分解調査データ販売

Munro & Associates

 Munro & Associates社は米国ミシガン州Auburn Hillsに本社を置くエンジニアリング会社です。1988年の創業以来、Lean Design ® を実現するための多くの自動車メーカーからベンチマーキングの委託を受け、分析ソフトウェアのDesign Profit®を使って車両の分解とデータの分析、設計提案を行ってきました。

 自主企画Teardownの第一弾として、BMWi3 レンジエクステンダーを実施しました。同社が独自に車両を購入し、約65,000点の部品を詳細に分析しデータ化したもので、車両全体で約54,000ページにのぼります。部品毎にコスト(標準部品は推定購入価格)を計算しており、原価低減活動や設計提案にお役立て頂けます。

近日公開!テスラXとテスラモデルSの分析と比較。シボレーBOLTも現在分析中です。

BMWi3の特徴

CFRPボディ構造 CFRPボディ構造
Life module と呼ばれる乗員が乗るキャビンスペースはCFRP製で、非常に高い車体剛性、優れた製造品質と衝突安全性能を備えながら、大幅な軽量化を行っている。このCFRP製ボディは、RTM方式で成形されており、部位ごとに必要とされる強度に応じた厚みや形状とすることで、軽量化と剛性が両立している。CFRPの各パーツは接着により接合されており、その接合長さはトータルで160mにも及ぶ。
アルミニウムシャシーフレーム アルミニウムシャシーフレーム
Drive moduleと呼ばれるアルミ製フレームには、駆動用モーター、変速機等パワートレーン、バッテリー、レンジエクステンダー(発電)用エンジン、大型リチウムイオンバッテリー、前後サスペンション等が搭載されている。また、衝突時にCFRPのキャビンスペースを変形させずに、このアルミ製フレームが衝撃吸収できるように、アルミダイキャストをアルミ押し出し材に溶接する構造となっている。
高電圧バッテリー 高電圧バッテリー
リチウムイオンバッテリーは8つのモジュールがアルミ製のバッテリーケースに収められ、キャビン床下に設置されている。このバッテリー搭載構造により、車両の低重心化と車体剛性向上に繋がっている。バッテリーケースには、エアコン用冷媒を使ったバッテリー冷却システムと寒冷時用の電気ヒーターが備わっている。
EV パワートレーンシステム EV パワートレーンシステム
駆動用モーターは出力125kW、最大トルクは250Nmで、BMW i3の動力性能は0-100km/hを7.3秒で加速し、最高速度は150km/hで速度リミッターが作動する。レンジエクステンダー仕様車には、2気筒647cc、出力28kWの発電用エンジンが搭載されている。
地球環境にやさしい内装材 地球環境にやさしい内装材
BMW i3のインテリアに使用するプラスチックの25%(重量比)は、リサイクル材料、又は再生可能原料を使用している。シートには「アップ・サイクル」の一環としてPETボトルのリサイクル材を含む100%リサイクルのシート素材を使用。ダッシュボードやドア・パネルの一部に天然素材のケナフ麻の繊維を採用している。さらにオプション仕様のドアトリムに、環境にやさしい天然素材のユーカリ・ウッドを採用している。



販売単位

 ①車両全体(54,000ページ)

 ②部位別 (65,000部品)

 ※1.樹脂やアルミなどの材種、ECU, センサーなどの特定部品のみを抽出することも可能です。
 ※2.BMW i3以外の車両分解調査の受託を承ります。お気軽にお問い合わせください。

部位 主な部品
車体 ライフモジュール(=アッパーボディ)、ドア及びクロージャー、ラッチ、シール/接着剤/ケミカル
外装 リアクオーターパネル、フェイシア、バッジ、フェンダー、ドア、ウィンドシールド/ワイパー、ヘッドランプ/テールランプ/フォグランプ、ハイマウントストップランプ
シャシー シャシーフレーム、サスペンション、ブレーキ、電動パーキングブレーキ、ブレーキライン、電動パワステ、ホイール&タイヤ、シーラントキット/ポンプ
バッテリーシステム バッテリーパック、DC/DCコンバーター、パワーモジュール、12Vバッテリー、バッテリーハーネス、チャージャー
エレクトロニクス エレクトロニクスシステム、インフォテイメント、ボディコントロールモジュール、ヒューズボックス
クーリングパック&HVAC クーリング(バッテリー/エンジン)、ラジエーター、HVAC、エバポレーター、コンデンサー、コンプレッサー
ドライブライン ドライブライン、モーター、ギヤボックス、ハーフシャフト
レンジエクステンダーシステム レンジエクステンダーシステム、エンジン、ジェネレーター、フュエルタンク、エキゾースト/シールド、エンジン電装&ハーネス、ECU
インスト、インテリアトリム インスト及びハーネス、クロスカービーム、フロアコンソール/シフター、ドアトリム、ヘッドライナー、カーペット/マット、トランクトリム、ペダル、ステアリングホイール
シート シート、シートベルト、エアバッグ、セーフティ

 

 

■内容、料金等へのお問い合わせはこちら
マークラインズ株式会社 調査部
担当:吉川・山中
電話:03-5785-1385
e-mail:benchmark@marklines.com



株式会社エルテック

 エルテックは1988年の創業以来、半導体をベースにした解析技術と、特許等の知的財産(IP)の調査/解析に関する経験の双方を駆使して、お客様のご要求に応じた技術情報(レポート)を提供することを主要業務とした技術サービス会社です。

 現在では半導体に限らず、様々な車載製品の解析実績も豊富であり、製品入手から解析までワンストップにて対応し、ベンチマークに向けたリバースエンジニアリング、多岐に渡る特許調査等も手掛けています。年間約400件におよぶ解析調査を行っており、こうした専門性を生かしたレポートを数多く作成販売しています。

Ltec service

販売レポート

 以下の最新製品を解析したレポートをマークラインズより販売いたします:

エルテックの解析実績→ 年間約400件の解析調査を行っています!

2016年の実績

  • パワートレイン関連 電子制御機器
    例: 各種ECU、EV/HEV用コントローラー、アイドルストップ装置、電池、各内部素子
  • 走行安全関連  システムおよび機器
    例: ステアリングシステム、ライティングシステム、エアバッグシステム、ADAS用機器
  • ボディ関連機器
    例: メーター、ナビ等の表示部、ヒーターユニット、パワーウインドウ、オーディオチューナー

解析報告例のご紹介 – 電池セル監視ユニットの基板

Cell Monitoring Unit 製品概要
  用途  : 車載Cell Monitoring Unit
  サイズ : 116mm x 75mm 
  積層数 : 4層
  部品点数 : 445個
  端子数 : 1174端子
搭載部品調査 搭載部品調査 (BOM作成)
基板から取り外した部品について調査し、品種や素子定数の特定を行っている。
コスト調査を目的とした部品表のみのご依頼も受託している。
基板除膜
基板除膜
基板除膜
X線写真(上図)から、積層数が4層であること、配線間がスルーホールによって接続されていることが判る。
この基板構成情報をもとにして各層ごとに除膜して配線情報を抽出することができる。
レイアウト配線抽出
レイアウト配線抽出
レイアウト配線
上図は、ある層の現品を撮影した配線写真である。スポットに至るまで鮮明に識別できる。この写真から配線情報を自動的に抽出したのが
下図であるが、鮮明な写真をもとにしたゆらぎのないパターン化ができる。人手による作業でないため接続の信頼性が高い点が特長である。
回路図作成

回路図作成
抽出した配線情報からフラットな回路図を作成し、電源ノードやメイン経路などを見極めながら、動作が把握しやすいように機能的にまとめられている。

アウトプットはPDFの回路図とEDIFによるライブラリデータが提供されるが、別途、CADデータでの納品も可能である(オプション)。

クロスプロービングツール クロスプロービングツール
クロスプロービングにより部品や配線がレイアウトと回路図で、
1対1に対応しハイライト表示させることができる。
オプション解析
オプション解析

オプション解析
ここまでの解析によって、製品の詳細な特徴が把握できた。こうした標準な解析に加え、トランス乗数測定、レイアウトデータ提供、構造解析(断面、組成など)、熱解析、ノイズ解析等も得られたデータを利用すれば可能である(オプション対応)。

上段: 断面構造解析

中段: 熱解析

下段: ノイズ解析

 

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マークラインズ株式会社 調査部
担当:吉川・山中
電話:03-5785-1385
e-mail:benchmark@marklines.com

 

 

株式会社フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ

 フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ(以下フォーマルハウト)は1994年創業の若い会社ですが、移動体通信機器の分解・解析・原価計算からスタートし自動車分野にもビジネスを拡大してきました。現在ではその実力が認められ、多数の固定顧客をもつ有力な企業です。

 エルテックと異なり素子・基板レベルの分解解析は行いませんが、電子機器の内外部観察に基づく製品概要、基板や実装部品の機能推定、ブロック図の作成などを得意としています。こうした調査方法から、エルテックに比べスピーディかつ経済的な調査が可能で、月平均10件前後の部品調査を行っています(自動車以外も含む)。

bland image

販売レポート

 以下の最新製品を調査したレポートおよびBOMをマークラインズより販売致します:

 

調査項目例のご紹介

製品スペック情報 製品スペック情報
用途、搭載機種、サプライヤー名など製品概要と
目視レベルの製品仕様を一覧としている。
分解調査情報 分解俯瞰写真
全体構成が一目でわかり、以降のページのインデックスの役割もしている。
ブロックダイアグラム ブロック図
フォーマルハウトの知見を生かし、推定部分を含めて
全貌を表現している。いわゆる機能ブロック図であり
回路の詳細は判らないが、上の分解俯瞰写真と合せ
ると製品が総合的に理解できる。
基板回路調査 基板調査
各層の剥離は行わないが、実装素子の詳細を
調査しブロック図の検証、BOMの作成や原価計算
につなげる。
マイクロスコピック観察 微視観察
ポイントとなる部分を拡大観察することで詳細技術を
現認する。基板や素子の内部調査を行わないという
制限のなかで回路やブロック図など全体を推察する
ための有力な手法である。
BOM BOM作成
上記の各調査ステップから、構成品の全貌を示した
一覧表である。重量はもとより価格(一部構成品のみ)
までをまとめている。

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マークラインズ株式会社 調査部
担当:吉川・山中
電話:03-5785-1385
e-mail:benchmark@marklines.com