カーボンニュートラル
スマート、サプライチェーンの現地化により2045年までに完全カーボンニュートラルを目指す
・吉利控股とメルセデス・ベンツの合弁会社であるスマート(smart)は11月7日、業界パートナーと協力してサプライチェーン全体の低炭素化を、現地化を軸に加速させる取り組みを進めていると発表した。2024年には、部品の95%以上を中国および欧州で現地調達しており、この取り組みにより輸送時のCO₂排出量削減、コスト低減、納期短縮を実現している。スマートはまた、サプライヤーが自社工場の近隣に拠点を構えることを奨励し、より効率的で持続可能な
欧州自動車工業会、EUの2030年・2035年CO2目標達成は困難と警告、現実的な電動化アプローチを要請
・欧州自動車工業会(ACEA)は11月7日、現在のバッテリー電気自動車(EV)の成長率からみて、2030年および2035年のCO2排出量目標の達成は不可能になったと発表した。自動車メーカーは依然として2050年までの気候中立の達成を目標とし、電動化を鍵と位置付けているが、現実での進捗は鈍化している。
・インフラ、インセンティブ、バッテリーサプライチェーン、消費者需要は、より手頃な価格のEVが普及しつつあるにもかかわらず、EUの100
三菱自、MCリテールエナジーなど5社共同でV2G・V2H充放電実証を開始
・三菱自動車は11月6日、新電力企業のMCリテールエナジー、ニチコン、英エネルギーソフトウェア企業のKaluza、同日本法人のKaluza Japanと共同でV2G (Vehicle to Grid)およびV2H (Vehicle to Home)の実証を開始したと発表した。これは、東京都の「GX (グリーントランスフォーメーション)関連産業創出へ向けた早期社会実装化⽀援事業」の一環で、家庭における電気自動車(EV)の充電・放電の最
BMW、ルクセンブルクのFleet Europe DaysでEVと再生可能燃料によるフリート脱炭素化ソリューションを紹介
・BMWグループは10月22日、10月22日~23日にルクセンブルクで開催されるイベント「Fleet Europe Days」において、電気自動車(EV)と再生可能燃料の両方を使用したフリート事業者向けの脱炭素化ソリューションを紹介すると発表した。再生可能燃料の比率を高めることで、欧州に存在する2億5,000万台の既存車両から排出される二酸化炭素を削減できるという。
・BMWは、すべての同社製ディーゼルフリート車両がHVO100再
インド自動車調査協会とPHINIA、水素内燃エンジン開発で提携
・インド重工業省管轄のインド自動車調査協会(Automotive Research Association of India: ARAI)は10月17日、PHINIA Delphi India Pvt Ltdと覚書(MoU)を締結し、直噴技術を採用した水素内燃エンジン(H2ICE)の開発に取り組むとSNSに投稿した。
・この提携には、将来的な水素と圧縮天然ガス(CNG)を併用するフレックスエンジンの応用研究も含まれており、カーボンニ
DHL、米国でメルセデス・ベンツの電気バン「eスプリンター」を保有車両に追加
・DHLは10月16日、米国での集荷・配送用車両として、メルセデス・ベンツのゼロエミッション電気バン「eスプリンター(eSprinter)」45台の運用を開始したと発表した。両社のグローバルパートナーシップにおいて、米国で「eスプリンター」が展開されるのはこれが初となり、現在DHLのフリートには同モデルが1万台以上含まれている。
・すべての車両は2025年10月末までに、シカゴ(Chicago)、インディアナポリス(Indianap
BMW、LotherおよびeFuel Oneと提携しドイツでガソリン車向け低炭素eフューエルを推進
・BMWグループは10月13日、ドイツのLotherおよびGerman eFuel Oneと、ベルリン(Berlin)工場において低炭素合成燃料(eフューエル)の利用促進に関する基本合意書を締結したと発表した。
・BMWはドイツ国内の一部工場において、新型ガソリン車の初回充填燃料としてeフューエルを使用する計画である。この燃料はE10適合ガソリンエンジンを搭載するすべてのBMW車に使用可能だという。
・German eFuel O
トヨタ、米ケンタッキー工場でソーラーパネルを設置
・トヨタは10月10日、米ケンタッキー州のジョージタウン(Georgetown)工場に新たなソーラーパネルを導入し、環境維持への取り組みをさらに強化したと発表した。
・約30エーカー(約12ヘクタール)の敷地に設置されたソーラーパネルは、年間約1,500万kWhのクリーン電力を発電する見込みで、これは米国の平均的な家庭約1,400戸の年間使用量に相当する。
・この取り組みは、広範な環境戦略「トヨタ環境チャレンジ2050」の一環で
VWのポーランド・ブジェシニャ工場で太陽光発電プロジェクトの第3期が完了、発電能力は18.3MWに拡大
・VW商用車のポーランド法人Volkswagen Poznan (VWポズナン)は10月14日、ポーランドのブジェシニャ(Września)工場で太陽光発電プロジェクトの第3期工事が完了したと発表した。同工場はグリーン電力のみで稼働しており、過去3年間にわたりグリーンエネルギーの自社開発を集中的に進めてきた。
・太陽光発電プロジェクトは2022年に開始。第1期では4ヘクタールに2MW、第2期では18ヘクタールに13.2MW、第3期で
Benteler、スペイン・ブルゴス工場に新たな太陽光発電システムを導入
・Bentelerは10月7日、スペイン・ブルゴス(Burgos)工場で新たな太陽光発電システムが稼働したと発表した。持続可能な工業生産の取り組みを強化し2050年までのネットゼロエミッション達成を支援する。
・新システムは今後15年以上に渡り、年間最大5,738MWhの再生可能エネルギーを供給する。
・このプロジェクトは多国籍エネルギー企業GreenYellowとの提携の下で進められ、GreenYellowが資金調達と運用、地
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