モビリティ
米運輸省、eVTOLタクシーの早期導入計画を発表
・米国運輸長官Sean P. Duffy氏は9月12日、先進エアモビリティ(AAM)の展開を加速させるため、連邦航空局(FAA)内にエアタクシーの事前認証運用環境を確立する新たなパイロットプログラムを設置すると発表した。
・このeVTOL統合パイロットプログラム(eIPP)の創設は、6月にトランプ大統領が署名した大統領令に盛り込まれていた。同プログラムでは州政府や地方自治体、民間企業と官民パートナーシップを構築し、安全な運航を可能に

ダイハツ、パーソナルモビリティの「e-SNEAKER」を発売
・ダイハツは8月25日、歩行領域モビリティの「e-SNEAKER (イースニーカー)」を発売したと発表した。
・軽自動車を中心に小さなモビリティの可能性を追求するダイハツが開発した「e-SNEAKER」は、アクティブシニアをはじめとした幅広い顧客に移動の自由を提供することを目指す。近年、交通機関の減便や廃止が進む地方などで、近距離移動を気軽に楽しめる電動カートとなっている。道路交通法上、「歩行者」と同じ扱いとなり、免許は不要。
・D

電動エアタクシー開発の米Joby Aviation、カリフォルニアおよびオハイオで製造能力を拡大へ
・米カリフォルニア州に拠点を置く商用旅客サービス向け電動エアタクシー開発企業Joby Aviationは7月15日、カリフォルニア州マリーナ(Marina)にある同社拠点の拡張を発表した。これにより、同拠点での航空機生産能力は倍増する見込みである。拡張後の総敷地面積は約43万5,500平方フィート(約4万平方メートル)に達し、商業運用の拡大を支える体制となる。
・拡張されたマリーナ拠点が本格稼動すれば、年間最大24機、ほぼ2週間に

米Vinli、ステランティスのMobilisightsと提携しコネクテッドカーデータサービスを拡大
・ステランティスは7月9日、同社のコネクティビティプラットフォームMobilisightsが、米国拠点の自動車データインテリジェンス企業Vinliと提携したと発表した。この提携により、Vinliはフリート管理、リスク分析、モビリティソリューションの提供能力を強化する。
・提携に基づき、ステランティスはVinliのOEMパートナーリストに加わることになる。Mobilisightsは、ステランティスのData-as-a-Service部

トヨタ、米Joby Aviationに5億ドルを追加出資へ
・トヨタは10月2日、カリフォルニア州に拠点を置き、電動垂直離着陸機(eVTOL)のエアタクシーの開発・実用化を進める米Joby AviationのeVTOLの認証取得と商業生産を支援するため、5億ドルを追加出資すると発表した。
・今回の出資は2.5億ドルずつ、2回に分けて行われ、1回目は2024年中、2回目は2025年中の出資完了を目指す。2020年1月に出資した3.94億ドルと合わせ、トヨタの同社への累計投資額は8.94億ドルと

広汽の空飛ぶクルマ「GOVE」、中国民用航空局から飛行許可を取得
・広州汽車集団股份有限公司汽車工程研究院(GAC R&D Center、以下、広汽研究院)は9月14日、空飛ぶクルマ「GOVE」が11日に中国民用航空中南地区管理局から民間無人航空機の飛行許可を取得したと発表した。これにより、「GOVE」は適航審査および商業化に向けて一歩前進した。
・「GOVE」は、広汽研究院が独自に開発した電力による垂直離着陸が可能なマルチローター式の空飛ぶクルマとなる。業界初となる陸空両用の革新的な構造を採用し
