・ベトナムのVinFast Manufacturing and Trading JSCは5月16日、ベトナム・ハティン(Ha Tinh)省ブンアン経済区に大規模な電気自動車(EV)工場を建設する認可を正式に当局から取得したと発表した。ハティン経済区管理委員会が発行した投資登録証明書により、プロジェクトは前進した。
・投資額は6兆ドン(約2億4,000万ドル)を超え、このうち6,070億ドンはVinFastによる株式への投資分となる。

・VWのソフトウェア部門Cariadは5月20日、PCやサーバーで一般的に使われている高速データ転送技術PCI Express (PCIe)を採用し、増大する車両データのニーズに対応すると発表した。PCIeの速度と効率性は最新の車両ネットワークに適しているという。
・PCIeは、ダイレクトメモリーアクセス(DMA)による高速で低遅延のデータ交換、PCIeスイッチを使用したスケーラブルな接続、複数チップにまたがるメモリーや周辺機器への

・百度(Baidu)傘下で自動運転の新エネルギートラックを手掛ける新興メーカーDeepWay(深向)は5月16日、タイの主要パートナー企業と先日配給契約を締結し、同国市場で初受注を獲得したとSNSに投稿した。
・配給契約では、右ハンドル電気トラックとパワートレーラーモデルが主な対象モデルとなる。Deepwayはタイのパートナー企業に対し、先進的な3つの電動システム、インテリジェントな運転技術、右ハンドル市場向けの商品開発など、ライン

 ・Schaeffler AG (シェフラー) は5月21日、公益社団法人自動車技術会(JSAE)主催の人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMA (5月21-23日)で、より効率的で持続可能かつインテリジェントなモビリティ実現に向けた取り組みとして、電動ドライブ向け製品、マルチエナジー関連製品、自動運転向け製品などを披露した。Vitesco Technologiesとの合併により拡充された製品ポートフォリオを日本で初めて

・5月16日付の複数の米国メディアの報道によると、米国で自動運転技術を開発するAurora Innovation (オーロラ)は、無人運転トラックサービスの開始から数週間後、バックアップの人間ドライバーを運転席に再配置することを発表した。
・この措置は、米大手トラックメーカーのパッカー(PACCAR)が、オーロラによる自社車両の使用に公に反対したことを受けたもので、パッカーの広報担当者は「安全性が十分に証明されていないものを商業化す

・テスラのElon Musk CEOは5月20日、テキサス州オースティンでのロボタクシー計画を実行に移すとあらためて確認し、詳細を追加発表した。6月末に始まるロボタクシー事業では、まず運転支援機能のFSD (Full Self-Driving)を搭載した「Model Y」10台が使用される。同日付の複数の米国メディアが報じた。
・2024年10月に発表されたコンパクトハッチバックEVの自動運転タクシー「サイバーキャブ(Cyberca

・米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は5月8日、テスラがテキサス州オースティンで近々計画している運転支援機能のFSD (Full Self-Driving)を搭載した有料ライドシェアサービス用のロボタクシーの悪天候時の運行計画について、テスラField Quality DirectorであるEddit Gates氏に書簡を送付した。5月12日付けの複数の米国メディアが報じた。
・NHTSAは、公道で使用する車両と自動運転技術のテ

・5月13日付の複数のメディアによると、テスラは数カ月前からテキサスギガファクトリー(Gigafactory Texas)の北区域で既存のCortexスーパークラスターと対になるCortex 2.0の建設を進めている。 
・この施設は当初Central Campus Support施設と命名されていたが最近の地元への届け出によりCortex 2.0に変更された。 
・地元の情報筋によるとCortex 2.0のスーパーコンピューターク

・スカニア(Scania)は5月15日、北欧のトップ企業各社と新興企業を結びつけて新技術を共同開発するプラットフォームCombient Foundryと提携すると発表した。スカニアはこれまでに新興企業と約25件のパイロットプロジェクトに取り組み、現在その多くが社内で使われている新しいツールや手法につながっている。 
以下にスカニアと新興企業が提携した3つの主要プロジェクトを紹介する： 
① 自動運転車訓練： 米国の新興企業Appli

・ZF Friedrichshafenは、6月15日から18日までドイツのHamburgで開催されるUITP Summit 2025で、クリーンで安全かつスマートな都市間バスを実現するための技術を出展することを発表した。
・ZFの電動セントラルドライブCeTrax 2と電動エアコンプレッサーe-comp Scrollは、このイベントで初公開される。CeTrax 2は連続出力210kW、最大トルク8,720Nmを発揮し、19トンまでの

・Tata Elxsiは5月14日、Mercedes-Benz Research and Development India (MBRDI)の車両ソフトウェアエンジニアリングおよびソフトウェア定義車両(SDV)の開発パートナーに選定されたと発表した。Tata Elxsiは、次世代車両の開発とイノベーションの拡大をサポートする。
・Tata Elxsiは、自動運転、電気自動車、コネクテッドビークルテクノロジー、AI、SDVなど幅広い分

・自動運転技術を手掛ける中国のWeRide (文遠知行)は5月16日、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで、中東において初となる完全無人運転ロボタクシーのテスト運行を開始したと発表した。同社は今四半期より、安全ドライバーなしのタクシー車両を公道で走行させるという。
・商業ベースの無人運転ロボタクシーおよび付随するサービスの利用可能エリアは、規制当局の承認を条件として2025年夏より徐々に拡大していく。WeRideはまた、ロボタ

・米国を本拠とする中国系自動運転技術開発ベンチャーPlus (智加科技)は5月14日、ドイツでパートナーのDSV、dm、イベコ(IVECO)とともに、半自動運転トラック技術の実地試験を完了したと発表した。
・今回のテストはドイツで最初の実地試験だった。数カ月にわたるテスト、トレーニング、検証を経て、半自動運転トラックは実際の条件下でクレーフェルト(Krefeld)とヘンネフ(Hennef)の間で商品を運び、安全性、効率、燃料節約にお

・自動運転技術を手掛ける中国のWeRide (文遠知行)は5月14日、広東省広州市の中心部に8本の自動運転モビリティサービス実証運営専用路線を開通させ、大都市の中心エリアで24時間の自動運転モビリティサービス網を展開すると発表した。
・今回始める終日運営の路線は、広州タワーや州国際展覧センターなど広州市の中心的ランドマークを貫くだけでなく、広州白雲空港、広州南駅など交通ハブに接続する。
WeRideのWeChat公式アカウントに基づ

・自動運転車を開発する米Alphabet傘下のWaymoは5月14日、同社の旧型第5世代運転支援システム(ADS)ソフトウェアを搭載した1,212台の自動運転車をリコールし、アップデートを実施すると発表した。この措置は、2024年に米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)が調査を開始したことを受け、チェーンやゲート、その他の道路障害物との衝突のリスクに対処するためのものである。
・Waymoは現在、カリフォルニア州サンフランシスコおよ

・イスラエルに拠点を置くスマートで持続可能なモビリティイノベーションハブであるDrive TLVは、NXP Semiconductorsとの提携によってスマートモビリティソリューションを推進すると発表した。
・このパートナーシップは、自動運転、レーダーシステム、自律移動ロボット(AMR)、自動車分野におけるAI活用ユースケースなどの分野で、技術の進歩を加速させることに焦点を当てている。
・Drive TLVは、業界の課題に対処し、市

・FORVIA HELLAは5月12日、世界的なプレミアムOEMから先進制御モジュール(ACM)の開発・生産を受注したことを発表した。2028年から量産を開始する予定。FORVIA HELLAはまた、別の有名自動車メーカー向けにインテリジェント配電モジュール(iPDM)の量産を2025年半ばまでに開始する。両プロジェクトの受注総額は10億ユーロ超となる。両プロジェクトの生産はルーマニアのTimisoara工場で行われ、ドイツのLip

・ステランティス傘下のDS Automobileは５月14日、プレミアムコンパクトハッチバックの「DS N°4」を発表した。DSの新しい「N°」ネーミング戦略に基づいた、「DS 4」の改良型モデルとなる。
・車体サイズは、全長4.4m、全幅1.87m、全高1.47m、ホイールベース2.67m。
・パワートレインは電動化された3種類が設定される。電気自動車(EV)のE-TENSEバージョンは、最高出力213hp、最大トルク343Nmの

・NXP Semiconductorsは、L2+からL4の自動運転向けに16nm FinFET技術を使用した第3世代のイメージングレーダープロセッサS32R47を発表した。
・過去2世代のノウハウと実績のある技術に基づいて構築されたこの新ソリューションは、高性能マルチコアレーダー処理システムを統合し、レーダーMPUの処理性能を前世代比で最大2倍に高めながら、IC実装面積を38%削減し、システムコストを低減している。より高密度な点群出

・英国のウォーリック大学WMG (Warwick Manufacturing Group)は5月7日、SCALE (Solihull & Coventry Automated Links Evolution)プロジェクトが自動運転車の試験を開始したと発表した。バーミンガム(Birmingham)国立展示センター(NEC)で自動運転の電気シャトルによるサービスが始まる。 
・運行ルートは夏までに段階的に拡張され、自動運転の電気シャトル