AI
華晨BMW、南京市に子会社IT研究開発センターを設立へ
・BMWグループは7月18日、華晨BMWが全額出資してIT研究開発を担う子会社の宝馬(南京)信息技術有限公司を南京市に設立すると発表した。BMWグループがグローバルに展開する6つのIT研究開発センターのうちの1つとなる。グループにとっては中国に初めて設立する施設となり、アジアでは最大規模となる。
・この新会社は、2021年に設立された領悦数字信息技術有限公司の南京支社(LingYue Digital Information Tech

中国一汽、アリババと大規模言語モデル共同イノベーションセンターを設立
・中国一汽は7月16日、アリババ(Alibaba)と共同で設立した大規模言語モデル共同イノベーションセンター(2053 AIラボ)が開所したと発表した。中国一汽は、アリババの大規模モデルである通義千問をベースに、自動車業界向けの大規模モデルを開発し、中国一汽の様々なシナリオに適用させる。
・今回の協業で両社は、コンピューティングアーキテクチャの最適化、分野別データガバナンス、大規模モデルの事前トレーニング、モデルの微調整・強化学習、

CARIAD、車両の不具合を検出するAI式予知保全システムを発表
・VWのソフトウェア部門CARIADは7月11日、将来発生しうる車両の不具合を事前に検知するAI式Predictive Maintenance (予知保全)システムの開発に取り組んでいると発表した。
・このシステムは機械学習を用いて車両データを分析し摩耗の兆候を早期に発見する。得られたデータと正常品のデータを200以上の主要指標と高度なアルゴリズムに基づいて比較し不具合の有無を判断する。
・システムは潜在的な不具合が見つかるとイ

中国一汽、吉林大学と戦略的提携深化に関する協定を締結
・中国一汽は7月12日、吉林大学(Jilin university)と戦略的提携深化に関する協定を締結したと発表した。
・協定によると、両者はコネクテッド新エネルギー車(NEV)、人工知能(AI)、高性能車両用の新素材、車両・道路・クラウド・ネットワーク・衛星の協調技術などのコア技術に焦点を当てる。さらに、先端技術研究開発、ハイエンド人材育成、高品質な製品の普及とサービスなどの分野において、全方位的な協力を深化させていく。
中国一汽

BYD、香港科技大学と具身知能ラボを設立へ
・BYDは7月8日、香港科技大学と提携枠組み合意書に署名したと発表した。両者は香港科技大学-BYD具身知能共同ラボ (Embodied Intelligence Lab) を設立し、ロボット技術とスマート生産に焦点を当てた先進技術の研究を行う。
・共同ラボは香港科技大学のキャンパスに開設される。BYDは今後数年間で数千万香港ドルを投入し、実験室の運営を支える。ラボでは、具身知能(Embodied Intelligence, EI)の

Black Sesame、文心大規模モデルと技術的提携を開始
・黒芝麻智能(Black Sesame)は、百度グループ(Baidu)傘下の文心大規模モデルとの技術的提携を開始したと発表した。
・Black Sesameは文心大規模モデルをベースにした車載推論エンジンを開発し、企業や開発者に実用的で、使いやすく、実装可能なワンストップ式の大規模モデルソリューションを提供する。
・文心大規模モデルの先進技術と、Black Sesameの車両向け高性能コンピューティングチップおよびプラットフォームを

BMW、工場設備の保守・トラブルシューティングの迅速化にAIアシスタント「Factory Genius」を導入
・BMWグループは7月2日、AIを活用した保守支援ツールの「Factory Genius」を導入したと発表した。数秒以内に解決策を提示することで工場設備のトラブルシューティングを迅速化し、診断にかかる時間を短縮するという。
・検索エンジンのように動作するこのツールは、マニュアル、故障報告書、毎日更新されるシフトの引継ぎ記録といった内部データの情報源をスキャンし、迅速に正確な解答を探し出す。データはインターネットではなくBMW独自の技

Elektrobit、SDV向けAIソフトウェアプラットフォームEV.OSの開発で鴻海と提携
・Continental傘下のElektrobit Automotiveは6月25日、台湾の鴻海精密工業(Foxconn)と共同開発契約を締結した。柔軟なAIソフトウェアプラットフォームEV.OSを共同開発してソフトウェア定義車両(SDV)へのシフトを加速する。
・EV.OSはElektrobitの車載ソフトウェアに関する専門知識を鴻海の生産及びハードウェア革新における強みと組み合わせることで複雑さの低減と開発サイクル短縮を図り将

Bosch、2027年までにAI分野に25億ユーロ超投資へ
・Bosch (ボッシュ)はBosch Tech Day 2025イベントにおいて、2027年までに製品およびサービス全体にわたるAIの分野に25億ユーロ超を投資する計画を明らかにした。
・膨大な車両センサーデータベースと生成AIを活用することで、開発期間を大幅に短縮し、より多くの運転支援システム(ADAS)を展開していくことを目指している。自動運転にAIを活用することで、車両の周囲の状況を視覚化し、ルートを計画し、他の道路利用者の

Zeekr、「豆包」大規模AIモデルを導入し、スマートコックピットを改良
・中国のテック大手ByteDance傘下でクラウドサービスプラットフォームを手掛ける火山引擎科技有限公司(Volcano Engine、以下、火山引擎)は6月16日、プレミアム電気自動車(EV)ブランド極氪(Zeekr)と協力し、スマートコックピットアシスタント「Eva」のアーキテクチャをアップグレードしたと発表した。
・今回のアップグレードでは、Zeekr独自の「Kr AI大規模モデル技術」に、ByteDanceの大規模AIモデル

BMW、仮想工場ソリューションを拡張 生産計画のスマート化を推進
・BMWは6月11日、バーチャルファクトリー(仮想工場)の拡張を発表した。今後、同社の世界30カ所以上の生産拠点にデジタルツイン技術を導入し、生産計画の迅速化を図る。従来は実工場で数週間かかっていた作業が、仮想空間上で数日以内にシミュレーション可能になるという。
・同社は2027年までに、40車種以上の新型および改良モデルをグローバル生産体制に投入する計画であり、まずバーチャル環境で検証した後、各拠点での実生産に移行する。これにより
