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BMW、AIを活用したプロセスで第6世代のEVバッテリーを生産
・BMWは8月18日、AIを活用した生産プロセスで第6世代のeDrive高電圧バッテリーを生産していると発表した。このバッテリーは、エネルギー密度、充電速度、航続距離を向上させる新しい円筒形セルを採用している。
・生産にあたって、BMWは先進的なITとデータ分析を活用した全く新しいプロセスを開発した。データサイエンスチームとITチームは、産業用IoT、ソフトウェアアーキテクチャ、AIを管理し、円滑な運用と品質を確保している。
・両チ

アリババ、傘下の高徳地図が通義ラボとAIネイティブモビリティエージェントを構築へ
・アリババ(Alibaba)傘下の高徳地図は、通義ラボと提携すると発表した。音声による対話、大規模モデル能力、エージェントなどの中核分野で協業する。
・高徳地図は通義(Qwen)大規模モデルをAI基盤として、現実世界を理解する能力を備えた空間智能(Spatial Intelligence)を構築した。通義ラボは高徳地図という膨大なユーザーシーンを通じて、大規模モデルの能力の実地適用と検証を推進し、個人向けサービスにおける大規模な応用

IAA 2025:独UNIO Enterprise、AI式5G+衛星コネクティビティを発表へ
・ドイツの次世代モビリティサービス企業UNIO Enterpriseは8月13日、ミュンヘンで9月8日から12日まで開催されるIAA MOBILITY 2025でUNIO Moveソリューションを紹介すると発表した。同システムは衛星と5Gを組み合わせて高速道路、遠隔地、国境をまたぐ地域などあらゆる場所で車両のコネクティビティを保つもので、AIを活用したネットワークスイッチングにより安全で効率的な運用を実現する。
・IAA 2025

ポルシェ、バグ発見報奨金プログラムを8月に再開
・ポルシェは8月13日、ソフトウェアのバグ発見に報奨金を支払う同社のBug Bountyプログラム(バグ発見者に対する報奨金支給制度)に過去2年間で世界の数百人に及ぶITセキュリティ研究者が参加し、同社の情報セキュリティの向上と潜在的な攻撃手法の発見に貢献したと発表した。プログラムはこの成功を受けて拡大され8月18日に再開される。
・再開するプログラムでは提出されたバグ発見レポートの審査をAI技術を用いてスピードアップ、改善する。

CARIADとBosch、AI活用の自動運転レベル2及び3ソフトウェアの2026年発売に向けて提携を強化
・VWのソフトウェア部門CARIADとBoschは8月11日、先進AIを活用したレベル2及びレベル3のソフトウェア開発のため、自動運転分野での提携(Automated Driving Alliance)を強化すると発表した。人間のドライバーの行動により近づいた、よりスマートな運転支援システムの開発が目標だという。
・最初のバージョンはすでに試験車両に搭載されており、大規模なデータセットを用いて日々改良が進められている。2026年半ば

華晨BMW、南京市に子会社IT研究開発センターを設立へ
・BMWグループは7月18日、華晨BMWが全額出資してIT研究開発を担う子会社の宝馬(南京)信息技術有限公司を南京市に設立すると発表した。BMWグループがグローバルに展開する6つのIT研究開発センターのうちの1つとなる。グループにとっては中国に初めて設立する施設となり、アジアでは最大規模となる。
・この新会社は、2021年に設立された領悦数字信息技術有限公司の南京支社(LingYue Digital Information Tech

中国一汽、アリババと大規模言語モデル共同イノベーションセンターを設立
・中国一汽は7月16日、アリババ(Alibaba)と共同で設立した大規模言語モデル共同イノベーションセンター(2053 AIラボ)が開所したと発表した。中国一汽は、アリババの大規模モデルである通義千問をベースに、自動車業界向けの大規模モデルを開発し、中国一汽の様々なシナリオに適用させる。
・今回の協業で両社は、コンピューティングアーキテクチャの最適化、分野別データガバナンス、大規模モデルの事前トレーニング、モデルの微調整・強化学習、

CARIAD、車両の不具合を検出するAI式予知保全システムを発表
・VWのソフトウェア部門CARIADは7月11日、将来発生しうる車両の不具合を事前に検知するAI式Predictive Maintenance (予知保全)システムの開発に取り組んでいると発表した。
・このシステムは機械学習を用いて車両データを分析し摩耗の兆候を早期に発見する。得られたデータと正常品のデータを200以上の主要指標と高度なアルゴリズムに基づいて比較し不具合の有無を判断する。
・システムは潜在的な不具合が見つかるとイ

中国一汽、吉林大学と戦略的提携深化に関する協定を締結
・中国一汽は7月12日、吉林大学(Jilin university)と戦略的提携深化に関する協定を締結したと発表した。
・協定によると、両者はコネクテッド新エネルギー車(NEV)、人工知能(AI)、高性能車両用の新素材、車両・道路・クラウド・ネットワーク・衛星の協調技術などのコア技術に焦点を当てる。さらに、先端技術研究開発、ハイエンド人材育成、高品質な製品の普及とサービスなどの分野において、全方位的な協力を深化させていく。
中国一汽
