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メルセデス・ベンツ、先進技術を搭載したショーカー「Vision Iconic」を発表
・メルセデス・ベンツは10月14日、ブランドの伝統を示すとともに将来に向けて設計されたショーカー「Vision Iconic」を発表した。
・エクステリアは、クロームフレーム、スモークガラス風のメッシュ構造、コントゥアランプを備えたメルセデス・ベンツの伝統的なグリルが特徴。このグリルは、2025年9月に発表した新型ミッドサイズ電気SUV「GLC」で初採用された。フロントデザインには、先進的なライティング技術を用いた洗練されたモダンな

セレス傘下のテック会社、火山引擎とエンボディドAI分野で提携に合意
・セレス集団(Seres Group Co.,Ltd.、賽力斯集団)は10月9日、傘下の自動車関連のテクノロジー会社である重慶鳳凰技術有限公司(以下、セレス鳳凰)が、クラウドプラットフォームを手掛ける火山引擎科技有限公司(Volcano Engine、以下、火山引擎)とエンボディドAI分野における提携協定を締結したと発表した。両社はエンボディドAIの共同設計などエンドツーエンドの全業務で協力する。
・協議に基づき、セレス鳳凰と火山引

トルコのKarsan、Busworld 2025で自動運転システム搭載電気ミニバスなどを発表
・トルコの商用車メーカーKarsanは10月6日、ベルギー・ブリュッセルで開催のBusworld 2025において、電気ミニバス「e-JEST」の自動運転バージョン、トヨタと共同開発した燃料電池バス「e-ATA Hydrogen」、自動運転システム「Karsan AI」を披露したと発表した。
・「e-JEST」は現代の都市交通向けに設計されたコンパクトな電気ミニバスで、最大19人が乗車できる。最高出力135kWのBMW製モーター、1

東風汽車、テンセントと「自動車+インターネット」エコシステムを構築へ
・東風汽車は9月28日、湖北省武漢市においてテンセント(Tencent、騰訊)と戦略的提携協議に関する調印式を行ったと発表した。
・協議内容に基づき、両社はスマート化、デジタル化、グローバル化に焦点を当てた戦略的提携を一層強化し、スマート運転やスマートコックピットの革新を推進、AI技術と企業デジタル化の融合を強化する。今回の提携は、ユーザーにスマートで便利な移動体験を提供し、研究開発と運営の効率を全面的に高めるとともに、グローバル市

独アーヘン工科大学、AIを活用するEVバッテリーパックを開発へ
・ドイツ・アーヘン工科大学(RWTH) eモビリティコンポーネント生産工学研究所(PEM)は9月24日、欧州RESiLiTEプロジェクトの一環として国内外のパートナーと革新的バッテリーパックの開発に取り組むと発表した。
・EUが620万ユーロを補助するプロジェクトでは電気自動車(EV)バッテリーパックのエネルギー密度、効率、安全性、温度耐性、持続可能性の向上を目指す。
・PEMは、セルホルダーとハウジングを組み合わせることで鋳造

一汽紅旗、「霊犀」大規模AIモデルが中国当局の登録審査を通過
・一汽傘下の紅旗研発総院は9月25日、独自に開発した「霊犀 (Lingxi)大規模モデル」が、中国の国家インターネット情報弁公室による生成型人工知能(AI)サービスの登録審査を通過したと発表した。
・霊犀大規模モデルは、インタラクション体験において2つの技術的ブレークスルーを実現した。
高精度な音声インタラクションを実現し、複雑な指令を正確に認識して、知的推論と意思決定を行える。車載型の画像・テキスト生成能力を備え、ユーザーは音声指

FEV、AIを活用した車両軽量化構造開発で日本のNature Architectsと提携
・国際的エンジニアリングサービスプロバイダーFEVは9月25日、日本の技術企業Nature Architects (NA)と戦略的提携を結び革新的な車両構造を共同開発すると発表した。両社はAIを活用した設計手法により軽量化構造、機能性、開発効率に関する新基準確立を目指して協力する。
・この提携に基づきFEVは車両開発経験とプラットフォームデータを、Nature Architectsは形状最適化、メタマテリアル、折り紙工学を活用した

メルセデス・ベンツ、中国でバイトダンスとAI技術の活用で協力へ
・メルセデス・ベンツの中国法人である梅賽徳斯-奔馳(中国)投資有限公司(以下、メルセデス・ベンツ)は9月23日、TikTok親会社の中国ネット大手バイトダンス(ByteDance、字節跳動)と、戦略的協力のアップグレードに関する覚書に署名し、AI技術の業種を超えた融合を共同で推進すると発表した。
・スマートコックピットでは、メルセデス・ベンツのスマートコックピットAIプラットフォームに、バイトダンスの大規模言語モデル「豆包」を統合し

ルノーのAI駆動型産業用メタバース、工場のパフォーマンスと効率を向上
・ルノーグループは9月4日、人工知能(AI)の活用によりスピード、俊敏性、信頼性が向上し、工場のパフォーマンスが向上したと発表した。現在、生産ラインの約90%が繋がっており、毎秒 10 万件超のデータポイントが生成されているが、これは全工場で 1 日あたり 50 億件のデータポイントに相当する。
・これらのデータは、工場のデジタルツイン(仮想アシスタント)である産業用メタバースに送られ、プレス加工から組み立てまで、あらゆる工程をリア

CARIAD、エージェント型AIシステムを導入しデジタルアシスタントを変革へ
・VWのソフトウェア部門CARIADは9月8日、車両エコシステム内の自動デジタルエージェント向けエージェント型人工知能(AI)システムの使用を開始したと発表した。デジタルアシスタントを利用することで、車がスマートなコンパニオンに変わる。
・エージェント型AIシステムは、AIと機械学習を活用してドライバーと対話し、提案を行い、よりパーソナルで直感的、かつ安全な体験を提供する。例えば、アウディアシスタントは800超の音声コマンドを理解し

IAA 2025:MAN Truck & Bus、TUM Venture Labsと提携しAI、ロボティクス、プロセスの技術革新を目指す
・MAN Truck & Busは9月11日、ドイツ・ミュンヘンで開催中のIAA Mobility 2025で、TUM Venture Labsとの提携を発表した。MAN、ミュンヘン工科大学(TUM)、ディープテック系スタートアップの連携により、モビリティ分野のさらなる技術革新を目指す。
・このパートナーシップでは、ミュンヘンをテクノロジーと技術革新のための拠点として強化することも目標とする。レベル4自動運転トラックのATLAS-L
