燃料
BMW、ディーゼル車に再生可能燃料HVO100を使用し排出ガスを90%削減
・BMWオーストリアは1月23日、2025年1月よりドイツの工場で生産されるディーゼル車に、炭素排出量を最大90%削減する再生可能ディーゼル燃料「HVO100」を使用すると発表した。HVO100は、水素化処理した植物油から作られる再生可能ディーゼル燃料であり、「100」は純粋な燃料であることを示している。
・BMWは、主にオーストリアのシュタイヤー(Steyr)でディーゼルエンジンの開発と生産を行っている。シュタイヤー工場では年間1

ベントレー、「コンチネンタルGTスピード」のグローバルメディア向け発表会でeフューエルの互換性を強調
・ベントレーは10月22日、持続可能なeフューエルを使用したグローバルメディア向けドライブイベントをスイスで開催し、第4世代「コンチネンタルGTスピード(Continental GT Speed)」のクーペおよびコンバーチブルを発表した。このイベントでは、環境負荷を軽減するeフューエルと燃焼エンジンの互換性について紹介された。
・このeフューエルは、チリのHaru OniパイロットプラントでHIF Globalが開発し、ポルシェが

イベコ、イタリア学術会議と提携して都市交通における圧縮バイオメタン利用を評価
・イベコ(Iveco)は7月10日、イタリア学術会議(National Research Council: CNR)の大気汚染研究所(Institute of Atmospheric Pollution)と共同で、都市部の廃棄物収集車において、ディーゼル燃料や圧縮天然ガス(CNG)と比較しながら、有機性都市廃棄物(OFMSW)由来の圧縮バイオメタンの使用が環境に与える影響を評価したと発表した。本研究はイタリア市場に焦点を絞っており、

トヨタ、出光興産など3社とカーボンニュートラル燃料の導入に向け検討開始
・出光興産、ENEOS、トヨタおよび三菱重工業の4社は5月27日、自動車の脱炭素化に貢献する「カーボンニュートラル(CN)燃料」の導入・普及に向けた検討を開始したと発表した。日本国内での2030年頃のCN燃料の導入を目指し、供給、技術、需要に係る4社が共同で検討を進める。
・「CN燃料」とは、製品ライフサイクル全体においてCO2排出量を抑えられる燃料を指し、水素とCO2を原料とする合成燃料(e-fuel)や、光合成でCO2を吸収する

Deutz、ドイツCologne-Porz工場に初の水素処理植物油給油ステーションを開設
・Deutzは、ドイツCologne-Porz工場に初の水素処理植物油(HVO)給油ステーションを開設したことを発表した。Deutzのすべてのディーゼル車にHVO燃料を給油できるようになり、CO 2排出量を最大90%削減することが可能となる。
・今回の取組は、同社のスコープ1排出量の削減に貢献する。2050年までにクライメートニュートラルになるという同社の目標に沿ったものである。
・HVOは、使用済み食用油、動物性脂肪、植物油加工残
