FCV
BMW、新型ミッドサイズ電気SUV「iX3」がニューヨークで北米デビュー
・BMWは9月21日、Neue Klasse(ノイエ・クラッセ)プラットフォームをベースにした初の量産モデルとなるミッドサイズ電気SUVの新型「iX3」を、IAA Mobility 2025でのワールドプレミアに続き、ニューヨークで北米初公開した。合わせて、トヨタと共同開発した第3世代燃料電池システムをベースにした新型燃料電池車(FCV)「iX5 Hydrogen」を2028年に発売すると発表した。
・BMWのデザインとテクノロジー

BMW、トヨタの燃料電池システムを搭載したFCV「iX5 Hydrogen」を2028年以降量産へ
・BMWは9月22日、次世代のEセグメントSUV「X5」に電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、ガソリン車、ディーゼル車、燃料電池車(FCV)の5つパワートレインを採用すると発表した。BMWにとって、これほど幅広パワートレインを提供するモデルは初めてとなる。
・BMWの柔軟な生産・エンジニアリングシステムにより、これらの多様な技術を効率的に開発・生産することが可能になった。2028年以降のラインナップには、100%

ダイムラートラック、スイスで燃料電池トラック「GenH2」の10,000km耐久試験を完了
・ダイムラートラックは9月18日、メルセデス・ベンツの次世代燃料電池トラック「GenH2」4台の夏季試験を完了したと発表した。スイスのヴァレー州は、標高600~2,478メートルの険しい山道、真夏の35℃を超える暑さ、薄い空気など、トラックの冷却システムやパフォーマンスシステムを限界まで追い込むには最適な条件が揃っていた。
・試験はドライビングダイナミクス、電動パワートレインの性能、熱管理、ピーク負荷時における燃料電池、バッテリー、

JMS 2025:日野、Japan Mobility Show 2025に出展へ
・日野は9月18日、東京ビッグサイトで開催される「Japan Mobility Show 2025 (ジャパンモビリティショー、会期10月30日-11月9日)」に出展すると発表した。「人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する」を出展テーマに据え、顧客や社会の課題解決を目指すクルマやソリューションを展示する。全6台の車両を出展し、うち5台が初展示。具体的には以下の通り:
・コンセプトカー「ポンチョドット」:電気自動

日野、燃料電池大型トラック「プロフィア Z FCV」を発売へ
・日野は9月17日、日本国内初の燃料電池車(FCV)大型トラック量産モデル「プロフィア Z FCV」を10月24日に発売すると発表した。フルメンテナンスリースでの提供となる。
・「プロフィア Z FCV」は、日野の大型トラック「プロフィア」をベースにトヨタと日野が共同開発した。大型トラックに求められる耐久性と信頼性を確保するとともに、シャシーはFCVに最適なパッケージングを専用設計し、荷台スペースと積載量の最大化を図っている。車体サ

ダイムラーバス、水素FCV長距離バスの公道テストを開始
・ダイムラーバスは9月9日、同社初の水素燃料電池車(FCV)の長距離バスであるセトラ「H2 コーチ(Coach)」のテストを開始したと発表した。ダイムラーバスは、2030年までに長距離電気バスを発売し、次の段階として、FCV技術を採用するモデルを量産する計画。「H2 コーチ」は、1回の充填で800km以上走行可能なメルセデス・ベンツのFCVトラック「GenH2」の技術を採用する。
・テストに使用されている車体は、全長13.9mの「S

トヨタ、東京都の「TOKYO H2」プロジェクトに参画
・トヨタは9月3日、東京都が同日発足させた“水素で世界をリードする東京”を目指す新たなプロジェクト「TOKYO H2」に参画すると発表した。
・「TOKYO H2」は、タクシーやトラックなど、燃料電池商用モビリティをはじめとした「水素を使う」アクションを官民連携で加速させることを目的としたプロジェクト。燃料電池タクシーの普及拡大を皮切りとして、トヨタの燃料電池車(FCV)仕様の「クラウン(Crown)」が導入される。
・同モデルはF

BMW、2028年にオーストリア・シュタイヤー工場で燃料電池システムの量産開始へ
・BMWは9月2日、オーストリアのシュタイヤー(Steyr)工場で2028年に燃料電池システムの量産を開始すると発表した。ドイツのミュンヘン(Munich)工場とシュタイヤー工場ではすでに試作品が生産されており、主要部品はドイツのランツフート(Landshut)工場から供給されている。
・BMWとトヨタは燃料電池車(FCV)用パワートレインを乗用車向けに共同開発しており、商用車と乗用車両方の用途でシナジーを生み出している。
・第3世

長城汽車、9月にブラジルで水素燃料電池トラック試験を開始へ
・長城汽車(GWM)のブラジル現地法人GWM Brazilは8月11日、ブラジルで9月に水素燃料電池トラック試験を開始すると発表した。
・GWM傘下の未勢能源(FTXT)が開発したGWM Hydrogenの最初のトラックが、実用評価前の検査と検証のためイラセマポリス(Iracemápolis)工場に到着した。初期試験は、エタノールを用いた水素燃料供給インフラを運営するサンパウロ大学(USP)を含むブラジルの大学と連携して行われる。
