・ポルシェ傘下のITコンサルタント企業MHPは7月25日、Amazon Web Services (AWS)および別のパートナーと提携し、電気自動車(EV)用バッテリーのデジタルツインに関する新たなDIN仕様書を開発したと発表した。この規格は「DIN SAE SPEC 91487:2025-08」と呼ばれ、約2年半の開発期間を経て、7月25日に発行された。
・この新規格は、EVバッテリーのデジタルツインに関する共通の用語や機能を定義

・ドイツのDHL Groupは7月24日、eモビリティ分野での継続的な協力関係の一環として、フォードから年末までに2,400台の電気バンの追加供給を受けると発表した。今回の追加車両には、「Eトランジット(E-Transit)」および小型モデルの「Eトランジット カスタム(E-Transit Custom)」が含まれ、ドイツ国内におけるDHLの配送用フリートをさらに拡充する。
・この追加分により、ドイツポストおよびDHLのポスト＆パー

・7月24日付の複数のロシア現地メディアの報道によると、ゴーリキー自動車工場(Gorky Automobile Plant)は、商用輸送市場の深刻な低迷を受け、従業員が年次休暇から復帰する8月上旬より週4日勤務体制へ移行する予定だという。
・同社は、この移行で雇用の維持とともに市場環境に応じた生産調整を行い、工場の作業量を安定させる狙いがあるとしている。また、各部門におけるコスト削減にもつながると見ている。すべての従業員の社会保障・

・マレーシアで自動車向け電子部品製造サービス(EMS)を手掛けるBetamekは7月24日、2026年度第1四半期(2025年4月〜6月)の決算を発表した。税引き後利益は540万リンギット(約1.9億円)と、前年同期の490万リンギット(約1.7億円)から増加。売上高は前年同期比13.8％増の5,690万リンギット(約20億円)となり、車両用アクセサリーの販売増および非自動車用製品の早期貢献が成長を牽引した。
・車載オーディオ・ビジ

・タイ工業連盟(FTI)が発表したデータによると、2025年6月のタイにおける国内新車販売台数は前年同月比5.1%増の5万79台となった。前年同月の水準が低かったうえに、今年6月は新型車の投入などで電動車と乗用ピックアップ(PPV)の需要が堅調だったことが支えとなり、3カ月連続の増加となった。1-6月の累計販売は1.7%減の30万2,694台だった。
・Toyota Motor Thailand (TMT)のデータによると、6月販売

・欧州委員会は7月28日、MAN Truck & Busのポーランド・ニエポウォミツェ(Niepolomice)にあるクラクフ(Krakow)工場の拡張に対するポーランド政府による2,600万ユーロの助成金がEU国家援助規則に沿っているかどうかを確認するための詳細な調査を開始した。
・ポーランド政府は2024年、地域援助の対象となるマウォポルスカ(Malopolskie)地方の工場拡張を目的としたこの支援について欧州委に通知した。本

・メルセデス・ベンツは7月29日、ドイツ・ミュンヘンで2025年9月7日から開催されるIAA Mobility 2025において、EQ技術を搭載したDセグメントSUVの「GLC」の電気自動車(EV)バージョンを世界初公開すると発表した。
・来場者は先進運転支援システム(ADAS)、スマートドライブシステム、スマートフォン連動機能などのDigital Extraを備えたインテリジェントコックピットなどの先進技術を体験できる。
・メルセ

・ブラジルのバス架装メーカーであるCaioは7月25日、新型電動連節バス「eMillennium BRT」を発売したと発表した。同モデルはCaioの設立80周年を祝し、その一環として都市部の乗客輸送での運行向けに開発された。
・欧州から着想を得た「eMillennium BRT」の技術設計は、顧客の戦略やニーズに応じた異なるドライビングプラットフォームへの適応を可能にするという。
・新型モデルは、カメラとモニターからなる従来型に代わ

・テスラのイーロン・マスク(Elon Musk) CEOは7月24日に行った決算発表の場で、テキサス州のギガファクトリー(Gigafactory)における低価格モデルの生産計画に関する新たな情報を明らかにした。
・第2四半期の決算発表では、「より手ごろな価格のモデルの最初の生産を6月に成功裏に完了し、量産開始を2025年後半に予定している」と公表された。
・その後のコンファレンスコールでは、量産モデルの「Model 3」および「Mo

日産の2025年度第1四半期の業績が発表された。
・売上高は、前年同期比9.7%減の2兆7,069億円。前年の2兆9,984億円に対して2,915億円減少した。
・営業損失は791億円となった。前年が営業利益995百万円であったのに対し、今期は赤字となった。
・経常損失は1,092億円となった。前年は651億円の経常利益であったが今年度は赤字となった。
・四半期純損失は1,158億円。前年同期の四半期純利益286億円に対して

・日産は7月23日、GAIKINDOインドネシア国際モーターショー(GIIAS 2025、会期：7月24日～8月3日)において、電動駆動四輪制御システムe-4ORCEを搭載した「エクストレイル(X-Trail) e-POWER」を正式に発表した。先着500名限定で、特別先行予約価格7億9,500万ルピア(約720万円)で販売される。
・日産独自のe-POWERシステムとデュアルモーターe-4ORCE AWDを搭載したこのSUVは、最

・ロシアの自動車メーカーAGR Automotiveは7月29日、新ブランドTENETの最初のモデルとなる7人乗りの新型ミッドサイズSUV「T8」を初公開した。
・「T8」のフロントエンドは独特なチェック柄の大きなクロームグリルが特徴で、大胆かつ洗練された外観となっている。ヘッドランプには成型プラスチックから作られた最先端のLEDヘッドランプを採用しており、ハロゲンヘッドランプと比較してエネルギー消費を50%抑え、照度を30%向上し

・米国環境保護庁(EPA)は7月29日、温室効果ガス排出量の規制や気候変動対策などの米国の行動の中心的根拠となってきた、いわゆる「危険性認定」の取り消しを提案した。
・EPAの提案は、二酸化炭素などの温室効果ガスが気候変動を引き起こし、国民の健康と福祉を危険にさらすと判定した2009年の「危険性認定」を撤回するものである。この認定は、EPAが大気浄化法に基づき温室効果ガスを大気汚染物質として規制する権限を有すると認めた2007年の最

・小糸製作所は、同社の中国における生産体制の見直しについて発表した。
・小糸製作所の中国事業は、広州小糸車灯有限公司・湖北小糸車灯有限公司・福州小糸車灯有限公司の3社で展開してきたが、中国市場における日系自動車メーカーの急速な販売減に伴い、3社の稼働率は約5割と大幅に低下していた。これに対し、小糸製作所は4月に福州小糸の解散・清算を発表していた。
・今回、同社はさらなる生産能力の早期適正化を図るため、湖北小糸における標識灯の生産を広

・ステランティスの中東・アフリカ法人Stellantis MEAは7月28日、アルジェリアのタフラウーイ(Tafraoui)工場に新たな車体工場と塗装工場を設置し、試験稼働したと発表した。
・これは、現地での自動車生産台数の増加、雇用の創出、アルジェリア経済の支援に向けた重要な一歩になるという。タフラウーイに全ての工程を含む生産拠点を設置するには、時間と熟練した技術が必要になる。
Based on social media upda

・7月28日付のロシアの複数メディア報道によると、アフトワズ(AvtoVAZ)傘下のAvtozavod St. Petersburg工場は、7月28日から8月17日まで3週間の夏季休暇に入った。
・同工場では現在、XCITEブランドのミッドサイズクロスオーバーSUV「X-Cross 7」とフルサイズクロスオーバーSUV「X-Cross 8」の2モデルを生産している。
Based on multiple sources

日野の2025年度第1四半期の業績が発表された。
・売上高は、前年同期比11.4%減の3,642億円。前年の4,111億円に対して468億円減少した。
・営業利益は前年同期比165.4%増の169億円。前年の64億円に対して106億円増加となった。
・経常利益は前年同期比279.5%増の202億円。前年の53億円に対して149億円増加した。
・四半期純利益は136億円。前年同期は四半期純損失222百万円であったが、当期はプラ

・イタリア金属労連(FIOM-CGIL)は7月28日、枠組み合意に至った米EU貿易協定は貿易戦争を正当化し、企業の欧州域外への移転を促すほか、欧州全域における経済衰退と雇用喪失につながるという2つの理由から停止すべきだと提言した。
・労組側は、米国は貿易赤字削減のために関税を利用しており、これは欧州の雇用への直接的な攻撃に等しい。もしこの合意が実行に移されれば、欧州委員会にとって大きな失敗となり、欧州の労働者と市民に深刻な影響を及ぼ

・吉利汽車は7月28日、同社のテクノロジーエコシステム戦略パートナーである階躍星辰(StepFun Technology Co., Ltd.)とともに、上海市で開催の第8回世界人工知能大会(World Artificial Intelligence Conference: WAIC 2025)に出展したと発表した。 
・会期中、吉利汽車は千里科技 (Chongqing Qianli Technology Co., Ltd. )、階躍

・ハンガリー投資促進庁(HIPA)は7月29日、スズキのハンガリー子会社マジャールスズキ(Magyar Suzuki)がエステルゴム(Esztergom)工場に約2,450万ユーロを投資すると発表した。工場の改修、効率性の向上、既存の生産能力のフル活用、将来の需要への柔軟な対応、カーボンニュートラルな稼働を目指す投資だという。
・プロジェクトでは、自動化・デジタル化のレベル向上、ロボット工学の活用拡大、先進的な故障検出システムの導入