・日本精工は、持分法適用関連会社であるNSKステアリング＆コントロール(NS＆C)の株式を取得する内容の株式譲渡契約を締結すると発表した。また、同株式取得に伴い、NS＆Cの子会社であるNSKステアリングシステムズも日本精工の連結子会社となる予定。
・NS＆Cは日本精工のステアリング事業をグローバルに統括する連結子会社であったが、2023年8月以降、ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ第参号投資事業有限責任組合(JIS)が議決

・現代WIAは、電子制御式4WD製品である「2速ATC (Active Transfer Case)」の量産を開始したと発表した。「2速ATC」は後輪駆動車の駆動力を走行状況に応じて前輪および後輪に分配し、最適な走行性能を提供する製品。例えば、運転者は4つの走行モード (2 HIGH、4 AUTO、4 HIGH、4LOW) から選択でき、市街地や高速道路などでは後輪駆動車と同様に走行する「2 HIGH」モードで、四輪駆動が必要な場合

・英国のバッテリー製造新興企業Volklecは2月26日、中国のバッテリーサプライヤーである遠東電池有限公司(Far East Battery Co., Ltd.、以下FEB)とライセンス契約を締結したと発表した。 
・この提携により、Volklecは英国で先進リチウムイオンバッテリーを製造し、FEBの配送パートナーシップチームの専門家による支援を受ける予定である。生産は2025年後半に、Volklecの立ち上げ拠点である英国バッテ

・アジアの複数メディアの11月22日付の報道によると、日産はタイ事業を再編しその影響が約1,000人の従業員に及ぶという。全世界で9,000人を削減する同社の計画に沿ったもので、東南アジアでの生産を削減する動きの一環だとしている。
・日産にとってタイは東南アジア最大の生産拠点である。ロイターなどの報道によると、日産は2025年9月までに、サムットプラカーン県にある2つの車両工場のうち第1工場の生産を停止し、第2工場に集約する計画だと

・BorgWarnerは、北米の大手OEMが今後発売する車両向けの2件の契約の延長を確保したと発表した。BorgWarnerは、アクティブなElectric-Mechanical On-Demand 2-Speed (EMOD)トランスファーケースとパートタイムのElectric Shift-on-the-Fly 2-Speed (ESOF)トランスファーケースの2種類のトランスファーケースを供給する。OEMの内燃およびハイブリッド

・Tata Sons Pvt.の完全子会社であるTata Electronicsは9月26日、台湾の半導体受託製造大手の力晶積成電子製造(PSMC)と最終契約を締結したと発表した。本契約に基づき、PSMC はインド・グジャラート(Gujarat)州に同国初の人工知能(AI)対応最先端グリーンフィールド工場を建設するための設計・建設支援の提供、幅広い技術ポートフォリオのライセンス供与、ライセンス供与された技術を同州の工場に移転するため

・プロトンは9月18日、マレーシア起業家・協同組合省(MECD)および2つの政府機関とともに、政府系サプライヤーを率いて7月に中国で開催された「市場アクセス・技術移転・ベンダー強化プログラム(Market Access, Technology Transfer & Vendor Enhancement Program)」に参加したと発表した。
・MECDが主催し、マレーシア自動車・ロボティクス・IoT研究所(MARii)とマレーシア

・米国通商代表部(USTR)は9月13日、技術移転、知的財産、技術革新に関する中国の行為、政策、慣行に関する通商法301条調査における関税措置の法定審査に関する最終修正を発表した。
・5月に発表された修正案はほぼ採用されたが、1,100件を超えるパブリックコメントを検討した結果、米国企業の保護を目的とした措置を強化するためのいくつかの更新が行われた。
・USTRは中国の電気自動車(EV)に100％、半導体に50％、バッテリーと鉄鋼に

・インドのDivgi TorqTransfer Systems (Divgi-TTS)は7月5日、マハラシュトラ州プネ市南方のチョルディア工業団地(Chordia Industrial Park)のプロジェクトが、同州でのEV普及を促進させるための政策「Maharashtra Electric Vehicle Policy 2018」に基づく「メガプロジェクト」に認定されたと発表した。
・一定の固定資本投資の水準に応じて認定されたも

・米国のワイヤレス給電技術新興企業WiTricityは4月17日、日本のEVワイヤレス給電協議会の設立メンバーの1社になると発表した。 
・同協議会はダイヘン、関西電力、三菱総合研究所、シナネン、WiTricityの5社で構成され、日本における電気自動車(EV)ワイヤレス充電および車グリッド間（V2G）技術の普及を目的として設立された。 
・米マサチューセッツ州を本拠とするWiTricityは、日本の顧客と多数のワイヤレス給電プロジ

・イベコグループとドイツの再生請負会社Mutares SE & Co. KGaAは3月13日、Magirusおよびその消防事業関連会社の所有権譲渡に関する契約を締結したと発表した。Magirusは消防車両と消防機器のメーカーで、ドイツ、イタリア、フランス、オーストリアで1,300人以上の従業員を雇用している。2023年、Magirusはイベコグループの売上高の約2%を占め、調整後EBITで3,500万ユーロの損失を計上した。 
・規

・スペインの電気自動車(EV)メーカーQEV Technologies (以下、QEV)は、製造拠点「Hub Factory」の株式の40%を譲渡することで、EV Motors傘下のSustainable Mobility Vehicle S.L.Uと契約を締結したと発表した。譲渡額は将来の状況に応じ、最大1,200万ユーロとなる。契約締結により、奇瑞汽車によるプロジェクトへの参画が可能になり、その他の投資家からも資金を調達できるよ

・ステランティス傘下のクライスラーは2月13日、STLA Largeプラットフォームをベースに設計された未来の電気自動車(EV)コンセプトカー「ハルシオン コンセプト(Halcyon Concept)」を発表した。
・クライスラーは2025年に初のEVを発売し、2028年にラインナップを完全電動化する予定。
・「ハルシオン コンセプト」は、STLA Brain、STLA SmartCockpit、STLA AutoDriveの各テク

・イスラエルの新興企業Electreonは11月28日、SAE International (米国自動車技術者協会)のWireless Power Transfer & Alignment Taskforce (ワイヤレス給電・位置決め作業部会)がElectreonとMAHLEのワイヤレス位置決め技術DIPS(差動誘導位置決めシステム)をSAE J2954の国際規格に採用したと発表した。
・Electreonのワイヤレス給電システ

・セアトは11月16日、第5回「Innovation Days+」サミットを開催したと発表した。このサミットは、イノベーションが同社のコアバリューであることを強調した上で、継続的な改善を促進するとともに、セアトおよびクプラ両ブランドの効率化と変革の機会を探る2日間の社内イベントである。従業員は同サミットで46のプロジェクトについて発表し、サービス、プロセス、モビリティ、新ビジネスモデルなどのソリューションを展示した。
・実演エリアで

・MAN Truck and Busは9月29日、ドイツ鉄道、フレゼニウス応用科学大学、エンジニアリング会社のGotting KGとの共同プロジェクト「Autonomous Innovation in Terminal Operations (ANITA)」の一環として、自動運転トラックを利用したコンテナ輸送で大きな飛躍を実現したと発表した。
・ANITAプロジェクトの実施期間は3年間。ドイツ連邦経済・気候保護省の資金援助を受けて実

Cumminsは、Faurecia (FORVIA)の欧州と米国における商用車用排気後処理事業の一部の買収が完了したことを発表した。今回の買収により、CumminsはオランダRoermondと米国インディアナ州Columbusの2工場と関連活動を取得した。買収の総取引額は1億9920万ユーロ。Cumminsは、今回の買収が商用車業界向けの技術・製造リソースとポートフォリオの拡大に貢献するとしている。FORVIAの事業売却は、ライトビ

インドのDivgi TorqTransfer Systems (Divgi-TTS)は、BorgWarner (ボルグワーナー)およびその関連会社より新規受注を獲得したと発表した。BorgWarnerがOEMに対して供給する製品に使用される部品で、Divgi-TTSにおける受注総額は18億ルピー。受注した製品の生産は2024年度第4四半期に開始され、供給期間は5年を予定している。(2023年8月4日付Divgi-TTSプレスリリース

Faurecia (フォルシア)は、欧州と米国における商用車用排気後処理事業の一部を1億4,200万ユーロでCummins (カミンズ)に売却する株式・資産購入契約を締結したことを発表した。FaureciaはオランダRoermondと米国インディアナ州Columbusの2工場と関連活動をCumminsに売却する。これにより、Faureciaはライトビークル向け超低排出ガスシステムと水素ロードマップに注力する。今回の取引は規制当局の承

・トヨタは3月31日、ロシア・サンクトペテルブルク(St. Petersburg)工場のロシア国営自動車・エンジン中央科学研究所(FSUE NAMI)への移管が完了したと発表した。
・トヨタは2022年9月にサンクトペテルブルク工場を閉鎖した。
・今回の契約によって、工場建屋と土地の所有権が完全に移転したという。
Based on Toyota press release