすると報じた。 ・現代・起亜自動車グループが同州に建設しているEV専用工場のHyundai Motor Group Metaplant America (HMGMA) が稼働時期を当初の2025年第1四半期から2024年第4四半期に変更したことに伴う措置。 ・現代製鉄のジョージア拠点にはスリッター1基とブランキング 2024年03月29日(金) 現代 スチール 部品・素材 事業戦略 現代 スチール 部品・素材 事業戦略
インド JFE商事のインド法人、Arfin Indiaの株式を取得 ・JFE商事のインド法人JFE Shoji Indiaは3月18日、Arfin Indiaの株式を取得することで合意した。アフマダーバード(Ahmedabad)にあるArfinの生産拠点では脱酸剤、自動車部品用二次合金、電線などの合金鉄やアルミ製品を生産・販売している。 ・Arfinはリサイクル材を原料とする鉄鋼・アルミ向け脱酸剤需要の増加に伴い生産能力増強も検討している。JFE商事はArfinの戦略的パートナーとしてインド国内お 2024年03月26日(火) アルミ スチール 部品・素材 事業戦略 アルミ スチール 部品・素材 事業戦略
ドイツ EU、ArcelorMittalの工場に対するドイツの鉄鋼生産脱炭素化支援を承認 ・欧州委員会は2月23日、EUの国家補助規則に基づき、ArcelorMittalのドイツ・ブレーメン(Bremen)工場とEisenhuttenstadt工場に対し、鉄鋼生産工程の一部脱炭素化に13億ユーロを支援するドイツ政府の措置を承認した。同社は現在これらの工場で、3基の石炭高炉と4基の塩基性酸素炉を操業して粗鋼を生産している。 ・今回の支援は、直接還元プラントと電気アーク炉3基の新設を対象としたもの。新設備により、既存の高炉3 2024年02月28日(水) スチール カーボンニュートラル 部品・素材 スチール カーボンニュートラル 部品・素材
スウェーデン スウェーデンのH2 Green Steel、グリーン鋼材工場向けに42億ユーロを調達 ・スウェーデンの新興企業H2 Green Steelは1月22日、42億ユーロのプロジェクトに向け社債発行による資金調達契約を正式に締結した。これにより以前発表された株主資本調達額が3億ユーロ上積みされた。 ・これまでの株主資本調達総額は21億ユーロに達する。イノベーションファンドからは2億5,000万ユーロの助成金を獲得した。スウェーデン北部のボーデン(Boden)に建設される世界初の大規模グリーン鋼材工場建設に向けた資金調達額 2024年01月26日(金) スチール カーボンニュートラル 部品・素材 新製品・新技術 スチール カーボンニュートラル 部品・素材 新製品・新技術
メキシコ メキシコのConduit Rymco、工場拡張に4,500万ドルを投資へ ・1月19日付のメキシコ現地メディアMexico Nowによれば、同国の鋼管メーカーConduit Rymcoはコアウィラ州フロンテラ(Frontera)に4,500万ドルを投じて工場拡張のため新施設を建設すると発表した。 ・新施設は航空、自動車、石油化学産業向けの鋼管を増産するために建設される。完工は2025年中で2026年第4四半期に生産開始予定。 ・今回の投資により間接人員とは別に生産直接人員160人、事務職60人など合計 2024年01月25日(木) スチール 部品・素材 スチール 部品・素材
ドイツ スウェーデン 独KIRCHHOFFとスウェーデンH2 Green Steel、ニアゼロエミッションスチールで提携 ・スウェーデンの新興企業H2 Green Steelは1月16日、ドイツのボディ部品サプライヤーKIRCHHOFF Automotive(以下、KIRCHHOFF)との間で、ニアゼロエミッションスチールの納入に関する7年間の契約を締結したと発表した。 ・KIRCHHOFからの1億3,000万ユーロの発注により、2027年よりH2 Green Steelのボーデン(Boden)工場から欧州全域のKIRCHHOFFの工場に対し、グリーン 2024年01月18日(木) カーボンニュートラル スチール 部品・素材 新製品・新技術 カーボンニュートラル スチール 部品・素材 新製品・新技術
メキシコ メキシコ、ベトナムの冷延鋼板に79%のダンピング課税を決定 ・メキシコ政府はベトナムから輸入される冷延鋼板に79.24%の関税を課すことを決定した。 ・この決定は、2022年2月にメキシコ企業Terniumがメキシコ政府に対し、ベトナムからのこの製品について「ダンピング」と呼ばれる不公正な国際貿易慣行がないか調査するよう要請した後に下されたもので、結果は経済省(SE)の公式文書としてメキシコ官報(DOF)に掲載された。 ・メキシコ経済省は2年にわたる調査の結果、ベトナムのHoa Phat社と 2024年01月04日(木) スチール 部品・素材 スチール 部品・素材
EU ドイツ 欧州委員会、鉄鋼生産の脱炭素化に対する26億ユーロのドイツ支援を承認 ・欧州委員会は12月19日、欧州連合(EU)の国家補助規則に基づき、SHS Stahl-Holding-Saar (以下、SHS)がザールラント(Saarland)州フェルクリンゲン(Völklingen)とディリンゲン(Dillingen)の鉄鋼生産工程を部分的に脱炭素化することを支援する、26億ユーロのドイツの支援措置を承認したと発表した。 ・SHSは、粗鋼を生産する高炉2基と基礎酸素転換炉5基を運用している。この援助は、特に 2023年12月22日(金) スチール カーボンニュートラル 新製品・新技術 スチール カーボンニュートラル 新製品・新技術
米国 日本製鉄、米国の鉄鋼メーカーUSスチール買収へ ・日本製鉄は18日、米国の鉄鋼メーカーUSスチール(United States Steel Corporation)の発行済株式を1株当たり55ドルで買収することに最終合意したと発表した。合意した取得価格はU. S. Steelの2023年12月15日の終値(39.33ドル/株)に対して40%のプレミアムを上乗せした価格となる。取得価格は約141億ドルで、企業価値の総額は149億ドルとなる。 ・日本製鉄によるUSスチールの買収は、世 2023年12月19日(火) スチール 部品・素材 事業戦略 スチール 部品・素材 事業戦略
韓国 韓YOUNGWIRE、自動車部品部門を分社化へ 韓国のYOUNGWIREは、2024年3月1日付で自動車部品部門を分社化して新会社YH Auto Limitedを設立すると発表した。YOUNGWIREの自動車部品事業部は忠清南道の保寧市に工場を保有し、磨棒鋼やワイヤーなどを製造している。(2023年12月11日付プレスリリースより) 2023年12月12日(火) スチール 部品・素材 事業戦略 スチール 部品・素材 事業戦略
ドイツ thyssenkrupp Steel、独KIRCHHOFFに低CO2鋼供給へ thyssenkruppの鉄鋼部門thyssenkrupp Steel Europeは、KIRCHHOFF Automotiveとの間でbluemint 低CO2鋼の供給に関する覚書を締結したことを発表した。KIRCHHOFFはthyssenkrupp Steelの熱間成形鋼を使用して、軽量で経済的かつ衝突安全性に優れたボディシェル及びシャシー用の複雑な金属・ハイブリッド構造を開発・生産する。(2023年11月24日付プレスリリース 2023年11月28日(火) thyssenkrupp スチール 部品・素材 新製品・新技術 thyssenkrupp スチール 部品・素材 新製品・新技術
米国 Nucor、タスカルーサ製鉄所で2億8,000万ドルの投資プロジェクトを計画 ・米アラバマ省商務省は11月16日、米鉄鋼メーカーNucor Steelが同州タスカルーサ郡の圧延工場の操業を支援するため2億8,000万ドルを投資すると発表した。 ・従業員400人以上を抱えるNucorのコイル・厚板圧延工場は、この投資により現在の製品ラインを拡張すると共に新たな製品ラインを追加する。 ・このプロジェクトにより同工場ではより薄く、より強く、より高品質な厚板と、現在国内では生産されていない新製品の生産が可能になる 2023年11月27日(月) スチール 部品・素材 事業戦略 スチール 部品・素材 事業戦略
フランス POSCOグループ、ルノーのR&Dセンターで技術展示会「POSCO Group Tech Day」開催 韓国の複数メディアは、POSCOグループがフランスルノーのR&Dセンターで技術展示会「POSCO Group Tech Day」を開催したと報じた。POSCOは今回、車体およびシャーシ用鋼板、環境対応車の駆動モーター用電磁鋼板などの主力鉄鋼製品に加えて、リチウム、ニッケル、正極材・負極材などの二次電池材料や水素関連技術などを展示した。POSCOグループはルノーとの既存の鉄鋼部門における戦略的パートナーシップを強化するとともに、今後は 2023年11月20日(月) EVバッテリー スチール 部品・素材 事業戦略 EVバッテリー スチール 部品・素材 事業戦略
スウェーデン スカニアとSSAB、持続可能な輸送実現に向け2030年までに納入鋼材の脱炭素化で協力 ・スカニア(Scania)は11月14日、スウェーデンの鉄鋼メーカーSSABから納入されるすべての大型車用鋼材を、2030年までに脱炭素化する基本合意書に署名したと発表した。 ・この取り組みは「First Movers Coalition」の一環で、2026年以降SSAB製の化石燃料フリー鋼材(Fossil-free鋼)の調達を大幅に増やすことを目指している。挑戦的な分野で二酸化炭素排出量を削減するというスカニアの戦略に沿ったもので 2023年11月17日(金) スカニア スチール 完成車 新製品・新技術 トラック・バス スカニア スチール 完成車 新製品・新技術 トラック・バス