カーボンニュートラル
ルノー、デモカー「エンブレム」で低炭素モビリティ研究を継続
・ルノーは4月17日、「エンブレム(Emblème)」デモカーの設計において素材から生産、使用、使用後のリサイクルに至るプロセス全体で持続可能性を重視したと発表した。
・「エンブレム」は電気と水素の両方で走行するデュアルエネルギー電気パワートレインを採用しており距離の長短にかかわらず低炭素移動に最適である。ダッシュボードには幅の広いopenRパノラマスクリーンが搭載されている。
・ルノーのライフサイクル分析(LCA)では20万km

独Covestro、使用済みヘッドランプからリサイクルしたポリカーボネートを発表
・ドイツの材料メーカーCovestroは4月15日、自動車の使用済みヘッドランプから作られたポストコンシューマーリサイクル(PCR)ポリカーボネートの新製品群を発表した。これにより自動車業界の循環型ソリューションを推進するという。ドイツ国際協力公社(GIZ)、VW、蔚来汽車(NIO)との提携で開発されたTÜV Rheinland認証取得材料は50%のリサイクル素材を含んでおり、現在商業的に入手可能である。
・VWと蔚来汽車は将来の車

BASF、起亜のコンセプトカー「EV3 Study Car」に素材ソリューションを提供
・BASFは4月8日、現代グループのコンセプトカーである起亜「EV3 Study Car」に対し、素材ソリューションを提供したと発表した。BASFの革新的かつ持続可能な高性能素材を用いた同コンセプトカーは、車両性能、デザイン、機能性の向上に加え、環境負荷の低減も図れるよう設計されている。
・この「EV3 Study Car」には、BASFの8種類の持続可能な素材が、車両のさまざまな部品やコンポーネントに採用されている。これらの素材ソ

英国政府、自動車メーカー支援のためゼロエミッション車義務化を緩和
・英国政府は4月6日、自動車メーカーに対し一定割合のゼロエミッション車(ZEV)の販売を義務付ける「ZEVマンデート(Zero Emission Vehicle Mandate)」を変更すると発表した。電気自動車(EV)生産のための移行をしやすくすることが目的。
・2030年までにガソリン車とディーゼル車の新車販売を停止するというマニフェストを実現する一方で、EV生産へのアップグレードを支援する。このパッケージは、今春に発表される予

メルセデス・ベンツ、ジンデルフィンゲン工場に次世代環境配慮型塗装工場を建設へ
・メルセデス・ベンツは4月3日、ジンデルフィンゲン(Sindelfingen)工場に次世代塗装工場を新設するため3億ユーロを超す多額の投資を行うと発表した。このプロジェクトはドイツのエンジニアリング会社Durr Systemsとの戦略的提携の一環でありメルセデス・ベンツの長期的な環境戦略に沿ったものである。
・2028年春稼働予定の新塗装工場は化石燃料ではなくグリーン電力を利用する。新工場は旧組立ホール36の跡地に建設され、「Sク

メルセデス・ベンツ、新型「CLA」を生産する独ラシュタット工場の持続可能性を向上
・メルセデス・ベンツは3月28日、新型「CLA」を生産する独ラシュタット(Rastatt)工場が、完全にグリーン電力で稼働し、高いエネルギー効率を実現していると発表した。ラシュタット工場での新型「CLA」の生産は、先代モデルよりも15%少ないエネルギーで行われる。同社はまた、2039年までに物流から排出されるCO2を60%削減し、輸送における化石燃料を排除することにも取り組んでいる。2024年には、車両1台あたりの排出量を1.0トン
