EVバッテリー
ステランティス、加オンタリオ州ウィンザーでバッテリーの技術開発と生産を推進
・ステランティスは6月18日、クライスラー・カナダ(Chrysler Corporation of Canada Limited)を1925年の6月17日にオンタリオ州ウィンザー(Windsor)に設立してから100年という節目を迎えたと発表した。
・1929年、クライスラー・カナダはウィンザーに、同社としてはカナダ初の車両組立工場を開設した。それが現ウィンザー工場の核となっており、クライスラーの「パシフィカ(Pacifica)」、

英Altilium、EVバッテリーリサイクル工場に3,000万ポンド投資
・英国のリチウムイオンバッテリーリサイクル企業Altiliumは6月13日、同国のクリーンテクノロジー分野のインフラ整備に向け、3,000万ポンド(約59億円)を投資する計画を発表した。この投資は、新設する電気自動車(EV)用バッテリーのリサイクル工場「ACT 3」を対象としたものであり、英国が掲げるネットゼロの目標達成に不可欠な重要鉱物の国内循環システムの構築を支援するものである。
・同施設は2026年末までに稼働を開始する予定で

MAN Truck & Bus、eBus戦略と自動運転バス導入計画を発表
・MAN Truck & Busは6月16日、2030年までに完全自動運転の都市バスを開発する計画を進めていると発表した。大手テクノロジー企業と提携し、実環境で自動運転のeBusをテストするMINGA (ミュンヘンで自動運転地域交通の研究を行うプロジェクト)のようなパイロットプロジェクトに取り組んでいる。MANはさらに、@City (都市交通向け自動運転研究プロジェクト)やBeIntelli(自動化プロジェクト)といった他のイニシア

ダイムラーバス、独展示会で新世代バッテリーNMC4を搭載した次世代「eシターロ」を発表
・ダイムラーバスは6月12日、ドイツ・ハンブルク(Hamburg)で開催されたUITP Summit 2025 (会期:6月15日-18日)で、高性能バッテリーであるNMC4 (第4世代ニッケルマンガンコバルトバッテリー)を搭載した都市型電気バスの新型メルセデス・ベンツ「eシターロ(eCitaro)」を初公開した。NMC4バッテリーは従来のNMC3バッテリーに比べて航続距離と耐用年数両方の延長が可能となる。2026年以降、新型NMC

フォード、独ケルン工場で電気SUV「カプリ」と「エクスプローラー」のバッテリーパック組立を開始
・フォードは6月12日、ドイツ・ケルンにおいて、Cセグメント電気SUVの「エクスプローラー(Explorer)」および「カプリ(Capri)」向けに、異なる3つのサイズの駆動用バッテリーパックの量産を開始したと発表した。両モデルは、ケルン電気自動車(EV)センター(Cologne Electric Vehicle Center)で生産されている。
・新設されたバッテリー組立工場には、180台の最新溶接ロボットが導入されており、バッテ

Hirschvogel、EVバッテリーモジュール用エンドプレートを開発
・Hirschvogel Groupは、アルミ、スチール、ステンレススチール製のエンドプレートなど、EVバッテリーモジュール用の高品質な構造要素を開発していると発表した。
・この部品はバッテリー寿命の延長に貢献し、経済的に生産できる。また、エンドプレートは、熱伝導性をサポートしながら、充放電時の発熱によるセルの膨張を抑制する。個々の電池セルが時間の経過とともに膨張するため、これらのエンドプレートはセルの厚さの増加を補い、最大30キロ

CATL、リチウム金属電池の最新研究成果を発表
・寧徳時代(CATL)は、同社の21Cイノベーションラボのチームが独自に完成させたリチウム金属電池の研究成果が学術誌「Nature Nanotechnology」に掲載されたと発表した。
・本論文では、実際の製品設計条件下におけるリチウム金属電池の劣化メカニズムを解析し、高エネルギー密度と長寿命を両立するための革新的な電解液設計原則を提案している。
・CATLの研究チームは、独自の動的トラッキング技術によって、電解質の劣化メカニズム
