ドイツの政策
ドイツ政府、全国規模の大型トラック用急速充電網の整備を開始
・ドイツの連邦デジタル・交通省(BMDV)は7月3日、ドイツ国内の高速道路に大型トラック用急速充電網を建設するプロジェクトを正式に開始した。大型トラック用の急速充電設備がドイツ国内約350カ所に設置される。大型トラック用急速充電設備の整備は、大型トラック輸送の脱炭素化と、ビジネス拠点としてのドイツにとって極めて重要である。
・今後ドイツ政府は、ネットワーク事業者への送電網接続申請による配電網の拡張と、資金調達の入札を通じた急速充電ス
![](/statics/news/2024/germany_truckchargingnetwork_thumbnail.jpg)
独政府、超重量物輸送向けデジタル・コドライバーの導入試験を全土で開始
・ドイツの連邦デジタル・交通省(BMDV)は6月12日、超重量物輸送向けデジタル・コドライバーの導入試験をドイツ全土で各州と共同で開始すると発表した。
・このコドライバーシステムは、予め承認された経路に沿って重量物貨物車両をナビゲートし、同時に遵守義務のある運転要件をリアルタイムで表示するというもの。本格的に導入されれば、従来このような役割を担っていたパートナー・ドライバーが将来的に不要になる。
・ドイツ連邦道路交通研究所(BASt
![](/statics/news/2024/German_digitaldriverassistance_20240613_thumbnail.jpg)
フラウンホーファー研究機構、ドイツでバッテリー研究施設の第一期工事を開始
・フラウンホーファー研究機構は4月30日、バッテリーセル研究所(FFB)がバッテリー研究施設FFB PreFabの第1期を着工したと発表した。FFB PreFabは電気自動車(EV)などに応用するパウチセルと角形セルの生産に特化して研究を行う施設で年間生産能力は最大200MWh。
・FFBは6,800平方メートルの研究スペースに欧州の機械技術を結集して研究活動を開始した。バッテリーセル生産用試作ラインを活用することで、産業界のパー
![](/statics/news/2024/Fraunhofer_20240501_thumbnail.jpg)
イタリア政府、EU協力のためドイツ連邦経済・気候保護省との連携を推進
・イタリア企業・メイドインイタリー省(MIMIT)は3月13日、ベルリン(Berlin)のドイツ連邦経済・気候保護省(BMWK)本部においてBMWKとの初の技術・行政会議を開催し、昨年11月22日に調印されたEU協力のための独伊行動計画(Italian-German Action Plan)を前進させる重要な一歩を踏み出したと発表した。
・この会議は、産業政策や競争力など行動計画に概説されている分野での作業課題を明確にして協力を開
![](/statics/news/2024/MIMIT, Italy advances collaboration with BMW_Team_20240314_thumbnail.jpg)