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ボルボ・カー、世界初のマルチアダプティブ・シートベルトを発表、SUV「EX60」に初搭載へ
・ボルボ・カーは6月5日、実際の交通状況においてすべての乗員の安全性と保護を向上させる、世界初のマルチアダプティブ・シートベルトを発表した。2026年に発売予定の完全電気自動車(EV)「EX60」に初搭載されるこの新しいシートベルトは、車両のセンサーから得られるリアルタイムデータを活用し、交通状況と着用者の状態に自動的に適応することで、より高い保護性能を提供する。
・新しいマルチアダプティブ・シートベルトは、センサーから得られるデ

独DürrとGROB、バッテリーセル生産のコンセプト工場をBattery Show Europeで発表
・ドイツのエンジニアリング会社Dürrと機械メーカーのGROBは6月3日、Battery Show Europe 2025において、リチウムイオンバッテリーセルの新たなコンセプト工場を紹介すると発表した。主な採用技術には、乾燥工程を必要としない電極ドライコーティング技術や、ノッチングを統合したセル組立用の強力なZフォルダー技術が含まれている。
・アクティベートドライ電極プロセスでは、乾燥した粉末混合物をフィルムにプレスしてコレクタ

ACEA、トラックのゼロエミッション化に向けEUの重量・寸法規制について早急な改正を要請
・欧州自動車工業会(ACEA)は6月5日、道路輸送に使用する車両の最大重量や寸法上限を定めるEU規則の改正手続きが遅れていることについて、深刻な懸念を示した。
・この改正はゼロエミッショントラックおよびバスの大規模な市場参入を支えるための鍵となる。車両総重量、軸重、寸法の制限に関するアップデートは電気トラックおよび水素燃料トラックをディーゼルエンジントラックと公平に比較するために不可欠である。
・この2年間で自動車業界における大まか

マレリとOLEDWorks、アウディ「Q6 eトロン」向けデジタルOLED 2.0リアランプで提携
・マレリ(Marelli)は、2024年型アウディ「Q6 eトロン(Q6 e-tron)」のリアランププロジェクトにおけるの自動車用有機発光ダイオード(OLED)技術メーカーOLEDWorksとの協業が、2025年のAutoTech Awardsで「Collaborative Partnership of the Year」賞を受賞したと発表した。このプロジェクトには、画期的なデジタルOLED 2.0技術が採用されている。
・OL

伊Comau、独展示会で先進的な電気モーターの生産技術を展示
・ステランティス傘下の自動化システム企業Comauは6月5日、独ベルリンで開催されたモーター巻線などの展示会CWIEME (Coil Winding, Insulation & Electrical Manufacturing Exhibition) 2025で、新たな電気モーター生産技術を展示したと発表した。
・Comauはワイヤー成形から挿入、拡幅、捻りからレーザー溶接に至るまで、ヘアピン式ステーターの生産工程に完全自動化システ

欧州委、レアアースを含む原材料確保のため13件の域外戦略的プロジェクトを選定、55億ユーロ投資へ
・欧州委員会は6月4日、EU域外(海外の諸国・地域を含む)に存在する戦略的原材料に関する最初の13件の戦略的プロジェクトのリストを採択した。これらのプロジェクトは、EUの供給源を多様化し経済安全保障を強化する一方で、第三国における地域的な価値創造を促す。
・13件の戦略的プロジェクトのうち、7件はEUと原材料のサプライチェーンに関する戦略的パートナーシップを締結しているカナダ、グリーンランド、カザフスタン、ノルウェー、セルビア、ウク

伊Comau、バッテリー生産向けコールドプラズマ技術の促進で米Intecellsと提携
・ステランティス傘下の自動化システム企業Comauは6月4日、バッテリーセル生産におけるコールドプラズマの利用方法改善に向けた米Intecellsとの提携を発表した。Intecellsはこの新技術の特許を保有している。両社は顧客が現在の生産ラインにコスト効率の良い方法でこの技術を追加できるよう共同で支援する。
・コールドプラズマ技術は既に浸漬・乾燥工程におけるサイクル時間短縮とエネルギー使用量削減に役立っている。また、様々なタイプ

英Arm、AI駆動式自動車開発を加速するZena CSSを発表
・英国のArmは6月4日、自動車メーカーが新モデルを1年以上早く市場に投入できるよう設計されたZena Compute Subsystems (CSS)を発表した。
・Zena CSSは半導体チップの開発期間を最大12カ月短縮しシリコンエンジニアリング工数をプロジェクトあたり最大20%削減する計算プラットフォームを直ちに利用可能な状態で提供する。これによりOEMやシリコンプロバイダーがインテリジェント音声・タッチインターフェース、

BYD、自動車サブスクリプションサービスの独FINNとの長期契約でEV 5,000台を供給へ
・BYDは6月5日、ドイツの自動車サブスクリプションプラットフォームFINNとの間で長期パートナーシップ契約を締結し、今後10カ月にわたり電動車を最大5,000台供給すると発表した。
・発注には電気自動車(EV)のサブコンパクトハッチバック「ドルフィン(Dolphin)」、サブコンパクト電気SUV「ATTO 2 (中国語名:元Plus)」、プラグインハイブリッド(PHV)のミッドサイズSUV「シール(Seal、海豹) U DM-i」
