燃料電池
ホンダ、米アストロボティックと月面電力システム開発に関する共同開発契約を締結
・ホンダの米国法人であるAmerican Honda Motor Co. Inc.は9月29日、持続的な月面ミッションに対応するための統合型電力システムの開発に向け、米宇宙関連民間企業であるAstrobotic Technology, Inc.(以下、アストロボティック)と共同開発契約を締結したと発表した。
・この共同実現可能性調査では、ホンダの循環型再生エネルギーシステムをアストロボティックの垂直型太陽電池システム(Vertica

Purem by Eberspaecher、ドイツの展示会に燃料電池システムソリューションを出展へ
・Eberspaecher Groupは、グループ傘下のPurem by Eberspaecherが、2025年10月21日から23日までドイツHamburgで開催されるHydrogen Technology World Expoにおいて、移動体および定置用燃料電池の運転を最適化するためのコンポーネントおよびシステムのポートフォリオを出展すると発表した。
・同社は、未利用の水素を連続的にスタックに戻し、最適な水素利用を実現する水素再

BMW、トヨタの燃料電池システムを搭載したFCV「iX5 Hydrogen」を2028年以降量産へ
・BMWは9月22日、次世代のEセグメントSUV「X5」に電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、ガソリン車、ディーゼル車、燃料電池車(FCV)の5つパワートレインを採用すると発表した。BMWにとって、これほど幅広パワートレインを提供するモデルは初めてとなる。
・BMWの柔軟な生産・エンジニアリングシステムにより、これらの多様な技術を効率的に開発・生産することが可能になった。2028年以降のラインナップには、100%

Ballard、Busworldで新型燃料電池モジュール「FCmove-SC」を公開へ
・カナダの燃料電池メーカーBallard Power Systemsは9月18日、ベルギー・ブリュッセルで開催されるBusworld (会期:10月4日~9日)で、新世代の交通機関用燃料電池モジュール「FCmove-SC」を公開すると発表した。
・都市交通用途向けに設計されたFCmove-SCは、市場をリードするBallardのFCmoveファミリーを基盤としており、持続的な電力の増大、車両統合の簡易化、運用中の性能向上、ライフサイ
IAA 2025:EKPO、自動車向けPEMFCスタックモジュールとバイポーラプレートを展示
・ElringKlingerとOPmobilityの合弁会社であるEKPO Fuel Cell Technologies (EKPO)は、ドイツ・ミュンヘンで開催のIAA Mobility 2025において、PEMFC (プロトン交換膜燃料電池)スタックモジュールおよびスタックコンポーネントを展示すると発表した。
・注目はPEMFCスタックモジュール「NM12-single」で、乗用車や小型商用車向けに設計され、すでに中国の高級自動

Colruyt GroupとVDL Group、OPmobilityの燃料電池を搭載した350バール水素トラックをテスト
・OPmobilityは、Colruyt GroupとVDL Group傘下のVDL Enabling Transport Solutions (VDL ETS)が、欧州におけるゼロエミッション物流の普及促進を目的としたEuropean H2Haulプロジェクトの一環として、都市部と地方の両方の環境で350バールの水素トラックをテストしていると発表した。
・OPMobilityとVDL ETSが共同開発した燃料電池を搭載したトラック

Eberspaecher、水蒸気除去用排気システムを開発
・Eberspaecherは7月10日、傘下のPurem by Eberspaecherが効果的な水管理及び騒音規制への準拠を保証する燃料電池システムに向けてカスタマイズした排気システムを開発したと発表した。
・コンプレッサーユニットを保護しつつ燃料電池スタックの効率的な運転を保証するためには水蒸気が凝縮した水を正極と負極の経路から分離する必要がある。Purem by Eberspaecherが開発した水分離装置は低い背圧と高い分

米Cenntro、クラス8の第2世代燃料電池セミトラクターを開発
・米ニュージャージー州に本社を置く新興電気商用車メーカーのCenntroは7月8日、クラス8の第2世代燃料電池セミトラクター「BM860H」の開発を発表した。
・「BM860H」はCenntroの完全子会社Bison Motorsが開発した。210kWの燃料電池システムを搭載しフル積載時の推定最大航続距離は528マイル(約845km)で急速水素充填機能も備えている。
・「BM860H」は適用されるすべての連邦自動車安全基準(FM

Miba、オーストリアKirchbachに新工場を開設
・Mibaは2025年6月27日、オーストリアStyria南東部のKirchbachに新工場を開設したことを発表した。
・1,500万ユーロを投じた新施設は、既存の敷地に4階建てのビルを建設して拡張し、生産及びオフィススペースを4,000平方メートルから9,100平方メートルに倍増させた。
・新工場は、効率的で持続可能なエネルギーを発電、送電、貯蔵、利用のためのハイテク抵抗器を開発・生産する。生産する製品は電気自動車用の予備充放電抵
