政策
WeRideとウーバー、UAEアブダビでロボタクシーの運行を拡大
・中国の自動運転技術企業WeRide (文遠知行)と米国の配車サービス企業ウーバー(Uber Technologies)は7月29日、アブダビ(Abu Dhabi)の統合輸送センターと提携し、アル・リーム(Al Reem)島およびアル・マリヤ(Al Maryah)島でロボタクシーの運行を開始したと発表した。今回のサービス拡大により、アブダビ中核地域のおよそ半分がカバーされる。乗車回数の倍増が見込まれている。
・両社は、今後もアブダ

長城汽車、タイ産業大臣と会談し長期投資と2026年のEV発売を再確認
・タイ政府の7月26日付の発表によると、タイの産業大臣は先日、長城汽車の幹部と会談し、タイへの長期投資を再確認するとともにスマートカーや自動運転車の技術協力について協議した。
・長城汽車は、100万km保証の新型高耐久ディーゼルエンジンを含む「70@3」政策のもと、タイをピックアップトラックとPPVの生産・輸出拠点として活用するコミットメントを改めて表明した。同社はまた、2026年にインテリジェント電気自動車(EV)を発売する計画で

グローバルデータ市場インサイト:テスラ、インド市場に参入
※英GlobalData社 (旧LMC)のアナリストによるショートレポート (7月29日付) をマークラインズが翻訳したものです。
・2025年7月15日、テスラがムンバイ(Mumbai)に初のショールームを正式に開設し、ミッドサイズ電気SUV「Model Y」の受注を開始したことで、インドのテスラファンの長い待ち時間に終止符が打たれた。また、デリー(Delhi)に2つ目のショールームも近々開設予定で、両都市にはスーパーチャージャー

奇瑞汽車、スペインのカタルーニャに研究開発センターを開設へ
・スペインのカタルーニャ州政府貿易投資事務所 (Catalonia Trade & Investment)は7月30日、奇瑞汽車が2025年に同州に研究開発センターを開設すると発表した。カタルーニャ州政府知事と奇瑞集団会長との会談後に発表された。同投資プロジェクトは、同事務所が支援・推進している。
・新拠点は、バルセロナ近郊のCornellà de Llobregatに建設され、敷地面積は2,000平方メートル。奇瑞グループのグロー

バンコク都庁、EVおよびインフラの安全策のレビューを実施
・タイ・バンコク都知事顧問は7月25日、2025年第2回電気自動車(EV)および充電施設に関する安全対策会議において議長を務めたと発表した。会議には関連する行政機関や民間企業の代表者が出席した。
・会議では、(1)法規制と安全基準、(2)緊急対応、(3)データ管理のそれぞれに注力する3グループの進捗についてレビューが行われた。
(1)法規制と安全基準グループは、EVの取り扱い、防火対策、点検および充電施設の安全基準についてのガイドラ

伊労組、米EU貿易協定が同国の52億ドルの自動車輸出を脅かす可能性があると警告
・イタリア金属労連(FIOM-CGIL)は7月28日、枠組み合意に至った米EU貿易協定は貿易戦争を正当化し、企業の欧州域外への移転を促すほか、欧州全域における経済衰退と雇用喪失につながるという2つの理由から停止すべきだと提言した。
・労組側は、米国は貿易赤字削減のために関税を利用しており、これは欧州の雇用への直接的な攻撃に等しい。もしこの合意が実行に移されれば、欧州委員会にとって大きな失敗となり、欧州の労働者と市民に深刻な影響を及ぼ

イタルデザインとインドネシア政府、国産電気SUVデザインコンセプトカー「プロジェクトi2C」を発表
・インドネシア政府は7月23日、GAIKINDOインドネシア国際モーターショー(GIIAS 2025、会期:7月24日~8月3日)において、VWグループ傘下のイタルデザイン(Italdesign)と共同で国産電気SUVデザインコンセプトカー「i2C」を発表した。
・「i2C」は、既存の電気自動車(EV)プラットフォームをベースに開発されたもので、インドネシア初の国産乗用車を開発するための共同作業の重要なステップとなった。この6〜7
