生産技術
露アフトワズ、国内生産システムプロジェクトの第4段階を完了
・ロシアのアフトワズ(AvtoVAZ)は12月8日、「生産の設計・技術準備に向けた国内システム導入」プロジェクトの第4段階を完了したと発表した。このプロジェクトはロシアのCADソリューション開発企業Top Systemsと共同で進められている。
・第4段階では「車両構成及びデジタルモックアップ管理」、「電気部品設計」、「製品要求と検証プロセス管理」、「溶接プロセスのモデリング」、「車体形状ドキュメント作成管理」など複数の新しいサブ
Brose、新型金属3Dプリンターで積層造形を推進
・ドイツの機構部品サプライヤーBrose Fahrzeugteileは11月13日、高性能レーザー焼結ソリューションを提供するFarsoon Technologiesと共同開発した新型金属3Dプリンターにより積層造形技術をさらに発展させたと発表した。同社は11月18~21日に開催されるFormnextでこの新システムを用いた試作プリントを展示する。
・新型プリンターはレーザー出力を強化して造形範囲を拡大した。これにより大型部品の製
セアト、「Innovation Days+」イベントで品質向上を図る「AQUA AI」とMRグラス端末を利用した高電圧バッテリーの診断・修理ソリューションを発表
・セアトとクプラは11月17日、革新的な技術や開発プロジェクトの発表イベントとして7回目を数える「Innovation Days+」を開催したと明らかにした。同イベントは、社内のチームに対して、事業戦略と業務を改善する大胆なアイデアの提示を奨励する。
・今回特に目立ったのは「AQUA AI」というプロジェクトで、人工知能を利用して商品の品質向上を目指す取り組み。生産にかかる時間及びCO2排出量の削減や、物理的なプロトタイプの必要性を
伊Comau、北京福田ダイムラーの次世代トラックプラットフォーム「A6」に自動溶接システムを納入
・ステランティス傘下の自動化システム企業Comauは11月6日、ダイムラートラックと福田汽車(Foton Motor)の合弁会社である北京福田戴姆勒汽車有限公司(Beijing Foton Daimler Automotive Co., Ltd.: BFDA、以下、北京福田ダイムラー)の次世代大型トラックプラットフォーム「A6」向けに、完全自動化ボディ・イン・ホワイト溶接およびマテリアルハンドリングシステムを納入したと発表した。
現代自グループ、NVIDIAとAIベースのモビリティソリューション強化、 NVIDIA Blackwell AIファクトリーを発表
・現代自動車グループとNVIDIAは10月31日、NVIDIA Blackwellインフラストラクチャーを基盤とする新しいAIファクトリー導入を発表し、自動運転車(AV)、オンデバイス半導体、スマートファクトリー、ロボティクスの分野でのイノベーション加速に向け、連携を一層強化すると明らかにした。
・また、韓国政府が推進する国家規模のフィジカルAIクラスター構築を支援するため、現代自動車グループとNVIDIAは協力する。総額30億ドル
米ルーシッドとNVIDIA、レベル4自動運転EVとソフトウェア主導製造で提携
・米国の新興電気自動車(EV)メーカーLucid Group (以下、ルーシッド)は10月28日、NVIDIAとの提携を発表した。これにより、ルーシッドはNVIDIA DRIVE AVプラットフォームをベースにしたレベル4自動運転機能を搭載する世界初の個人向け乗用車を提供するスタートにたったという。
・ルーシッドとNVIDIAの自動運転技術のロードマップは、フルサイズ電気SUV「グラビティ(Gravity)」 向けレベル2++から始
ポルシェ傘下の独V4Smart、MHPと協業しデジタル生産システムを導入し電池セル生産を開始
・ポルシェ傘下のITコンサルタント企業MHPは10月29日、ポルシェとVartaの合弁会社V4Smart (旧V4Drive Battery)が、ドイツで初となる自動車用円筒形バッテリーセルの量産に向けて、デジタルクラウドベースの生産システムを構築したと発表した。ソフトウェア定義製造(SDM)アプローチを採用することで、わずか10カ月でITシステム構築を完了し、柔軟性・効率性・適応性に優れた生産体制を実現した。
・このプロジェクトは
現代自、NTU、A*STAR、シンガポールで次世代製造に向けたコーポレートラボを設立
・現代自動車グループは10月13日、シンガポールの南洋理工大学(NTU)および科学技術研究庁(A*STAR)と協力し、同グループの研究開発・生産拠点であるHyundai Motor Group Innovation Center Singapore (HMGICS)内に新たなコーポレートラボを設立したと発表した。
・このラボは、同グループが先駆的に導入したスマートマニュファクチャリングおよびソフトウェア定義工場(SDF)施設内に位置
スズキ、鋳鉄ノロ取りロボット技術のライセンス契約を草野産業と締結
・スズキは10月6日、鋳造工程における鋳鉄の溶解時に発生する不純物(ノロ)の除去作業工程の自動化に関する技術について、草野産業株式会社よりスズキが保有する特許等使用の申し出を受け、ライセンス契約を締結したと発表した。なお、草野産業はこの技術を活用した設備(設備名称:SMART「Suzuki Melting process All operation Robot Technology」)を販売するという。
・鋳鉄溶解中に必ず発生するノ
BMW、独ライプツィヒ工場で水素パイプライン接続を計画
・BMWは10月1日、独ライプツィヒ(Leipzig)工場で水素パイプライン接続の導入を計画していると発表した。導入した場合、パイプライン経由で水素を供給する世界初の自動車工場になるという。BMWはドイツのガス会社MITNETZ GAS GmbHおよびONTRAS Gastransport GmbHと契約を締結した。特にエネルギー消費量の多い工程において、これまでとは全く異なる方法で水素を活用できるようになる。
・全長2kmのパイプ
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