カーボンニュートラル
セアト、バルセロナのゾナ・フランカ工場にサーキュラーエコノミーの拠点を新設
・セアトは12月16日、スペイン・バルセロナのゾナ・フランカ(Zona Franca)工場にある第7ワークショップを、車両の解体および部品・コンポーネントの回収を行う新施設に転換したと発表した。同施設は、リサイクルと再利用のための拠点として機能することになる。
・セアトおよびクプラは、本プロジェクトに485万ユーロを投資したほか、PERTEサーキュラーエコノミー・プログラムからさらに132万ユーロの公的資金助成を受けた。
・同施
メルセデス・ベンツ、全車種における持続可能性推進に向け「Tomorrow XX」を発表
・メルセデス・ベンツは12月11日、同社の持続可能性目標を支援する「Tomorrow XX」技術プログラムを発表した。同プログラムは初めて全車種に適用され、設計段階から車両の寿命終了まで、二酸化炭素(CO2)排出量の削減、資源の節約、循環性の向上に焦点を当てている。
・「Tomorrow XX」は、全モデルにわたりメルセデス・ベンツの環境配慮設計(Design for Environment)および循環型設計(Design for
JLR、繊維強化プラスチックと鋼鉄を使用した持続可能なクロスカービームを開発
・JLRは12月11日、インストルメントパネルのクロスカービームを再設計したと発表した。クロスカービームはダッシュボードの裏側に配置され、エアバッグの取り付けなどの主要な安全機能をサポートするほか、車内の騒音と振動を低減する車内の重要な安全部品だが、二酸化炭素(CO2)の排出量が多かった。
・JLRの新しいデザインでは、従来のマグネシウムやスチールの代わりに、繊維強化プラスチックとスチールのハイブリッド複合材を将来モデルに採用してい
フォード、欧州戦略の次期フェーズを発表、EV移行に向けた政策の整合性を要求
・フォードは12月9日、欧州における変革の次期フェーズを発表した。この計画は、商用車事業のフォード・プロの強化、独自の新モデル導入などを含む乗用車ラインナップの拡充、規模やコストの効率改善に向けた産業システムの最適化を3本柱とする。
・フォードは、多様なエネルギーのパワートレインの手頃な価格の乗用車と商用車を新たに投入する予定で、顧客の電動化ニーズに対応し競争力を強化する。この計画における最初のモデルは、2028年に発売されることに
BMWグループ、2035年に向け新たな気候目標を設定
・BMWグループは12月2日、脱炭素化戦略を推進するための新たな2035年のマイルストーンを発表した。2019年比で少なくとも6,000万トンのCO2e排出量削減を目指すが、これは従来の2030年目標より2,000万トン多い。
・この戦略は、サプライチェーン、生産、使用段階など、車両のライフサイクル全体をカバーする。主な施策としては、再生可能エネルギーの利用拡大、二次原材料の増加、あらゆるパワートレインタイプでの効率向上などが挙げら
ホンダ、排出量相殺に向け米国の農家の炭素除去クレジットプログラムに投資
・ホンダの米国法人であるAmerican Honda Motor Co. Inc.は11月19日、脱炭素化に向けた幅広い取り組みの一環として、米国の農家の再生農業普及支援プログラムのCarbon by Indigoから炭素除去クレジットを購入すると発表した。これにより、大気中から1,800トンの二酸化炭素を除去することになるという。
・Carbon by Indigoは米国の農家に対して、カバークロップ(被覆作物)の栽培、耕起の軽減
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