・東風汽車傘下のプレミアム新エネルギー車(NEV)ブランド嵐図汽車(Voyah)は5月13日、半導体メーカーの中電科芯片技術(集団)有限公司(以下、電科芯片)と戦略的協力協定を締結したと発表した。
・両社は車載チップのサプライチェーンの安全な構築、高度な車載グレードの中国産チップの活用、技術イノベーションの共同推進などの領域で包括的に協力する。
・電科芯片は完全なチップ産業チェーンを有し、全体の工程が自主的に制御可能になっている。今

・吉利汽車は5月9日、AIを活用したソリューションを提供するテック企業の深勢科技(DP Technology)と新エネルギー＋AI共同実験室を開設したと発表した。生物医薬分野のAI＋分子シミュレーション技術体系を駆動バッテリーの研究開発に導入する。
・同実験室はクラウドベースのバッテリーデジタルツイン、AIエージェントモデルおよびバッテリーの新素材のインテリジェント開発の3つの領域に焦点を当てる。クラウドエンドバッテリーデジタルツイ

・吉利銀河(Geely Galaxy)は5月9日、プラグインハイブリッド車(PHV)の中大型セダン「星耀 (Xingyao) 8」を発売したと発表した。全7モデル設定され、販売価格は11.58万元-15.58万元。
・外観は「漣漪美学(漣漪はさざ波の意)」デザインを採用し、6種類のボディカラーと2種類のインテリアカラーから選択可能。サッシュレスドアと1.36平方メートルのパノラマルーフを標準装備する。車体サイズは、全長5,018mm

・ダイムラー・トラックは5月13日、北米におけるクラス8重量級トラックの2025年全需見通しを、市場の不透明感を理由に従来予想の28万～32万台から26万～29万台に引き下げたと発表した。需要が現在の低水準から改善することを前提に、ダイムラー・トラックは北米トラック部門の販売台数を15万5,000～17万5,000台(従来は18万～20万台)と見込んでいる。
・販売台数の低下が予想されるものの、北米部門は依然として通期利益率11％～

・ロシアのモスクヴィッチ(Moskvich)工場(旧ルノー・モスクワ工場)は5月15日、ソーシャルメディアへの投稿を通じて、キューバへの車両の輸出を発表した。今後数カ月以内に、キューバの首都ハバナをモスクヴィッチのタクシー車両が走るようになるという。
・まず、都市型クロスオーバー「モスクヴィッチ3」25台と電気自動車(EV)「モスクヴィッチ3e」25台を輸出する。さらに、太陽光発電機能を備えた充電ステーションの提供も予定している。

・インドのサプライヤーPinnacle Industries傘下の商用電気自動車(EV)メーカーEKA Mobilityは5月14日、ソーシャルメディアへの投稿を通じて、アーンドラ・プラデシュ(Andhra Pradesh)州内の11都市向けとして電気バス計750台の受注を獲得したと発表した。インドのシェアモビリティ企業GreenCell Mobilityとの提携のもとで発注書(LOA)を受け取ったという。
・9メートルの中型電気バ

・同社は、ルーマニア市場に正式進出し、航続距離最大502kmのDセグメント電気SUV「シーライオン(Sealion、海獅) 7」を含む複数のモデルを投入した。ラインナップには、航続距離最大570kmのDセグメントEVセダン「シール(Seal、海豹)」、総航続距離1,000kmを超えるDセグメントSUVのプラグインハイブリッド車(PHV)「シールU DM-i」、Cセグメント電気SUV「ATTO 2 (中国語名：元Plus)」も含まれて

・NXP Semiconductorsは、L2+からL4の自動運転向けに16nm FinFET技術を使用した第3世代のイメージングレーダープロセッサS32R47を発表した。
・過去2世代のノウハウと実績のある技術に基づいて構築されたこの新ソリューションは、高性能マルチコアレーダー処理システムを統合し、レーダーMPUの処理性能を前世代比で最大2倍に高めながら、IC実装面積を38%削減し、システムコストを低減している。より高密度な点群出

・Kongsberg Automotiveは、ドッグクラッチ・アクチュエーター(DCA)に関して4年間で推定生涯収益約2,000万ユーロ相当の新規契約を受注したことを発表した。
・この製品は中国の無錫工場で生産し、大手電気商用車メーカーに供給する。
・DCAは、乗用車から大型商用車までのハイブリッド車(HV)、バッテリー電気自動車(BEV)、燃料電池自動車(FCV)用の電動アクスル、セントラルドライブ、多段変速機のギアシフトおよびデ

・Continental Engineering Services (CES) は、同社のAc2ated SoundシステムがDolby Atmosでも利用可能になり、没入感と空間的なオーディオ体験の基盤を提供すると発表した。
・Dolby Atmosを使用すると、より正確な音の定位と奥行き感が実現でき、オーディオ再生における臨場感と感情の知覚を向上させる。
・Ac2ated Soundシステムは、ダッシュボード、Aピラー、ルーフパ

・Brose Fahrzeugteile SE & Co.KG (Brose) のDrives執行副社長は、5月8日に開催された取締役会において、ドイツWürzburg工場の閉鎖に関する現状分析を発表した。
・Broseは、Franconian の3拠点(Coburg、Bamberg/Hallstadt、Würzburg)に事業を集中させる計画。
・取締役会は、国際的に競争力のある立地コストと経済的に実行可能な全体構想を確保するため

・Trelleborgの産業ソリューション部門は、Sico Gesellschaft für Siliconverarbeitung GmbHおよびチェコの合弁会社Sico Silicone s.r.o.を買収したことを発表した。
・Trelleborgは2016年からSico Siliconeの株式50%を保有していた。
・Sicoは、自動車分野を含む様々な用途向けに、チューブ、ホース、プロファイルなどの押出成形シリコンゴム製品を

・欧州の複数メディアは、ブリヂストンがスペインBasauri工場(Vizcaya)でのレイオフ計画を335人から290人に、Puente San Miguel工場(Cantabria)でのレイオフ計画を211人から201人に削減すると報じた。この改定案は2025年5月8日の会議で組合に提示された。
・同社はまた、退職金を年間35日から45日相当に増やし、月額上限なしで同額の退職金で希望退職するという選択肢も提示した。
・さらに、20

・アウディは5月14日、ミッドサイズ電気SUV「Q6 eトロン(Q6 e-tron)」の生産工程を既存の車体工場と組立ラインに統合するため、アウディの本社工場である独インゴルシュタット(Ingolstadt)工場の設備を更新したと発表した。同工場はバッテリーの組立を内製で行うドイツ初のアウディ工場でもある。
・「Q6 eトロン」シリーズは、「A4」および「A5」モデルと同じ組立ラインに追加され生産される。新たな電気自動車(EV)を既

・Hufは、欧州の大手高級車メーカーから79 GHzレーダーを搭載したキックセンサーを初受注したことを発表した。
・このキックセンサーは、今後発売されるさまざまなモデルに搭載される予定。検出範囲を自由にパラメータ設定できるため、バンパーからより離れた場所でキックジェスチャーを行うことができる。開閉するトランクリッドにぶつからないように後ろに下がる必要がなくなり、ユーザーの快適性が向上する。
・さらに、79 GHzレーダー技術は、プラ

・トヨタの米国法人であるToyota Motor Sales, U.S.A.は5月14日、電動化ラインナップの新型モデルとなるコンパクト電気SUV「C-HR」を発表した。2026年型となる同モデルはトヨタのe-TNGAプラットフォームを採用したクーペスタイルのクロスオーバーSUVで、2026年に販売開始予定である。
・トヨタが2022年に初公開したコンパクトな電気自動車(EV)のコンセプトをベースに開発された「C-HR」は、全長17

・ドイツ最大の労働組合である金属産業労組IGメタル(IG Metall)が5月14日、フォードの独ケルンEVセンター(Cologne Electric Vehicle Center)で24時間ストライキを実施し、操業がほぼ停止したと同日付の複数の現地メディアが報じた。ストライキは2025年5月14日に開始され、最終夜勤が終わる5月15日に終了予定。
・このストライキは、フォードが2027年末までに同工場で働く約1万1,500人の従業

・小鵬汽車(XPeng)は5月13日、欧州最大の電気自動車(EV)充電サービスプロバイダーの1つであるPlugsurfingと提携し、同社の欧州における統合ネットワークを活用すると発表した。この提携により、EU全域で国境をまたいだ決済を可能にする500社を超える主要充電サービス事業者とのプラットフォームをベースに、小鵬汽車の顧客は高度で広範な充電ネットワークへのアクセスが可能になる。Plugsurfingは現在、欧州27カ国で94万

・テスラのテキサスギガファクトリー(Gigafactory Texas)では、5月26日週に稼働が休止されるようで、メモリアルデー(5月26日)の週は特別休暇を取得するか、出勤しても掃除やトレーニングに時間を費やすようにとの通達が従業員に届いたという。5月12日付の複数の米国メディアが報じた。
・テスラは以前から一斉休暇を取る会社であることで知られているが、従業員によれば、今回の休みはいつもより長いという。また、同社が残業を減らして

・フォードのJim Farley CEOは最近のインタビューで、トランプ大統領の関税が恒久的に残ることを想定しているかと質問され、「少なくとも今後3年間はそうなるだろう。我々は、関税による影響を緩和するためにできることはすべて行っている」と述べた。5月14日付の複数の米国メディアが報じた。
・続けて、具体的にフォードはコンパクトピックアップトラック「マーベリック(Maverick)」のメキシコから米国への生産移管を検討しているかとの