カーボンニュートラル
メルセデス・ベンツ、独パーペンブルクテストコースの風力発電所の建設承認を獲得
・メルセデス・ベンツは9月18日、エネルギーパーク開発業者UKAと共同で、ドイツ北部のパーペンブルクテストコースにおける風力発電所の建設承認を取得したと発表した。
・このプロジェクトは、電力購入契約に基づき2027年までに完成予定で、総発電容量140MWのNordex社製風力タービン20基が設置される。稼働開始後は、メルセデス・ベンツ・グループのドイツにおける年間電力需要の約20%を賄うことになり、再生可能エネルギー調達への同社のコ

Continental、タイヤ生産における再生可能素材とリサイクル素材の使用を拡大
・Continental (コンチネンタル)は、タイヤ生産における再生可能素材やリサイクル素材の使用比率を、2024年の26%から2025年には28〜29%に引き上げ、2030年までには少なくとも40%達成を目指すと発表した。
・同社は、使用済み食用油やその他のリサイクル資源・再生可能資源から製造された合成ゴム、およびゴムコンパウンドの性能を高める循環型の樹脂に重点を置いている。これにより、タイヤのウェットグリップ、耐摩耗性、転がり

ステランティス、アルゼンチンでバイオハイブリッド技術搭載の「プジョー 208」と「プジョー 2008」の生産を開始
・ステランティスのアルゼンチン現地法人Stellantis Argentinaは9月5日、Bセグメントハッチバック「プジョー 208」とBセグメントクロスオーバーSUV「プジョー 2008」について、バイオハイブリッド技術を採用したモデルの生産を開始したと発表した。ブラジル市場向けに輸出される。
・これらのモデルはステランティスの南米開発センターが独自に開発した革新的なバイオハイブリッド技術が特徴となっている。マイルドハイブリッド(

CATL、常州市人民政府とゼロカーボン都市の構築で協業
・寧徳時代(CATL)は、常州市人民政府とゼロカーボンエコシステム都市の構築に関する提携枠組み協定を締結したと発表した。双方は都市建設におけるゼロカーボンエコシステムに向けて協力し、都市部における新エネルギーの応用や普及を推進していく。具体的には、マイクログリッドプロジェクトを育成し、、常州市をグリーンかつ低炭素のマイクログリッド実証都市として構築する。
・マイクログリッド産業の他、両者はバッテリー交換モデル、車両と電力網の相互連携

CATL、山東省臨汾市とゼロカーボン輸送に関する提携を強化
・寧徳時代(CATL)は、山東省の臨汾市人民政府と戦略的提携契約を締結したと発表した。
・両者は、現地の風力発電、太陽光発電などの電力を活用し、ゼロカーボンの大型トラック輸送回廊の構築などの推進を図る。
・CATLは2025年末までに臨汾市で1,000台のシャシーバッテリー交換式大型トラックの普及を目指すほか、41カ所の「騏驥」バッテリー交換ステーションを建設する計画。将来的には60カ所に拡大する見込み。さらに2030年までに、同ト

欧州自工会と自動車部工会、戦略対話を前に欧州委員会に自動車移行戦略の見直しを要請
・欧州自動車工業会(ACEA)と欧州自動車部品工業会(CLEPA)は8月27日、欧州委員会委員長宛てに書簡を送付し、欧州自動車産業の将来に関する今後の戦略対話への期待を表明した。両団体は、EUは現在、メーカーの新車供給は規制しているものの、グリーン移行を可能にする条件を提供できていないと指摘した。
・欧州はバッテリーをアジアに大きく依存しているほか、充電インフラの整備状況は不均一で、電気料金を始めとするコストも高く、EU車に対する米
