BYD
BYD、自動駐車機能での事故損害を自社で補償へ 安全性強調
・BYDは7月9日、中国市場において同社が提供するレベル4相当の自動駐車機能を使用中に発生した事故の損害について、同社が全面的に補償すると発表した。
・対象となるのはBYDの運転支援機能「天神之眼 (DiPilot)」を搭載する車両。ユーザーは自動駐車機能の利用中に発生した事故に関して、保険会社ではなく、BYDのアフターサービスに直接連絡すれば事故対応を受けられる。これにより、保険を使わずに済むため、翌年の保険料が上がらないメリット

BYD、タイでNEVの納車台数9万台を達成 PHV「シール5」の現地生産を開始へ
・7月8日付のタイの複数メディア報道によると、BYDはタイ配給会社であるRever Automotiveとの提携により、タイでの新エネルギー車(NEV)の納車台数が9万台に達したという。9万台目の車両は輸入車の騰勢(Denza)「D9」だった。
・BYDは、納車台数9万台達成とタイ工場の操業1周年を記念するイベントを開催した。このイベントでは、タイで現地生産されるプラグインハイブリッド車(PHV)のコンパクトセダン「シール(Seal

BYD、香港科技大学と具身知能ラボを設立へ
・BYDは7月8日、香港科技大学と提携枠組み合意書に署名したと発表した。両者は香港科技大学-BYD具身知能共同ラボ (Embodied Intelligence Lab) を設立し、ロボット技術とスマート生産に焦点を当てた先進技術の研究を行う。
・共同ラボは香港科技大学のキャンパスに開設される。BYDは今後数年間で数千万香港ドルを投入し、実験室の運営を支える。ラボでは、具身知能(Embodied Intelligence, EI)の

BYD、ミッドサイズPHV「シール06 DM-i」ワゴンバージョンを発売
・BYDは7月4日、プラグインハイブリッド車(PHV)のミッドサイズ「シール(Seal、海豹)06 DM-i」に、ツーリングワゴンバージョンを追加し、発売したと発表した。全3モデル設定され、価格は10.98万元-12.98万元。
・外観は「海洋美学」デザインコンセプトを採用し、ルーフレールを標準装備する。車体サイズは全長4,850mm、全幅1,890mm、全高1,505mmで、ホイールベースは2,790mm。
・BYDの第5世代DM

BYD傘下の騰勢ブランド、英モータースポーツイベントで英国初披露へ
・BYDは7月3日、英国南東部の都市Chichesterで開催されるモータースポーツイベントGoodwood Festival of Speed 2025 (会期:7月10日~13日)において、傘下のプレミアムブランド騰勢(DENZA)を英国で初披露すると発表した。騰勢ブランドは2026年初頭に販売開始予定。
・騰勢は同イベントで、電気自動車(EV)またはスーパーDMプラグインハイブリッドとして展開されるEセグメントワゴンの「Z9

BYD、重量級EVトラック「Q3」を上海で試験運用開始
・BYD商用車は6月30日、上海汎亜航運有限公司(Shanghai Panasia Shipping Co., Ltd.)の子会社でコンテナトラック輸送事業を担う集享運、充電プラットフォームのE充電と共同で「ゼロカーボントレーラープラットフォーム」プロジェクトを開始したと発表した。
・今回試験運用されるBYDの重量級EVトラック「Q3」は、565kWhの長航続バージョンと382kWhの短航続バージョンがあり、ブレードバッテリー、イン

BYD、ブラジル・カマサリ新工場のラインオフ式を開催
・BYDは7月1日、ブラジル・バイーア州カマサリ(Camacari)工場にて、初の現地生産車両のラインオフ式を開催し、同社のグローバル展開における重要なマイルストーンを迎えた。
・同社は2023年7月、カマサリに新工場を建設する方針を発表し、2024年3月に着工。わずか15カ月で、本格的な量産体制に先立つ試験生産を開始した。同工場は、BYDにとってラテンアメリカ初の生産拠点であり、同地域の新エネルギー車(NEV)産業の変革を牽引する

タイCP AXTRA、Reverと提携しラストマイル配送の改善に向けBYDの電気バンを導入
・タイで卸売スーパーMakroおよび小売スーパーLotus’sを展開するCP AXTRAは6月25日、タイにおけるBYDの電気自動車(EV)の正規販売代理店であるRever Commercial Vehiclesとの提携を通じ、より環境に配慮した物流への大きな一歩を踏み出したと発表した。
・この提携の一環として、CP AXTRAは2025年内にBYDの電気版「T3」約300台を導入し、MakroおよびLotus’sからタイ全国の顧客

BYD、7,570万ユーロを投資してハンガリー・コマーロム工場の生産能力拡大へ
・ハンガリー投資促進庁(HIPA)は6月27日、BYDがコマーロム(Komárom)工場の拡張に7,570万ユーロを投資すると発表した。
・HIPAの支援を受けた本プロジェクトにより、コマーロム工場は2万9,000平方メートル拡張されるほか、研究開発試験室も設立する。これにより、同工場ではトラックとバス両方の生産が可能となり、620人の新規雇用が創出される見込み。
・今回の投資により、コマーロム工場の生産能力は現在の3倍に拡大され、
