カーボンニュートラル
BMW、独ランツフート工場での2023年のエネルギーと資源の削減実績を発表
・BMWは7月11日、ドイツ・ランツフート(Landshut)工場が2023年環境報告書を発表し、環境および気候保護における取り組みを強調した。2023年、ランツフート工場は目標とする最適化とエネルギー効率の高い技術への投資により、エネルギー消費量を約10%削減した。水消費も目標を大幅にクリアしたという。
・ランツフート工場で最大のエネルギーを消費する軽金属鋳造工場も、天然ガス消費量と炭素排出量を大幅に削減した。プロセスチェーンの最
![](/statics/news/2024/BMW Landshut plant unveils energy and resource reductions in 2023_20240712_thumbnail.jpg)
VW、ポーランド・ポズナン工場で100%再生可能エネルギー利用を達成
・VWは7月9日、ポーランド・ポズナン(Poznan)にある全工場で、100%再生可能エネルギーを使用すると発表した。2022年にブジェシニャ(Wrzesnia)工場で太陽光発電所の建設を開始した。第1段階では4ヘクタールの敷地に2MWの発電能力を持つ設備が建設され、2023年春に完成し稼働を開始している。
・第2段階が最近完成し、設置面積が22ヘクタールに拡大され、約2万5,000枚の太陽光パネルで15.2MWを発電するようになっ
![](/statics/news/2024/VW Poznań achieves full renewable energy with photovoltaic installation in Września plant_Image1_20240710_thumbnail.jpg)
英国の自動車生産時に発生するCO2排出量、1999年比で54%削減
・英自動車工業会(SMMT)は7月9日、第25回自動車サステナビリティレポートを発表した。自動車生産時に発生する二酸化炭素排出量は1999年の水準と比べて54%削減されたが、これは業界の多大な投資によって達成されたものである。2023年には自動車1台当たりのエネルギー使用量と水道使用量もそれぞれ18.0%と17.7%減少し、1999年の水準をそれぞれ33%と42%下回った。
・英国の自動車メーカーは、2023年に電動化車両の生産台数
![](/statics/news/2024/UK Automotive Industry cuts carbon emissions by 54 percent in vehicle production since 1999_Image1_20240710_thumbnail.png)
Eberspaecher、2040年にカーボンニュートラル企業になるという目標を設定
・Eberspaecher Groupは、2030年にカーボンニュートラル生産を実現するという従来の目標に加えて、2040年にカーボンニュートラル企業になるという目標を定めた。
・同社は過去4年間で、エネルギー消費量の削減、グリーン電力の購入、多くの拠点での太陽光発電の社内利用により、生産関連のCO2排出量を世界全体で56%削減することができた。また、グリーンスチールを使用することで、サプライチェーンにおける責任も重視している。
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![](/statics/news/2024/Eberspaecher_ headquarters_in_Esslingen_20240704_thumbnail.jpg)
Gestamp、イタリアAcciaieria Arvediの低炭素排出鋼を採用
・Gestamp Automocionとイタリアの鉄鋼メーカーAcciaieria Arvediは、Arvediのカーボンニュートラル認証を取得したARVZERO鋼を低炭素排出の自動車部品生産に使用することで合意したことを発表した。
・高品質のスクラップから作られたARVZERO鋼は、Arvedi-ESP技術に基づいており、電気アーク炉で生産され、CO2排出量を削減し、認定された再生可能エネルギーを使用している。このサステナブルスチ
BYD、ウズベキスタン政府とグリーン交通イニシアチブ協力協定に署名
・BYDは7月5日、ウズベキスタン政府とグリーン交通イニシアチブ協力(Green Transportation Initiative Cooperation)の開始を促す協定に署名したと発表した。
・同協定により、BYDはウズベキスタン政府と共同で、ウズベキスタンにおける新エネルギー車の関連規制および認証政策を推進し、新エネルギー車産業のサプライチェーン全体の発展を促進する。
・タシケント(Tashkent)はグリーン交通のモデ
![](/statics/news/2024/byd_20240705_thumbnail.jpg)
Hydrovolt、フランスでバッテリーのリサイクル施設に投資
・Norsk HydroとNorthvoltの折半出資の合弁会社Hydrovoltは7月3日、フランスのオルデン(Hordain)にバッテリーリサイクル施設を設立すると発表した。第一段階としてHydrovoltは、電気自動車(EV)用バッテリーと産業用バッテリーの放電・解体機能を備えた回収拠点を設立する。
・敷地面積は約3,000平方メートルで、すでにリサイクル作業に適した設備が整っている。最終的な許可が下りれば、2025年に操業
![](/statics/news/2024/hydrovolt_20240704_thumbnail.jpg)
シュコダ、IVETショーカーで持続可能性対策を紹介
・シュコダは6月24日、将来の欧州法規に対応するとともに二酸化炭素排出量を削減するため、持続可能性対策としてリサイクル可能な素材を自動車製品に積極的に使用していると発表した。電気自動車(EV)のSUV「エンヤック(Enyaq)」をベースにした第2弾のIVET Show Car studyでは、標準モデルと比較して2倍以上の再生プラスチックを使用し、これらの取り組みを紹介している。このコンセプトカーでは、リサイクル材の最大限の活用によ
![](/statics/news/2024/Škoda showcases sustainability measures in IVET Show Car_Image1_20240701_thumbnail.jpg)
ベルギーのSyensqo、蔚来汽車と中国で新素材開発の共同研究所を開設
・ベルギーの特殊化学品メーカーSyensqoは6月2日、中国・蔚来汽車(NIO)との共同研究所を開所したと発表した。上海のNIOの施設でオープニングセレモニーが行われた。同提携では、両社のユニークな強みを生かし、新素材の開発と革新的な製品アプリケーションの探求を目的としている。
・蔚来汽車は自律走行、デジタル技術、先進的電気パワートレイン、バッテリーなどでイノベーションを追求するスマート電気自動車(EV)メーカーであり、Syensq
![](/statics/news/2024/nio_20240702_thumbnail.jpg)