・ポーランド政府が支援する新興電気自動車(EV)メーカーElectroMobility Poland (EMP)は7月7日、国家復興計画(KPO)からの資金として45億ズウォティ(約1,825億円)を申請したと発表した。この申請には、現地サプライヤーの開発および研究開発への14億ズウォティ(約568億円)の投資が含まれている。
・この資金により、近代的なEV工場や研究開発センターが建設され、ポーランドに本社を構える欧州自動車ブランド

・北米のゼロエミッション商用トラックメーカーZM Trucksは7月14日、米国の港湾、倉庫、配送ヤード向けに作られたゼロエミッション大型バッテリー電気ターミナルトラクター「T75」を正式に発表した。このトラックは、2025年港湾電動化会議(2025 Port Electrification Conference)の会場でデビューを果たした。 
・「T75」は、ディーゼルの後付け改造ではなく、完全な電気プラットフォームとして一から設

・7月14日付のメキシコ現地メディアMexico Nowの報道によると、GMはグアナファト州シラオ(Silao)のピックアップトラック工場の操業を7月最初の2週間停止しており、さらに8月にも2週間の操業停止を予定しているという。 
・同社はこれらの操業停止を認めたうえで、生産最適化のための「標準的な作業プロセス」の一環であり、日常的な対応であると説明している。 
・夏季の操業停止はこの業界では一般的な慣行とされているが、アナリストは

・英国政府は7月11日、6,300万ポンド(約126億円)の電気自動車(EV)インフラ投資パッケージを発表した。家庭用充電ソリューション、NHS (National Health Service)フリート車両の電動化、英国全土の事業所への数千の充電器設置を支援する。
・このうち2,500万ポンド(約50億円)は、地方自治体による家庭でのEV充電インフラ拡大支援に充てられ、これによりドライバーは、ガソリン車やディーゼル車と比較して年間

・7月8日付のインドネシア証券取引所の発表によると、Indomobil Sukses Internasionalの子会社であるIMG Sejahtera Langgeng (IMGSL)は、7月7日に中国の第一汽車集団輸出入有限公司(FAW Group Import & Export Co., Ltd.)と輸入配給契約を締結した。
・この契約に基づき、IMGSLはインドネシアでの紅旗(Hongqi)ブランド車の配給およびアフターサー

・ロシアのソラーズ(Sollers)グループ傘下のSollers Transmission Productionは7月11日、ソラーズのピックアップトラック「ST6」と「ST8」、ならびにUAZの「パリオット(Patriot)」、「ピックアップ(Pickup)」、全輪駆動モデル「プロフィ(Profi)」向けに、電気機械式トランスファーケースの生産を開始したと発表した。これらの新しいユニットの最初のバッチは、ザヴォルジエ(Zavolz

・米国の新興電気自動車(EV)メーカーLucid Group (以下、ルーシッド)は7月15日、先進運転支援システム(ADAS)のDreamDrive Proを大幅にアップデートし、同社のEVラインナップにハンズフリー運転支援とハンズフリー車線変更支援の機能を追加すると発表した。これらを含む強化された機能は、フルサイズEVセダン「エア(Air)」の所有者には7月30日に、新型フルサイズ電気SUV「グラビティ(Gravity)」の所有

・GMは7月14日、アルゼンチン・サンタフェ州アルベアル(Alvear)工業団地にある工場で、シボレーのサブコンパクトSUVの改良型「トラッカー(Tracker)」の生産を開始したと発表した。
・改良型「トラッカー」は主に輸出市場向けに生産されるが、アルゼンチン市場へも供給される。フロントエンドをより現代的に再設計し、内装をより快適なシートやデジタルコックピットなどでグレードアップしている。GMはプレス工場と車体工場を改修し、新モデ

・日産車体は7月15日、日産が小型商用バン「NV200バネット(Vanette)」の日産車体への生産の委託を2026年度末をもって終了すると発表したことを受け、コメントを公表した。
・日産車体は同モデルの生産を行っていた湘南工場について、車両生産委託の可能性を模索しつつ、従業員の雇用を最優先に、あらゆる可能性を検討していく。特装車・サービス部品生産をはじめとするサポート事業を担うことも視野に入れるという。
日産車体のリリース

・GMのMark Reuss社長は7月14日、同社の電気自動車(EV)ラインナップを支える北米サプライチェーンの構築戦略について語った。
Ultium Cells のオハイオ州スプリングヒル(Spring Hill)とミシガン州ウォーレン(Warren)の両工場が稼働し、GMのOEMとしてのバッテリーセル生産能力は米国最大規模となった。23億ドルの投資コミットメントを基に、スプリングヒル工場はニッケル・コバルト・マンガン・アルミ(N

・BMW中国は7月15日、中国の自動運転開発企業Momenta (北京初速度科技)と提携したと発表した。
・この提携では、BMWのノイエ・クラッセ(Neue Klasse)プラットフォームをベースにしたモデル向けのソフトウェア開発に焦点を当て、Momentaの「飛輪」大規模モデルに基づく中国市場専用の運転支援ソリューションを共同で開発する。
・同ソリューションは、中国で生産されるBMWの新世代モデルを含む複数のモデルに搭載される予定

・英国政府は7月15日、電気自動車(EV)の新たな補助金制度(Electric Car Grantスキーム: ECGスキーム)を発表した。総額6億5,000万ポンド(約1,300億円)を供与する。
・ガソリン車およびディーゼル車の新車販売を2030年までに段階的に終了するという政府の方針に基づき、英国メーカーおよびその他のメーカーを支援する。製造面で最高の持続可能性の基準を満たすことが条件となる。
・3万7,000ポンド以下の価格の

・吉利控股集団(Geely Holding Group)は7月15日、子会社の吉利汽車控股有限公司(Geely Automobile Holdings、以下、吉利汽車)と傘下のプレミアム電気自動車(EV)ブランド極氪智能科技有限公司(Zeekr Intelligent Technology Co. Ltd.、以下、Zeekr)が合併契約を締結したと発表した。
・合意に基づき、吉利汽車はZeekrの全株式を取得する。Zeekrの現在の

・中国充電連盟(中国電動汽車充電基礎設施促進連盟、China Electric Vehicle Charging Infrastructure Promotion Alliance: EVCIPA)は7月12日、「中国充電連盟オープンサービスプラットフォーム」を2025年中国自動車フォーラムで発表した。
・同プラットフォームは、自動車の智能化・コネクテッド化に携わる衆鎖数智(上海)智能科技(VDBP)が全面的な技術支援を行っており、

・各種報道によると、2025年6月のインド国内の乗用車販売台数は、前年同月比6.3%減の27万5,766台となった。
・2025年4-6月のインド国内新車販売台数は、前年同期比1.2%減の123万5,097台となった。内訳は乗用車(PV)が同1.4%減の101万1,882台 (BMW、メルセデス・ベンツ、ボルボ・カー、タタ除く)、商用車(CV)が同0.6%減の22万3,215台 (ダイムラー、スカニア除く)。
・各社発表に基づく6月

・欧州議会は7月10日、中国による重要原材料の輸出規制に関する決議を採択し、中国のほぼ独占的な立場を考慮すれば、中国の措置は不当で強制的な意図があると非難した。
・決議はEUが域内の採掘プロジェクトを活性化させる必要があると強調し、欧州委員会と加盟国に対し、最低限のレアースの戦略備蓄の水準を評価するよう呼びかけた。欧州議会議員らは、高い持続可能性と人権基準を満たす国々と原材料に関する相互的な協定を締結するよう求めた。
・欧州議会議員

・米国の新興電気自動車(EV)メーカーMullen Automotiveは7月15日、同社と傘下のBollinger Motorsの経営を統合し、新社名をBollinger Innovationsとすると発表した。これに伴い、Mullenのナスダック市場におけるティッカーシンボルは8月15日までに変更される。2025年1月より、Mullenは155の人員削減を実施し少なくとも年間3,500万ドルの事業コストを削減してきた。
・経営統

・ボルボ・カーは7月14日、2025年第2四半期に114億クローナ(約1,750億円)の減損損失を計上すると発表した。導入の遅れと複数の市場における新たな輸入関税の影響を受け、電気自動車(EV)の新型フルサイズSUV「EX90」およびフルサイズセダン「ES90」のプラットフォームに関する財務前提を見直したためだという。
・ソフトウェアの大幅なアップデートや計画的な生産立ち上げにもかかわらず、開発費用の追加と導入遅延により「EX90」

・thyssenkrupp Steel Europeは、IG Metallとの間で、同社の長期的な競争力を確保するための新たな労働再編協定である鉄鋼再編に合意したと発表した。
・2030年9月30日までの新契約は、2024年11月に提示された産業コンセプトと、2025年5月にIG Metallと締結した基本契約に基づいている。
・主な対策には、鉄鋼生産能力を870万トンから900万トンに削減すること、第9高炉を閉鎖すること、Boch

・Knorr-Bremseは、ドイツ・ニーダーバイエルン州Aldersbachの欧州最大のトラック製造工場の拡張工事を開始したと発表した。拡張施設は2027年春に操業を開始する予定。
・同社は拡張に約1億2,500万ユーロを投資しており、一部は欧州連合 （EU）イノベーション基金から資金援助を受けている。
・今回の拡張により工場の敷地面積が約4分の1拡大され、電動パワーステアリングシステムの大量生産が可能になり、最初の10年間でCO