・BMWグループは5月7日、2025年第1四半期(1-3月)決算を発表した。売上高は前年同期比7.8%減の338億ユーロ、EBIT (金利税引前利益)は同22.5%減の31億ユーロ、純利益は同26.4%減の22億ユーロとなった。
・自動車部門のEBITは前年同期比 25.3%減の20億ユーロとなり、EBITマージンは6.9%と、目標レンジである5-7%の上限となった。BMWと中国・華晨汽車との合弁会社である華晨BMW (BMW Br

・フォードは5月5日、2025年第1四半期(Q1)の決算を発表した。売上高は前年同期比5％減の407億ドル、純利益は65％減の4億7,100万ドル、調整後EBITは10億ドルで、前年同期の28億ドルから63％減少した。
・卸売台数は、前年同期の104万5,000台から7％減少し97万1,000台となった。
・事業部門別内訳：
商用車やサービスを扱うフォード・プロ(Ford Pro)事業部は、卸売台数が前年同期比14%減の35万2,0

・米国のトランプ大統領は5月6日、ホワイトハウスでカナダのカーニー首相と会談した際に、国際貿易交渉アプローチの転換を発表した。同日付の複数の米国のメディアが報じた。トランプ大統領は、高関税の回避を望む国々に対する関税水準と貿易譲歩について自らが決定するとして、話し合いによる従来の交渉手法からの脱却が示された形だ。
・「我々が提示するのは極めて公平な数字だ。そして、この国が望む事、我々が望む事はこれだと伝える。そうしたら、おめでとう、

・ウズベキスタンのUzAuto Motorsは5月2日、ウズベキスタンのミルジョエフ大統領がトゥプロクカラ（Tuprokkala）のシボレーの商用車「ダマス（Damas）」を生産する工場で1億ドルを投じ、手ごろな価格の自動車の生産を開始すると発表した。「ダマス」は7人乗りの小型バンでユーロ５環境基準に適合している。
・UzAutoの幹部は、提携先との交渉の年内終了、2026年の量産開始、2027年のフル稼働、国産化率50％達成を指示

・マレーシアを本拠とするTan Chong Motor Holdings (TCMH、以下、タンチョン)は5月5日、中国の上汽通用五菱(SAIC GM Wuling、SGM Wuling)との戦略的提携に基づき、マレーシアでTQ Wulingブランドを立ち上げることを発表した。この提携は、タンチョンの現地生産・流通能力とSGM Wulingの電気自動車(EV)に関する専門知識を組み合わせることで、マレーシアの自動車産業の強化を目指す

・ドイツの蓄電・急速充電ソリューション企業ADS-TEC Energyは5月1日、欧州と北米の事業拡大に向け機関投資家から最大5,000万ドルの成長資金を調達した。同社はこの資本を元にビジネスモデルの進化を図り、資金調達、設備設置、試運転、充電設備の長期運用、エネルギー最適化と取引ソフトウェア、デジタル広告プラットフォームなどを含む総合的プロジェクトに取り組む。
・ADS-TECはこれまで独自の超急速充電技術を石油・ガス会社、小売チ

・英国自動車工業会(SMMT)は5月6日、3年以上にわたる複雑な交渉の結果、英国・インド自由貿易協定(FTA)が締結されたことを歓迎するとの声明を発表した。本協定は、両国の貿易・投資、特に自動車分野でのつながりを深めるものである。
・今回の合意にはいくつかの妥協が含まれており、すべての英国自動車製品に十分なアクセスができるようになるとは限らないが、英国の交渉担当者の強いコミットメントを示しており、インド市場への扉を開くものである。S

トヨタの2024年度通期業績が発表された。
・売上収益は、前年比6.5%増の48兆367億円。前年の45兆953億円に対して2兆9,414億円増加した。
・営業利益は前年比10.4%減の4兆7,956億円。前年の5兆3,529億円に対して5,573億円減少となった。
・税引前利益は前年比7.9%減の6兆4,146億円。前年の6兆9,651億円に対して5,505億円減少した。
・利益は前年比3.6%減の4兆7,651億円。前年

・ドイツの大手技術企業Voithは4月29日、商用車業界向け新製品技術の開発で米国のアクスル・シャシー部品メーカーHendrickson Truck Commercial Vehicle Systemsと戦略的提携を結ぶと発表した。
・両社はそれぞれの専門分野の知見を活用して急成長する電気自動車(EV)やゼロエミッション車分野における大きな進展を図る。
Based on Voith press release

・オランダのNexperiaは4月29日、新たに16種類の低VF最適化プレーナーショットキーダイオードをCFP2-HPパッケージで提供を開始すると発表した。このポートフォリオには8つの産業用製品と8つのAEC-Q101認定製品が含まれる。今回のリリースによりデバイスのSMA/B/Cパッケージを設置面積が小さいCFPパッケージに置き換えたいというメーカーのトレンドに応える。
・これらのダイオードはDC/DC変換、フリーホイール、逆極性

・BMWは5月7日、2027年までに電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、内燃エンジン(ICE)車など、40モデル超の新型車または改良型車を発売する計画を発表した。これらモデルにはいずれもノイエクラッセ(Neue Klasse)プラットフォームと新デザイン言語を採用するとしている。
・今年後半には、ハンガリーに新設されるデブレツェン(Debrecen)工場でノイエクラッセプラットフォームベースの新型Dセグメント電気

・5月2日現在、フォードはメキシコ生産車の米国でのディーラーへの卸売価格を2,000ドル値上げしており、関税を理由に値上げを発表した最初のOEMのひとつとなった。5月7日付けのデトロイトニュースが報じた。
・ディーラーへの請求書に記載されているコンパクトピックアップトラック「マーベリック(Maverick)」、コンパクトオフロードSUV「ブロンコスポーツ(Bronco Sport)」、ミッドサイズ電気SUV「マスタング マッハE (

・ノルウェーのバッテリー新興企業Beyonderは4月30日、スイスのバッテリーメーカーLeclancheと覚書を締結した。両社は覚書に基づきBeyonderのBePoweredセルをLeclancheのドイツ・ヴィルシュテット（Willstatt）工場で量産するための生産プロセス開発に関する提携交渉を始める。
・両社は独自技術を活用して高性能で持続可能なエネルギー貯蔵ソリューションを開発する可能性を探る。これにはBeyonderの

・Pirelli Tyreは、ポルシェ911シリーズ初のハイブリッドモデルとなる「911 GTS」向けにP Zero Rタイヤの特注バージョンを開発したことを発表した。
・このタイヤは、スポーツ性と日常的な使いやすさのバランスがとれている。新設計されたコンパウンドは、さまざまな路面やあらゆる天候条件、特に湿潤条件で優れたグリップ性を発揮する。トレッドパターンは騒音を低減して快適性を向上させ、低い転がり抵抗は最適な効率を保証する。
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・Mahleは、同社の子会社であるMAHLE chargeBIGが、2025年5月7日から9日までドイツのミュンヘンで開催されるPower2Driveで充電ソリューションを出展することを発表した。
・展示のハイライトは(i) 2つ (Sサイズ)、6つ (M)、36 (L) の充電ポイントが利用可能なスケーラブルな集中充電システムchargeCLUSTERの最新世代、(ii) 一時的な場所向けに設計されたモバイル充電ソリューションsm

・Infineon Technologies (インフィニオン)は5月5日、新しいCoolSiC JFET製品ファミリーを発表した。CoolSiC JFETは高い短絡耐量、リニアモードでの熱安定性、高精度過電圧制御を備え、車載バッテリー遮断スイッチなど産業用や自動車用の幅広いアプリケーションで信頼性と効率に優れたシステム性能を提供する。
・新製品となる第1世代CoolSiC JFETは1.5 mΩ（750 V BDss）もしくは2.

・欧州委員会は、EU合併規則に基づき、Huf Hülsbeck & Fürst GmbH & Co. KGと Huf Industrieverwaltung GmbHの共同支配権を、Huf Holding GmbH & Co. KGとSodecia Participações Sociais, S.G.P.S., S.A.が取得することを承認したと発表した。
・今回の取引は自動車部品の開発と生産に関連したもの。
・欧州委員会は、通知

・インド重工業・公営企業省傘下のインド自動車調査協会（ARAI）は5月7日、現代自動車のインド法人Hyundai Motor India Ltd.が、E20 (エタノール20%混合)ガソリンを3.5トン以下のM1カテゴリー車両で使用可能とするCMVR (中央自動車規則)型式認証を取得したと発表した。
・これにより、現代自動車の乗用車はE20ガソリンの規制要件に適合していることが確認された。
Based on the ARAI soc

・Gentexは、2025年第1四半期の純売上高が前年同期比2.3％減の5億7,680万ドル、純利益が12.3％減の9,490万ドルだったと発表した。
・同社は現在および今後予想される中国市場の関税引き上げを考慮し、中国顧客向けの内装・外装ミラーの生産を前もって停止した。現時点でGentexの中国顧客の多くは注文をキャンセルまたは保留している。同社は顧客に価格の関税上昇分を負担する能力や意思があるかどうかの確認作業を進めている。
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・Infineon Technologiesは5月6日、シリコンカーバイド(SiC)の技術的可能性を拡張する新たな技術として、トレンチ構造ベースのSiCスーパージャンクション(TSJ)技術コンセプトを発表した。トレンチ技術とスーパージャンクション技術を組み合わせることで、より高い電力効率とコンパクトな設計が可能となる。Infineonは、このTSJ技術を活用し、自社のCoolSiC製品ポートフォリオを段階的に拡大していく予定である。