工場稼働状況
露アフトワズ、休暇後に自動車組み立てを再開
・ロシアのアフトワズ(AvtoVAZ)は5月12日、企業休暇と5月の祝日中に実施された近代化工事の後、自動車部品、車両、組立キットの生産を再開したと発表した。
・2025年5月1日から5月11日までの間に、アフトワズは投資額2億2,000万ルーブル超(約4億円)に相当する9,000件を超える設備の予防保全および近代化作業を実施した。自動車の生産と並行して、イジェフスク(Izhevsk)工場、子会社のVIS-Auto工場およびLada

伊労組、不透明な状況が続く中、ステランティス・テルモリ工場で200人の人員削減を確認
・イタリアの労働組合FIOM-CGILは5月8日、ステランティスのテルモリ(Termoli)工場において、地元組合と共有した最近の人員削減に加え、さらに200人の従業員が希望退職することを確認した。
・労働組合は、新規の投資不足、新型車投入の遅れ、テルモリ・ギガファクトリー・プロジェクトの進展が見られないことを理由に、雇用喪失が増加していると警告している。
・現在、人員削減基金の増額が決定されている。しかし2015年以降1万6,00

thyssenkrupp、独ハーゲンのスプリング・スタビライザー部門の生産拠点を閉鎖へ
・thyssenkruppは、同社のスプリング・スタビライザー事業部門について、ドイツ・ハーゲン(Hagen)にある生産拠点を段階的に閉鎖し、同地のコンピテンスセンターも閉鎖することを決定したと発表した。この措置により、今後2年間で約300人の雇用が削減される見通しだという。
・また、同事業部の本社機能も段階的に縮小される予定で、最終的にハーゲンでは、30から40人のみ雇用が残る見込みとなっている。
・同拠点は近年、欧州自動車産業の

露アフトワズ、会社休暇中に工場設備更新へ
・ロシアのアフトワズ(AvtoVAZ)は4月30日、2025年5月5日から7日までの年次統一休暇中、および5月1日から4日、5月8日から11日までの週末と祝日に、既存生産設備の近代化と新型車発売準備のためのさまざまな作業を実施すると発表した。すべての生産ラインは2025年5月12日に操業を再開する予定。
・AvtoVAZは、複数の部門で予防保全と近代化を実施する。ラダ「グランタ(Granta)」の溶接工場ではサイドウォールのローディ

BMW、独レーゲンスブルク工場でAIを活用して車両検査を改善
・BMWは4月28日、ドイツ・レーゲンスブルク(Regensburg)工場において、パイロットプロジェクト「GenAI4Q」を通じて車両検査の改善に役立つ新しいソフトウェアを開発したと発表した。このソフトウェアは、AIを活用し、同工場で1日あたり約1,400台生産される各車両に合わせた検査のポイントを提示する。
・BMWでは、生産工程において多くの検査を実施し、最高の製品品質を確保している。工場から車両が出荷される前には、訓練を受
