・米国の複数メディアの6月24日付報道によると、自動運転車を開発する米Alphabet傘下のWaymoは、ウーバー(Uber)との独占的パートナーシップ契約により、ジョージア州アトランタでのロボタクシーサービスの提供を正式に開始したと発表した。この独占契約では明確に双方の役割を分担している。ウーバーは車両の保守と洗車・清掃を行い、Waymoはコアテクノロジーとロードサービスに注力する。
・このパートナーシップでは、顧客はウーバーの配

・スウェーデンのモビリティ関連新興企業支援組織MobilityXlabは6月25日、有名な「新興企業と産業の連携プログラム」に参加する7社を選定したと発表した。参加する新興企業は、Dessia Technologies (フランス)、Discernity (スウェーデン)、EYE2Drive (イタリア)、Easyrain (イタリア)、Deontic (ベルギー)、Digitraffic (スウェーデン)、BeyondMath (

・タイの現地メディアThe Nationの6月25日付報道によると、タイの物品税局は、哪吒汽車(Neta Auto)のタイ法人であるNeta Thailandに関する状況が厳重に監視されており、同局と関係各所との間で継続的な協議が行われていることを明らかにした。 
・哪吒汽車の中国親会社である浙江合衆新能源汽車有限公司(Zhejiang Hozon New Energy Automobile Co., Ltd.)は破産手続きを開始し

・フィリピンエネルギー省(DOE)は6月23日、電気自動車産業開発法(EVIDA)に基づき、利用可能な電動車両と認定EV充電ステーションに関する最新情報を発表した。市場におけるEVのブランドとモデルの数は増加を続けている。
・2025年6月現在、DOEはEV 739モデル、プラグインハイブリッド(PHV) 75モデル、ハイブリッド(HV) 95モデル、小型電気自動車(LEV) 83モデルを認定している。EV充電ステーション(EVCS

・長城汽車(GMW)のインドネシア現地法人であるGWM Indonesiaは6月26日、レトロフューチャーデザインと先進技術を融合させたスマートでスタイリッシュな電気自動車(EV)「ORA 03 (好猫)」をインドネシアで正式に発売した。
・「ORA 03」の価格は3億7,900万ルピア(約340万円)。早期購入特典として、8月3日にガイキンド国際モーターショー2025(GIIAS 2025)が終了するまで価格が3億6,900万ルピ

・奇瑞汽車は6月26日、プラグインハイブリッド車(PHV)の新型フラッグシップセダン「風雲(Fulwin) A9L」の予約販売を開始したと発表した。全4グレード設定され、予約販売価格は15.99万元-22.99万元。
・車体サイズは、全長5,018mm、全幅1,965mm、全高1,500mmで、ホイールベースは3,000mm。
・高性能なハイブリッドEプラットフォーム(電混E平台)をベースに開発された。鯤鵬スーパーハイブリッドシステ

・小鵬汽車(XPeng)は6月19日、インドネシアでフラッグシップスマート電気MPV「X9」の公式ローンチイベントを開催し、右ハンドルモデルの現地生産を7月から開始することを明らかにした。これは同社にとって中国以外での初の現地生産となる。
・インドネシアは、中国を除いた「X９」の主要市場になると予想されている。小鵬汽車は長期的な技術指導のパートナーシップモデルを通じて、AIを搭載したモビリティのパイオニアになり、インドネシアのスマー

・東風汽車集団は6月25日、日産の中国法人である日産(中国)投資有限公司(NCIC、以下、日産中国)と合弁契約を締結し、自動車輸出業務を担う合弁会社を設立すると発表した。
・合弁会社の登録資本金は10億元。東風汽車集団が4億元、日産中国が6億元を出資し、それぞれ40％と60％の株式を保有する。合弁期間は28年。
・両社は中国国外の市場に車両、部品および付属品を輸出する。自動車輸出業務において、それぞれの財務資源やサプライチェーンの強

・米調査会社J.D. Powerは6月26日、2025年米国初期品質調査(IQS)の結果を発表した。この調査では、米国で2025年型の新車を購入後90日の所有者9万2,694人を対象に、10の主要分野における新車100台あたりの不具合数(Problems Per 100 vehicles, PP100)を記録している。
・調査の一環として、J.D. Powerは年間で最も優れた生産工場を表彰している。工場品質賞は、米国市場で販売され

・Continental (コンチネンタル)は、アウディの新型プレミアムSUV「Q6 eトロン(Q6 e-tron)」向けに、従来の車両キーとスマートフォンベースのデジタルキー「CoSmA」からなる包括的な車両アクセスシステムを供給すると発表した。 
・CoSmAデジタルキーは、中央制御ユニットへの統合、超広帯域(UWB)無線技術を搭載したトランシーバー、インテリジェントなソフトウェアなどが特徴である。このシステムにより、スマートフ

・奇瑞汽車傘下の東南汽車(Soueast)は6月27日、サウジアラビアにおいて、中東事業の拡大に向けた新たなブランド戦略を発表し、Sシリーズの新モデル3車種を初披露した。同社は「In Saudi, For Saudi (サウジアラビアで、サウジアラビアのために)」をスローガンに、同国での現地化促進に注力する。
・東南汽車は2026年までに中東研究開発拠点、地域部品・サービスセンター、主要都市の販売・サービス拠点を設立する計画。販売・

・エジプト政府は6月25日、同国の投資・貿易相が、中国・上海市で開催された自動車産業に関するラウンドテーブルに参加し、複数の中国企業と意見交換を行ったと発表した。
・同相は、エジプトの自動車産業が現在、国内製造の拡大、バリューチェーンの強化、クリーン技術の導入に重点を置きながら変革を遂げていると説明し、政府としてこの分野を支援していく姿勢を示した。  
・さらに同相は、電気自動車(EV)産業は、エジプト政府が掲げる持続的開発のための

・ブラジルの2025年1-5月の自動車部品の輸出額は前年同期比4.6%増の33億ドルとなった一方、輸入額は前年同期比14.4%増の95億ドルに達し、貿易赤字は前年同期比で20.5%増の61億7,000万ドルとなった。6月26日付のブラジル現地メディアのAutoIndústriaが報じた。
・5月だけで輸入は15.5％増の19億ドルとなった一方、輸出は6億8,230万ドルで横ばいだった。ブラジル最大の自動車部品供給国である中国の輸出額

・キャデラックは、2025年にデュアルモーター搭載のAWDバージョンのみとして発売したミッドサイズ電気SUV「オプティック(Optiq)」に、いくつかの重要なアップデートを追加した2026年型モデルを発売する。複数のメディアが6月24日に報じた。
・新たに設定するRWDバージョンが「オプティック」の基本モデルになるという。最高出力315hp、最大トルク332 lb-ftを発揮し、AWDバージョンと同じ容量85kWhのバッテリーパック

・日産は6月26日、欧州で第3世代となる日産のシリーズハイブリットシステム「e-POWER (eパワー)」を搭載したコンパクトクロスオーバーSUV「キャシュカイ(Qashqai)」を発表した。第3世代eパワーシステムは、高い走行性能やスムースで気持ちのよい運転体験を損なうことなく燃費性能と静粛性の向上を実現した。
・新たなeパワーシステムは、モーター、発電機、インバーター、減速機、増速機といった５つの主要部品をコンパクトで軽量な一つ

・6月25日付のブラジル現地メディアAutoEsporteは、ブラジル政府が7月1日から電気自動車(EV)の輸入関税を引き上げると報じた。
・税率はハイブリッド車(HV)が25%から30%へ、プラグインハイブリッド車(PHV)が20%から28%へ、EVが18%から25%へ引き上げられる。これは、2026年7月にすべての車種に対し35%の税率を完全に復活させる前の最終調整となる。今回の決定は、ブラジル全国自動車製造業者協会(ANFAV

・インドの軽負荷制御ケーブル・自動車用ハロゲン電球メーカーSuprajit Engineeringは投資家向け最新情報で、同社の製品ポートフォリオをケーブルだけでなく車両制御や電子システムにも拡大すると発表した。同社は主要製品3分野の進捗状況を報告した。 
・デジタルクラスター＆センサー分野では、2輪車用の内燃エンジン(ICE) 1モデルと電気(EV) 3モデル及び同社初となる電気3輪車1モデルに向けたスロットルとセンサーシステムの

・6月25日付のブラジルの複数メディア報道によると、カオア(Caoa)と現代自動車のパートナーシップ終了に伴い、アナポリス(Anápolis)工場における現代自の生産が2025年4月以降停止された。これにより、小型トラック「HR」やコンパクトSUV「ツーソン (Tucson)」などのモデルの生産が影響を受けている。
・現地の金属労働組合は、生産停止を確認したと発表しているが、カオアと現代自の両社は、提携解消について公式なコメントを控

・ジープは6月27日、CセグメントSUVの新型「コンパス(Compass)」が、大胆でボクシーなデザイン的特徴はそのままに、エアロダイナミクスを強化し効率を向上させたと発表した。同モデルは、STLA Mediumプラットフォームをベースにイタリアのメルフィ(Melfi)工場で生産される。
・空気抵抗を低減し、オフロードでのプロテクションを提供するフラットなアンダーボディ、空気の流れを改善するために不要なときは閉じるアクティブ・グリル

・シボレーは6月26日、中東で新型サブコンパクトクロスオーバーSUVの「グルーブ(Groove)」を初公開した。2026年型となる「グルーブ」は、大胆な新デザイン、再定義されたグレード戦略、そしてパワー、快適性、コネクティビティ、安全性にさらに重点を置いている。
・「グルーブ」は中国製モデルで、上汽GM五菱のサブコンパクトクロスオーバーSUVの宝駿(Baojun)「510」をベースとしている。
・新型「グルーブ」は1.5Lターボチャ