・三菱自動車は7月17日、インドネシアにおいて3列シートの新型ミッドサイズSUV「デスティネーター(Destinator)」を世界初披露した。GAIKINDOインドネシア国際モーターショー(GIIAS 2025、会期：7月24日～8月3日)で展示するとともに販売を開始する。
・新型「デスティネーター」はクロスオーバーMPV「エクスパンダー(Xpander)」やコンパクトSUV「エクスフォース(Xforce)」に続くインドネシア発の世

・アイルランドのIonic Rare Earths (IonicRE)は7月14日、同社の子会社であるIonic Technologiesが、英国先進推進技術センター(Advanced Propulsion Centre: APC)の「Collaborate」プログラムを通じて、今後3年間にわたり英国政府の資金提供を受けることが決定したと発表した。この資金は、希土類永久磁石(REPM)の持続可能かつ独立した英国国内サプライチェーンの

・タイの自動車部品サプライヤーは、米国による関税引き上げと世界的な鉄鋼価格の変動の影響に備えていると、7月12日付のタイのメディアのBangkok Postが報じた。これらは自動車部品のサプライチェーンに混乱をきたす恐れがあるとして、高まる懸念に対処するため、タイ工業連盟(Federation of Thai Industries: FTI)の自動車部品部会(Auto Parts Industry Club: APIC)が招集された

・米カリフォルニア州に拠点を置く商用旅客サービス向け電動エアタクシー開発企業Joby Aviationは7月15日、カリフォルニア州マリーナ(Marina)にある同社拠点の拡張を発表した。これにより、同拠点での航空機生産能力は倍増する見込みである。拡張後の総敷地面積は約43万5,500平方フィート(約4万平方メートル)に達し、商業運用の拡大を支える体制となる。 
・拡張されたマリーナ拠点が本格稼動すれば、年間最大24機、ほぼ2週間に

・インドネシア自動車製造業者協会(GAIKINDO)は、BYDの2025年上期(1-6月)の卸売が、高級ブランドの騰勢(Denza)を含め1万9,825台となったと公表した。インドネシア現地メディアRepublikaが7月14日に報じた。
・GAIKINDOのデータによると、インドネシアの2025年上期において、BYDは1万4,092台とブランド別ランキングで6位、騰勢は5,733台で13位だった。
・GAIKINDOはBYDの販売

・欧州委員会の貿易・経済安全保障担当委員は7月11日、EUの非特恵原産地規則(輸入品の原産地を定義する規則)に焦点を当てた重要な会合を開催したと発表した。この会合には、自動車、化学、エネルギー、鉄鋼などを含む分野のリーダー企業に加え、ACEA (欧州自動車工業会)、Eurobat (欧州蓄電池協会)といった国際的な貿易に関連する協会も参加した。
・グローバルサプライチェーンがより複雑化する中、これらの業界関係者から寄せられた意見は、

・ベトナム二輪車協会(VAMM)は7月10日、同協会に加盟するホンダ、ピアッジオ、スズキ、SYM、ヤマハの5社による2025年第2四半期(4～6月)の二輪車販売台数が前年同期比1.34％増の61万1,236台になったと発表した。
・これら5社は、現在ベトナム市場において、マニュアルトランスミッションバイク、スクーター、クラッチバイク、スポーツバイクなど、幅広い製品を提供している。
・第２四半期の販売台数は、VAMM加盟5社によるベト

・Allison Transmissionは7月14日、米国メリーランド州運輸省の交通局(Maryland Transit Administration)が、同社のeGen Flexハイブリッド推進システムを搭載した米New Flyer製バスをボルチモア(Baltimore)大都市圏で運行するために選定したと発表した。この40フィート(約12m)の電気ハイブリッドバスは2025年中に生産される予定。
・eGen Flexシステムは、

・GMは7月16日、米国の新興バッテリーリサイクル企業Redwood Materialsと非拘束的な覚書(MOU)を締結し、GMの米国工場で生産された新しいバッテリーと、GMの電気自動車(EV)から回収された中古のバッテリーパックを組み合わせたエネルギー貯蔵システムの導入を加速させることを発表した。
・この協業は、GMの先進バッテリー技術がEVという枠を超えて拡大する重要な一歩となる。両社は、2025年後半に計画の詳細を発表する予定

・マレーシア自動車協会(MAA)が発表した会員企業の6月新車販売台数は、前年同月比5.7%減の5万4,832台となった。内訳は乗用車が5.2%減の4万9,804台、商用車が10.0%減の5,028台。
・1-6月の累計販売は前年同期比4.6%減の37万3,636台だった。
・また、6月の生産台数は前年同月比4.3%増の5万2,067台、1-6月の累計生産台数は10.1%減の35万2,626台となった。
・MAAは7月の販売について、

・ステランティスのブラジル現地法人Stellantis Brazilは7月16日、零跑汽車(Leapmotor、以下、リープモーター)がDセグメント電気SUV「C10 EV」と以前に発表した Cセグメント電気SUV「B10」と共に、2025 年にレンジエクステンダー電気自動車(REEV)技術を搭載した新型Dセグメント電気SUV「C10 REEV」をブラジルとチリで発売すると発表した。
・「C10 REEV」は、ブラジルで初めて主要セ

・テスラは7月16日、中国のSNSである微博(ウェイボ)に、SUVの2枚の画像と共に「『Model Y L』、秋に会いましょう！」というキャプションを添えて投稿した。中国でミッドサイズ電気SUV「Model Y」の６人乗りロングホイールベースバージョンが発売されることが確認された。
・「Model Y L」の全長は4,976mm (196インチ)で、標準サイズの「Model Y」より179mm (7インチ)長い。全幅は1,920mm

・ボルボ・カーは7月16日、米国サウスカロライナ州リッジビル(Ridgeville)工場の生産ラインに、ベストセラーのミッドサイズSUV「XC60」のマイルドハイブリッド(MHV)バージョンとプラグインハイブリッド(PHV)バージョンを追加すると発表した。
・リッジビル工場での「XC60」の生産開始は2026年後半を予定しており、現在生産されているフルサイズ電気SUV「EX90」とミッドサイズ電気SUV「ポールスター3 (Poles

・長城汽車(GWM)のタイ法人GWM Thailandは7月10日、あらゆるライフスタイルに対応したプレミアムでインテリジェントな7人乗りPPV「タンク(Tank、坦克) 500ディーゼル」の仕様を発表した。
・次世代の2.4Tディーゼルエンジン(最高出力184hp、最大トルク480Nm）を搭載し、可変ジオメトリーターボチャージャーや9速ATなどにより、滑らかで効率的な走行性能を実現している。同モデルはタイ市場向けにカスタマイズされ

・7月14日付のアルゼンチンの複数メディア報道によると、トヨタはアルゼンチン・サラテ(Zarate)工場で冬期稼働休止期間を7月29日まで延長するという。
・公式にはロボット化と自動化プロセスを更新するための技術的な休止だと説明されているが、この動きは非生産期間に関連した賃金カットにつながるのではと従業員の間で懸念されている。
・当初は1週間の予定だったが、もう1週間の稼働休止期間の延長と範囲拡大により「ハイラックス(Hilux)」

・起亜は7月14日、欧州市場戦略モデルの新型ミッドサイズ電気セダン「EV4」に、GoogleのPOI (Points of Interest:注目地点)機能を搭載すると発表した。この機能により、ナビゲーションシステムが強化され、周辺施設や目的地に関する詳細情報の提供を通じて、ドライバーの利便性とコネクティビティの向上が期待されている。
・GoogleのPOIは、「EV4」において生産初期から標準搭載される予定。また、コネクテッドカー

・ルノーグループは7月15日、新たなCEOを任命するまでの間、グループのCFOを務めるダンカン・ミント(Duncan Minto)氏を同社の暫定CEOとして指名するという取締役会での決定を発表した。
・ダンカン・ミント氏は、グループの事業会社であるRenault s.a.s.の会長に就くジャン=ドミニク・スナール氏とともに日常の経営業務に当たる。新CEOの選任プロセスは、取締役会のガバナンス・報酬委員会の監督のもとで順調に進んでいる

・英国の自動運転推進組織Zenzicは7月14日、英国内のコネクテッドおよび自動運転モビリティ(Connected and Automated Mobility：CAM)産業の発展を促すため、政府が追加で1億5,000万ポンド(約300億円)の資金を供与すると発表した。
・自動運転やコネクテッドカーの研究を支援するCAM Pathfinderプログラムは、自動運転車両を市場に投入する際の課題への対処を目的とし、2030年まで行われる

・ステランティスは7月16日、水素インフラの不足、かさむ投資負担、不十分な消費者インセンティブを理由に、水素燃料電池技術の開発プログラムを中止すると発表した。同社は、2020年代末までに水素を動力とした小型商用車の普及拡大は見込めないとしている。
・同社は今年プロワンの燃料電池車の発売を予定していたが、仏オルデン(Hordain)工場での中型バンとポーランド・グリビツェ(Gliwice)工場での大型バンの水素燃料電池車の量産計画を取

・7月15日付のブラジル現地メディアAutoIndústriaは、吉利傘下のプレミアム電気自動車(EV)ブランドZeekr (極氪汽車)がブラジルで新型ミッドサイズ電気SUV「Zeekr 7X」の予約受付を開始したと報じた。同モデルは8月中旬にAWDバージョンのみで正式発売となる。
・既存のコンパクト電気SUV「Zeekr X」とミッドサイズ電気セダン「001」モデルの中間に位置する「Zeekr 7X」は、最高出力646hpのAWD