・ルノーの電気自動車(EV)事業子会社であるアンペア(Ampere)は5月28日、EV車両の性能向上とコスト削減の鍵はパワーエレクトロニクスにあるとの見解を発表した。 
・アンペアは、充電器やDC-DCコンバーターなどのコンポーネントを統合した、よりスマートでコンパクトなEV設計を採用しており、これにより部品点数、コスト、サイズ、重量を削減し、航続距離の延長と車内空間の拡大を実現している。ただし、こうしたコスト削減には、安定したサプ

・Valeoは2025年4月2日、インドのPune工場に新しい製造ラインと組立ラインを導入したことを発表した。新ラインでは車載充電器(OBC)、DC-DCコンバーター、配電ユニット (PDU)で構成される統合パワーエレクトロニクスソリューションである3-in-1コンボユニットの生産に注力する。
・Valeoは効率性と費用対効果を向上させるために、自動化、スマート製造、持続可能な生産手法をPune拠点に取り入れている。3-in-1コン

・Sandhar Technologiesは2月12日、電気自動車(EV)製品ポートフォリオに関する投資家向け最新情報を発表した。同社は、バッテリー充電器に関してはDynolt Technologiesと、モーターコントローラーに関してはAmberroot Systemsと提携している。 
・Sandharの現在のEV製品ラインナップには、750Wバッテリー充電器、250W・2kW・6kW構成のモーターコントローラー(MCU)、15

・Infineon Technologiesは1月29日、FORVIA Hellaが次世代800 V DC-DC充電ソリューションに新型CoolSiC Automotive MOSFET 1200 Vを採用したと発表した。
・800 V自動車アーキテクチャにおける車載充電器およびDC-DCアプリケーション用に設計されたCoolSiC MOSFETは、トップサイド冷却(TSC)技術を備えたQ-DPAKパッケージを特徴とし、優れた熱性能

・Nexperiaは1月26日、高効率と低動作静止電流(60μAタイプ)を両立し、4.5 Vから40 Vの広い入力範囲で最大600 mAの出力を提供できる新型降圧コンバーター「NEX40400」を発表した。
・また2025年後半には、ボディエレクトロニクスや照明、車載インフォテインメント (IVI)システム、先進運転支援システム(ADAS)、計測器クラスタ、カメラ、ディスプレイなどの車載アプリケーション向けに、AEC-Q100認定バ

・Minda Corporation (MCL) は1月15日、インドの自動車電気部品メーカーFlash Electronicsと電気自動車(EV)プラットフォームの開発で戦略的提携を結んだと発表した。この提携の一環として、MCLはFlash Electronicsの株式の49%を137億2,000万ルピー(約247億円)で取得する。このパートナーシップは、両社の総合力を活用してEV技術を発展させることを目的としており、両社の製品と

・Uno Mindaは投資家向けの最新情報として、同社が製造している電動四輪車向けの新製品について発表した。現在生産中または受注中の製品には、バッテリーディスコネクトユニット、AC充電ケーブル、低電圧統合充電制御ユニット(OBC+DC-DC+PDU) などがある。また、電動ドライブユニット(EDU) / eアクスル、高電圧統合充電制御ユニット、EVSE壁掛け充電ユニット、音響車両警報システムなどの製品に関する技術ライセンス契約(TL

・米国の大手電子機器メーカーMolexは10月14日、レポート「Molex’s Rewiring the Road: Harnessing the Power of 48V」を発表した。このレポートでは、48Vシステムの動向を取り上げ、従来の12Vから48V電気システムへの移行を検討する自動車メーカーや製品設計エンジニアに向けたアドバイスを提供している。 
・48V技術は、システム電圧を4倍にすることで、電動ターボチャージャー、回生

・Aptivは、IAA Transportation 2024でコネクテッドおよび電動商用車向けソリューションを出展したことを発表した。
・展示されたソリューションは、(i) AI/MLを活用したADASおよびインテリジェント知覚(Intelligent Perception)プラットフォーム、(ii) 車両のライフタイムにわたって分析とアップグレードを可能にするオープンプラットフォームを提供するE/Eシステム向けスマートビークルア

・英国のICEBreakerプロジェクトは9月2日、完全構成の水素燃料電池HGV (Heavy Goods Vehicle、大型貨物車両)トラックを公開したと発表した。
・このプロジェクトは、燃料電池(FC)パワートレイン技術の大型車両への採用を目的とするもので、FCパワートレインの仕組みを再設計することで、事業者にとって商業的に可能な総所有コストで、重量をディーゼルトラックと同等に抑えた次世代水素HGVトラックの提供を目指している

・STMicroelectronics (ST)は 7月5日、Electronica China 2024 (7/8-10 上海)で革新的な車載ソリューションを紹介すると発表した。電気自動車（EV）2モデルを展示して自社の車載ソリューションの全容を提示する。 
・STの最新車載充電ソリューションはSTPOWERファミリーの半導体デバイスで構成された車載充電器(OBC)とDC-DCコンバーターを統合したもので6.6kW、11kW、22

・ポルシェは6月3日、Dセグメント電気SUVの改良型「マカン(Macan)」向けに使いやすさとスピードを融合させた充電プロセスを発表した。永久同期電動モーターと800V技術を採用し、高性能と急速充電を実現。アウディと共同開発したEVプラットフォームPPE (Premium Platform Electric)をベースにしており、最大270kWの出力で、21分間で10%から80%までの急速充電が可能。
・ソフトウェア利用により、400

・Eatonは、商用車およびオフハイウェイ車が過酷な環境に耐えるように設計された低電圧48ボルトDC/DCコンバーターの高出力バージョンを提供すると発表した。
・この新型コンバーターは最大40Aの出力電流容量で、フレームレール、バッテリー、エンジンルームなどの過酷な条件にさらされる場所に取り付けることができる。
・EatonのDC/DCコンバーターは、システムからの48ボルトの電力を12ボルトに下げて、アクセサリやその他の低電力シス

・英国先進推進技術センター(Advanced Propulsion Centre: APC)は3月4日、ゼロテールパイプエミッション車技術に対する政府および産業界からの最新の資金援助について発表した。
・英Nissan Technical Centre Europeは英国の研究開発能力を構築するための電気自動車(EV)プログラム、メルセデス・ベンツ傘下の英YASAはBEVの回生ブレーキ用デュアルインバーターの開発、EMPEL Sys

・韓国の複数メディアは、Shinsung STが釜山広域市に二次電池部品の新工場を建設すると報じた。
・同社は慶尚南道の昌原市に本社を置き、バスバーフレームアッシー、クーリングフィン、DC-DCコンバーターなどを生産している。
・設備投資額は463億ウォン (約51億円) で、2025年から年間1,000億ウォン (約110億円) 相当の部品を生産する計画。
・この新工場建設に伴い、昌原市の本社および中国の生産拠点を釜山市に統合移転

韓国のLG Innotekは、ラスベガスで開催されるCES 2024に出展し、電気自動車 (EV) や自動運転車などの中核部品を搭載したモックアップを展示すると発表した。EV部品はDC-DCコンバータ、充電用通信コントローラー、800Vワイヤレスバッテリーマネジメントシステムなど、自動運転車部品はADAS用カメラモジュール、LiDARなどがモックアップに搭載される。また、ソフトウェア定義型自動車 (SDV : Software De

・トヨタは12月4日、欧州でピックアップトラック「ハイラックス(Hilux)」に48Vマイルドハイブリッド(MHV)バージョン「ハイラックス ハイブリッド48V (Hilux Hybrid 48V)」を設定すると発表した。「ハイラックス」初の電動化モデルとなる。2024年央に英国および欧州で発売する。
・48V MHVバージョンはダブルキャブ(全長5,325ｍｍ、全幅1,900ｍｍ、全高1,815ｍｍ)にのみ設定され、エンジンバージ