燃料電池
BMW、HyPowerDrive燃料電池プロジェクトで独連邦および州政府から2億7,300万ユーロの支援を確保
・BMWグループは11月14日、EU IPCEI (欧州共通利益に適合する重要プロジェクト)に基づく「HyPowerDrive」プロジェクトに対し、ドイツ連邦運輸省とバイエルン州経済・地域振興・エネルギー省から2億7,300万ユーロの資金提供を確保したと発表した。このプロジェクトは燃料電池技術の開発に重点を置いており、バイエルン州はプロジェクトのスタート当初から8,000万ユーロを拠出する。
・BMWは今回の資金提供を、イノベーショ
ダイムラートラック、メルセデス・ベンツ「GenH2」燃料電池トラックの第2次試験フェーズを新たなパートナー企業と開始
・ダイムラートラックは11月13日、メルセデス・ベンツの燃料電池トラック「GenH2」の第2次試験フェーズを、新たに5社(Hornbach、Reber Logistik、Teva Germany(ratiopharm)、Rhenus、DHL Supply Chain)と協力して開始すると発表した。今回のフェーズでは、異なる業界や現実世界で燃料電池トラックを検証し、その結果を車両の改良や今後の販売・サービスの準備に活かすことを目的にし
現代自、韓国・蔚山工場で水素燃料電池生産施設を着工
・現代自動車は10月30日、韓国・蔚山工場において新たな水素燃料電池生産工場の起工式を開催したと発表した。
・新工場は、旧内燃機関車用トランスミッション工場の跡地に建設され、敷地面積は約4万3,000平方メートルに及ぶ。同プロジェクトは、現代自動車が未来モビリティへと戦略的転換を図る象徴的な取り組みとなる。
・総投資額は9,300億ウォンで、2027年の完成を予定している。新工場では、化学工程と組立工程を一体化し、年間3万基の水素燃
ホンダ中国、東風汽車と水素燃料電池商用車の実証運行で協力へ
・ホンダ中国は10月22日、東風汽車集団股份有限公司(Dongfeng Motor Group Co., Ltd.: DFMG、以下、東風汽車)と共同で、水素燃料電池商用車の実証運行を行うと発表した。
・両者は合弁の物流会社である武漢東本儲運有限公司に委託して、まず湖北省武漢市の既存の物流配送ルートにおいて実証運行を展開する。その後、広東省広州市や上海市などの地域にも拡大する予定。
・今回の実証運行の目的は以下の通り。
燃料電池技術
Bosch、独Nuremberg工場で初の水素トラック稼働開始
・Robert Boschは、ドイツNuremberg工場で欧州初の水素燃料電池トラックの本格稼動を開始したと発表した。
・今回の水素トラックによる運営は、物流におけるCO2排出量の削減と、Compact 190、Compact 300モデルなどの将来のパワートレイン開発のためのデータ収集を目的としている。このプロジェクトは、Bavaria州の水素戦略2.0に沿ったものでもある。
・このIvecoの40トントラックには、Boschの
ホンダ、米アストロボティックと月面電力システム開発に関する共同開発契約を締結
・ホンダの米国法人であるAmerican Honda Motor Co. Inc.は9月29日、持続的な月面ミッションに対応するための統合型電力システムの開発に向け、米宇宙関連民間企業であるAstrobotic Technology, Inc.(以下、アストロボティック)と共同開発契約を締結したと発表した。
・この共同実現可能性調査では、ホンダの循環型再生エネルギーシステムをアストロボティックの垂直型太陽電池システム(Vertica
Purem by Eberspaecher、ドイツの展示会に燃料電池システムソリューションを出展へ
・Eberspaecher Groupは、グループ傘下のPurem by Eberspaecherが、2025年10月21日から23日までドイツHamburgで開催されるHydrogen Technology World Expoにおいて、移動体および定置用燃料電池の運転を最適化するためのコンポーネントおよびシステムのポートフォリオを出展すると発表した。
・同社は、未利用の水素を連続的にスタックに戻し、最適な水素利用を実現する水素再
BMW、トヨタの燃料電池システムを搭載したFCV「iX5 Hydrogen」を2028年以降量産へ
・BMWは9月22日、次世代のEセグメントSUV「X5」に電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、ガソリン車、ディーゼル車、燃料電池車(FCV)の5つパワートレインを採用すると発表した。BMWにとって、これほど幅広パワートレインを提供するモデルは初めてとなる。
・BMWの柔軟な生産・エンジニアリングシステムにより、これらの多様な技術を効率的に開発・生産することが可能になった。2028年以降のラインナップには、100%
Ballard、Busworldで新型燃料電池モジュール「FCmove-SC」を公開へ
・カナダの燃料電池メーカーBallard Power Systemsは9月18日、ベルギー・ブリュッセルで開催されるBusworld (会期:10月4日~9日)で、新世代の交通機関用燃料電池モジュール「FCmove-SC」を公開すると発表した。
・都市交通用途向けに設計されたFCmove-SCは、市場をリードするBallardのFCmoveファミリーを基盤としており、持続的な電力の増大、車両統合の簡易化、運用中の性能向上、ライフサイ
IAA 2025:EKPO、自動車向けPEMFCスタックモジュールとバイポーラプレートを展示
・ElringKlingerとOPmobilityの合弁会社であるEKPO Fuel Cell Technologies (EKPO)は、ドイツ・ミュンヘンで開催のIAA Mobility 2025において、PEMFC (プロトン交換膜燃料電池)スタックモジュールおよびスタックコンポーネントを展示すると発表した。
・注目はPEMFCスタックモジュール「NM12-single」で、乗用車や小型商用車向けに設計され、すでに中国の高級自動
Colruyt GroupとVDL Group、OPmobilityの燃料電池を搭載した350バール水素トラックをテスト
・OPmobilityは、Colruyt GroupとVDL Group傘下のVDL Enabling Transport Solutions (VDL ETS)が、欧州におけるゼロエミッション物流の普及促進を目的としたEuropean H2Haulプロジェクトの一環として、都市部と地方の両方の環境で350バールの水素トラックをテストしていると発表した。
・OPMobilityとVDL ETSが共同開発した燃料電池を搭載したトラック
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