・現代自動車とGMは8月6日、両社が共同開発する初の5車種に関する計画を発表した。
・中南米市場向けには、コンパクトSUV、コンパクトセダン、コンパクトピックアップ、ミッドサイズピックアップの4車種を共同開発し、いずれも内燃エンジンまたはハイブリッドシステムを搭載する見通し。北米市場向けには、商用電気バンも共同開発する。生産が本格化すれば、年間販売台数は80万台超を見込む。
・この提携では、GMはミッドサイズトラックの開発を主導し、

・米国の配車サービス企業Lyftは7月31日、ドイツの配車サービス企業FREENOWの買収を完了したと発表した。
・FREENOWは主に欧州を中心に事業を展開しており「サービスとしてのモビリティ(mobility-as-a-service)」プラットフォームを提供している。FREENOWはタクシー、自家用車、カーシェアリング、eスクーター、eバイクを含む複数のモビリティオプションへのアクセスを単一のFREENOWタクシーアプリで提供

・米国の磁石メーカーNoveon Magneticsは8月6日、希土類磁石を幅広い車両部品向けに供給する複数年契約をGMと締結したと発表した。Noveonは、契約に先立って生産に着手しており7月からGMへの希土類磁石の納入を開始した。Noveonの希土類磁石は、供給契約に基づいてGMのフルサイズSUVとトラックに使われる。 
・Noveonは、米国で唯一の焼結ネオジム(NdFeB)希土類磁石メーカーであり、米国内で磁石供給ソリューシ

・Boschは7月29日、次世代の先進運転支援システム(ADAS)用に設計された2種類の新しいシステムオンチップ(SoC)である「SX600」と「SX601」を発表した。22nmのRF CMOS技術をベースにしたこれらチップは、高い演算能力と物体検出範囲および解像度の向上を兼ね備えている。どちらのSoCも、自動緊急ブレーキ、アダプティブクルーズコントロール、死角検出など、自動運転SAEレベル2+の主要機能を実現する。
・これらのチッ

・米カリフォルニア州サンタクララ(Santa Clara)に本社を置くSoundHound AIは8月5日、生成AIを統合した高度な音声アシスタント「SoundHound Chat AI Automotive」が、北米の主要自動車ブランド3社の車両に導入されたと発表した。同技術が車両に統合されることで、ドライバーおよび同乗者は車内で最先端の会話型AI機能を利用できる。
・SoundHound Chat AI Automotiveは、

・米国の研究開発企業Battelleは8月5日、先進的なカーボン式熱管理ソリューションのNanothermと提携し、自動車、産業、消費者向けの次世代ヒーティングソリューションの開発・商業化を加速する新会社Novaraを設立すると発表した。
・米オハイオ州コロンバス(Columbus)を拠点とするNovaraは、ナノ技術製品の開発・商品化におけるNanothermの専門知識をBattelleの広範な材料科学能力と融合させる。
・Nov

・米国の新興電気自動車(EV)メーカーLucid Group (以下、ルーシッド)は8月5日、2025年第2四半期(Q2)の決算を発表した。
・売上高は前年同期比29.3%増の2億5,940万ドルで、四半期としては過去最高だった。
・生産台数は前年同期比83.1％増の3,863台、販売台数は前年同期比38.2% 増の3,309台だった。
・ルーシッドのMarc Winterhoff暫定CEOは、「Q2は6四半期連続で販売記録を達成し

・8月5日付の米国の報道によると、トランプ大統領がカナダ製品に35%の関税を課すというような最近の動きにも関わらず、カナダとメキシコから米国に輸出される製品の大部分は、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)により関税の影響を受けていないという。カナダからの輸出品の約90%(4月時点)、直近でも85％、メキシコからの輸出品の84%以上が引き続き無関税で米国に輸入されており、自動車、エネルギー、原材料などの主要なサプライヤーが保護され

・Amazon Autosは2025年8月4日、オンライン販売サービスを拡大し、中古車と認定中古(CPO)車も対象にすると発表した。Amazon Autosはロサンゼルスで中古車とCPO車の販売を開始し、今後数カ月のうちに他の都市にも徐々に拡大する計画。
・Amazon Autosサービスは2024年12月に開始され、米国の130以上の都市のディーラーが参加している。Amazon Autosは、顧客がAmazonの店舗を通じてオンラ

・イーロン・マスク(Elon Musk)氏とテスラは8月4日、テキサス州オースティンの連邦裁判所に提起された集団訴訟において、株主から提訴された。５日付の複数の米国メディが報じた。訴訟では、ロボタクシーを含むテスラの自動運転車が危険であるという重大なリスクを隠蔽したとして、証券詐欺の罪に問われている。5日付の複数の米国メディアが報じた。
・提訴は、テスラが6月下旬にロボタクシーの公開テストを初めて実施した後に行われた。テスト走行では

※英GlobalData社 (旧LMC)のアナリストによるショートレポート (8月1日付) をマークラインズが翻訳したものです。
・ステランティスが2025年上半期に27億ドルの損失を計上したというニュースが最近報じられ、メディアの多くは、米国政府の関税の影響に焦点を当てた。確かにこれは重要な要因だが、ステランティスは米国の輸入関税にとどまらず、より深い構造的な問題を抱えている。
・米国市場を特に見てみると、ステランティスの販売台数

・GMは、テネシー州スプリングヒル(Spring Hill)工場の従業員に、ミッドサイズSUVのキャデラック「XT5」の生産は2026年末まで継続され、次世代モデルは2027年型として発売される予定であると通知したが、具体的な発売時期は明らかにされていないという。8月4日付けのデトロイトフリープレスを含む複数の米国メディアが報じた。次世代モデルは再び内燃エンジンを搭載し、スプリングヒル工場で生産される。ただし、2027年型のキャデラ

・8月1日付のデトロイトニュースの報道によると、フォードはここ数日間にわたり、北米生産比率が高い同社が不当な立場に置かれていると国民やトランプ政権に主張し、日本・韓国・EUなどとの15%の自動車輸関税の合意や部門別関税が同社に不利に働いていると訴えた。
・フォードは7月31日の声明で、「自動車に対する15%の関税は、競合他社が米国に生産を移転する動機として十分ではない。日本と韓国は、人件費、原材料、通貨の面で実質的な優位性を保ってい

・BorgWarnerは7月31日、欧州と北米における大手グローバルOEMの次世代自動車向けターボチャージャー事業で2件の受注を獲得したと発表した。
・同社は、欧州で販売される次世代の内燃エンジンおよびハイブリッド小型商用車に使用される1.0Lエンジン向けにウェストゲートガソリンターボチャージャーを供給する。生産開始は2027年8月を予定。
・同社はまた、北米で販売される3.0Lガソリンハイブリッド用高性能ターボチャージャープログラ

・BorgWarnerは7月31日、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)プラットフォーム向けに高電圧クーラントヒーター(HVCH)技術を供給する契約をグローバル大手OEM 2社と締結したと発表した。
・そのうちの1件は、同社にとって既存自動車メーカとの初めてのハイブリッド車向けeHeater供給プログラムで、既存の事業を拡大するもの。この400V技術はOEM各社のPHEVプラットフォームに採用される予定で、2028年に生産が

・自動運転車を開発する米Alphabet傘下のWaymoは7月28日、テキサス州ダラス(Dallas)に進出すると発表した。Waymoは、世界有数のモビリティ・ソリューション・プロバイダーであるAvis Budgetグループとの新たな戦略的提携を通じて、車両の管理を行うとともに、Waymoアプリを通じて一般向けにライドシェアサービスを提供する。
・Avisは、インフラ、車両の準備、メンテナンス、車両拠点の運営など、エンドツーエンドの