カーボンニュートラル
ホンダ、ブラジル・イチラピーナ工場とスマレ工場で第2シフトを再開へ
・ホンダのブラジル法人であるHonda Automoveis do Brasilは6月25日、イチラピーナ(Itirapina)工場およびスマレ(Sumare)工場において第2シフトを完全再開するため、350名の新規採用を開始したと発表した。
・採用活動は7月から開始され、新規採用者は9月から10月にかけて研修を受ける予定。採用人数は、イチラピーナ工場で約250人、スマレ工場で約100人を見込んでいる。ホンダは、年末までに第2シフト

Grupo Antolin、短期的脱炭素化目標をSBTiで検証
・Grupo Antolin-Irausaは、科学的根拠に基づく目標イニシアティブ(SBTi)から短期的な脱炭素目標の検証を受けた。
・同社は、2034年までにスコープ1と2の温室効果ガスの絶対排出量を60%、スコープ3の排出量を35%削減することを目標としている (2023年基準) 。
・この検証は、地球、人、ビジネスの3つの柱に基づいて構築された同社の持続可能なビジネス戦略をサポートするもの。
(2025年6月19日付プレスリリ
SBTi_20250620_thumbnail.jpg)
Marelli、脱炭素化目標がSBTiにより承認
・Marelliは6月18日、SBTi(科学的根拠に基づく目標イニシアティブ)から同社の脱炭素化目標が2025年4月に承認されたと発表した。
・同社はスコープ1、2、3の温室効果ガス(GHG)排出量を2022年比で2030年までに42%、2045年までに90%削減することをコミットしている。また、2045年までにサプライチェーン全体におけるGHG排出量ネットゼロ達成を目指している。
・同社は排出量の削減を最優先し、残存する排出量

Continental、チェコのオトロコヴィツェ・タイヤ工場がISCC PLUS認証を取得
・Continentalは6月16日、チェコのオトロコヴィツェ(Otrokovice)タイヤ工場が国際持続可能性カーボン認証(ISCC) PLUSを取得したと発表した。
・ISCC PLUSは工場が持続可能な材料の使用に関する特定の文書要件を満たしていることを確認するものである。この認証は、再生可能な原材料とリサイクル原材料のトレーサビリティを検証して2030年までにタイヤに再生可能原材料を40%以上使用するという同社の目標をサポ

BMW、量産モデルへの天然繊維複合材料採用でスイスのBcompと提携
・BMWは6月17日、量産車に天然繊維複合材料を採用すると発表した。環境に優しい新素材は長年の研究開発を経てルーフ等自動車の主要部品に使用できる品質に達した。
・スイスのクリーン技術企業Bcompと共同開発した亜麻由来の複合材料はCO2排出量削減に寄与する。BMWは投資部門BMW i Venturesを通じてBcompを支援している。
・BMWでは長年軽量設計に注力しており、最近では従来の素材の代わりに天然繊維を使うことでCO2

スズキ、インドのマネサール工場で鉄道の引込線を開通
・スズキのインド子会社マルチ・スズキは6月17日、ハリヤナ(Haryana)州にあるマネサール(Manesar)工場から10km先のPatil railway stationへ繋がる鉄道の引込線を敷設し、同工場の中に四輪車輸送用の駅となるGati Shakti Multi-Modal Cargo Terminalを開設したと発表した。このプロジェクトの投資総額80億ルピー(約135億円)のうち、68億4,000万ルピーはハリヤナ鉄道

Antolin、Schneider Electricと脱炭素化計画で提携
・Grupo Antolin-Irausa (Antolin)は、エネルギー管理およびオートメーションに携わるフランスの電機大手Schneider Electricと包括的な脱炭素化プロジェクトにおいて提携すると発表した。
・両社は2034年までに、Antolinの内部オペレーション(スコープ1および2)における温室効果ガス(GHG)排出量を60%削減し、製品バリューチェーン全体(スコープ3)における排出量を最大35%削減すること

thyssenkrupp Steel、CWIEME 2025でモビリティのCO2削減イノベーションを発表
・thyssenkrupp Steelは6月2日、ベルリンで開催されるモーター巻線等の展示会CWIEME (Coil Winding, Insulation & Electrical Manufacturing Exhibition) 2025においてエネルギーとモビリティの移行に向けたbluemint powercoreブランドのソリューションを紹介すると発表した。同社は生産時のCO2原単位を最大50%削減するbluemint p

スズキ、インドの2工場に太陽光発電施設を増設
・スズキのインド法人Maruti Suzuki India Limited (MSIL)は6月4日、2つのプロジェクトにより太陽光発電能力を30MWp拡大したと発表した。新設のハリヤナ州・カルコダ(Kharkhoda)工場で20MWp、同州マネサール(Manesar)工場で10MWpの増設を行ったという。
・これらの増設により、MSILの各拠点全体における太陽光発電能力は過去1年間で49MWpから79MWpに増加した。また、同社は電

セアト、2024年に二酸化炭素排出量の75%削減と資源使用の大幅削減を達成
・セアトは6月2日、2024年における持続可能性に関する成果が過去最高を記録し、二酸化炭素排出量と水使用量の大幅な削減を達成したと発表した。2010年以降、生産工程の改善や電動化の推進、環境保全活動により、同社施設の環境負荷は57%削減されている。
・同社施設における二酸化炭素排出量は、2010年比で75%の削減となり、2024年単年でも18%の削減を達成した。これは、製品面と業務運営面の両方で、持続可能性に関する取り組みが着実に
