・ボルボ・バスは5月28日、エジプトで自動車の組立および販売を手掛けるGB Autoと覚書(MoU)を締結したと発表した。提携により、エジプトから中東・アフリカ地域へのボルボ製バスの輸出増につなげたいという。
・提携の一環で、GB Autoはエジプトの紅海に面したアイン・スクナ(Ain Sokhna)にあるバス工場への投資と改修を行う。ボルボ・バスは技術面での知識の共有、ビジネス経験などに基づいてGB Autoを支援するという。また

・エジプト情報省（Egypt State Information Service）は5月27日、同国首相がNasr Automotive Companyの復活・再始動について公共事業大臣と協議したと発表した。同大臣によればNasr Automotive Companyはまずバス工場を再始動したという。
・バス工場では現在週5台のバスを生産している。バスは国際基準を満たしており既存契約の一部として観光輸送会社数社に供給されている。また

・タタ・モーターズ(Tata Motors)は5月28日、エジプト最大級の流通会社の一つであるMM Group for Industry and International Trade (MTI)と提携し、同国で商用車シリーズを発売したと発表した。ピックアップトラックの「ゼノン(Xenon)」、商用トラックの「ウルトラ T.7 (Ultra T.7)」、「ウルトラ T.9 (Ultra T.9)」、重量級トラックの「プリマ 3328

・エジプト情報省（Egypt State Information Service）は5月20日、エジプト・ラマダン10日シティ（10th of Ramadan City）に住友電装の欧州法人Sumitomo Electric Wiring Systems Europeの子会社SE Wiring Systems Egyptの新工場が完成して同日エジプト首相が開所式に出席したと発表した。新工場は最新技術を駆使して自動車用ワイヤーハーネス

・エジプト首相は5月25日、カイロで開催された2025 US-Egypt Policy Leaders Forumにおいて、米国側との継続的な協議により、自動車分野への関心が高まっていると発表した。米国製CBU車両のエジプトへの輸入制限を緩和するための申請が提出された。
・その一環として、5月11日、産業開発担当副首相、産業・運輸大臣により決定第112号が発出され、米国製車両は商品・技術製品リスト第44号に記載されているエジプトの必

・広州汽車(GAC)は5月21日、サウジアラビアを拠点とし、複数の大手OEM車両を取り扱うAbdul Latif Jameel Automotiveと、現地生産に関する協力協定を締結したと発表した。両社は、エジプトにおけるCKD現地生産プロジェクトを共同で推進し、中東およびアフリカにおける産業協力の新たな基準の確立を目指している。
・このプロジェクトでは、溶接、最終組立、車両検査などの新たな生産ラインを新設し、2026年後半の量産開

・エジプト政府は5月20日、同国におけるグローバル自動車ブランドの大手販売会社であるKasrawy Groupが奇瑞汽車傘下のJetour(捷途)ブランドとコンパクトSUVの「Jetour T1」およびオフロードSUVの「T2」をエジプトで現地生産する総額1億2,300万ドルの契約を締結したと発表した。
・今回の契約には、10月6日市(Sixth of October City)工業地帯に敷地面積8万6,000平方メートルの自動車組

・エジプトの投資・フリーゾーン庁(GAFI)は5月19日、ソーシャルメディアへの投稿を通じて、中国・広東省の省長と会談を行ったと発表した。省長は、広東省の政府機関の代表、エジプトに投資している企業や投資を検討している広州汽車(GAC)を率いて訪問中だった。
・双方は2025年下半期の投資協力計画について議論したという。会議の中で、広州汽車の馮会長は、エジプト市場での需要および輸出に対応するため、エジプトに3億ドルを投じ工場を建設する

・4月21日付の複数のエジプトメディアの報道によると、エジプトにおいてBYD車の販売および車両組立を手がけるAl Amal Automotive Groupの取締役会長は、2025年8月をもってBYD車の現地生産を終了すると明らかにした。この決定は、原材料の供給不足に加え、中国における当該モデルの生産終了によるものとされている。また、同会長は、中国の東風風行(Forthing)の車両を現地で組み立てるため、新たな生産ラインに3億エジ

・ステランティスの中東・アフリカ法人Stellantis MEAは4月16日、ソーシャルメディアへの投稿を通じて、エジプトでコンパクトSUVのシトロエン「C4 X」の現地組立を開始したと発表した。生産はアラブ工業化機構傘下のArab American Vehicles (AAV)の工場で行われ、ステランティスにとって「C4 X」はエジプトで2モデル目の現地生産車となる。
・シトロエン「C4 X」は、SUVの実用性にセダンのエレガント

・4月14日付の複数情報筋によれば、エジプトの有力ガラスメーカーDr. Greiche Groupは、自動車用ガラスの生産工場の新設に5億エジプトポンド（約14億円）を投資する。同社はエジプトに進出しているOEMや国際市場の需要に対応するため、カイロ都市圏にあるラマダン市（Ramadan City）に2万5,000平方メートルの工場を新設する。同工場は2026年第4四半期に稼働予定で、500人以上の直接雇用を創出する。新工場にはイタ

・エジプトにおけるグローバル自動車ブランドの大手販売会社であるKasrawy Groupは4月14日、中国の自動車メーカー賽力斯集団(Seres Group)の高級電気自動車(EV)ブランドの問界(AITO)と提携し、エジプト市場における独占配給会社となることを発表した。 
・今回の提携によりKasrawy Groupは、自動車市場で事業とプレゼンスを拡大するというグループ戦略の一環として、エジプト市場で初めて高級ブランドを導入する

・エジプトのマドブーリー首相は４月13日、AL-Mansour Automotive Group (以下、AL-Mansour)の代表者と面会し、New October Cityに車両組立工場を建設し生産を開始する計画について協議した。AL-Mansourとエジプト政府が発表した。
・AL-Mansourはエジプトの自動車製造に1億5,000万ドルを投じ、様々なブランドのモデルを生産する予定。生産開始は2026年で、第1段階に年間5

・4月8日付のエジプトの複数メディア報道によると、ステランティスはKasrawy Groupと提携し、エジプトで初となる現地組立のシトロエン「C4X」を発売するという。生産はアラブ工業化機構傘下のArab American Vehicles (AAV)の工場で行われる予定。
・シトロエン「C4X」は、1.2L 3気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力130hp、最大トルク230Nmを発揮する。最高速度は200km/h、燃費は5.8L/

・エジプトの複数メディアの4月8日付報道によると、エジプトの複合企業で、自動車組立・販売会社などを傘下に持つMansour Groupは、同国内に内燃エンジン(ICE)車および電気自動車(EV)の組立工場の新設を計画しているという。
・同社はこの計画に対して1億5,000万ドル超を投資し、新工場では1万人の雇用が見込まれる。しかし、稼働開始時期については明かされていない。
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・エジプトの公共事業部門大臣は、El-Nasr Automotive Companyが同国初の電気自動車(EV)を開発中であると述べた。3月24日付の複数の現地メディアが報じた。このEVの開発にあたっては、高いローカル部品の調達率を予定しているという。同社はより多くの乗用車モデルをラインナップに追加する予定。
・El-Nasr Automotive Companyは1960年に設立された車両製造会社で、過去にフィアット車を中心に現地

・エジプトの財務相は3月5日、現行予算(2024-2025年度)から10億エジプトポンド(約29億円)をエジプトの「自動車産業の現地化」に割り当て、自動車製造の分野で投資パートナーシップを誘致すると発表した。エジプトは今年、自動車生産において現地調達部品が45%を超える水準にすることを目標に据える。
・「自動車現地化戦略」の取り組みにはこれまでに7社が登録している。登録企業の税金および関税の処理は財務省内の専門部署が当たり、合理化さ

・エジプトのEzz Elarab Groupは2月26日、ESAF (Ezz Elarab El Sewedy Automotive Factories)による合弁事業のもと、エジプトで初のプロトンのCKD組立モデルとなるAセグメントセダン「サガ(Saga)」を発売したと明らかにした。価格は62万9,900エジプト・ポンド(約186万円)からの設定で、輸入モデルと比較して12万エジプト・ポンド(約35万円)低い価格となっている。
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・アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を置く多国籍ロジスティクス企業であるDP Worldは2月13日、エジプトのアイン・スクナ(Ain Sokhna)港から乗用車の輸出を開始した。RO-RO船「ULUSOY 5」は現地で組み立てられた日産「サニー(Sunny)」498台を積み、ドバイのジェベル・アリ(Jebel Ali)に向けて出港した。DP World はエジプトの自動車産業の発展を目指し、2025年中に1万台もの自動車の出

・2月10日付の複数のエジプトメディアの報道によると、エジプトにおけるBYD配給店で車両組立も手掛けているAl Amal Automotive Groupは、2025年第1四半期末でコンパクトセダンのBYD「F3」の組み立てを終了する。 同社はBYD「F3」の代替車の生産に取り組む。BYD「F3」 は、最高出力108hpを発揮する1.5L 4気筒エンジンを搭載している。
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