政策
ACEA、最近の貿易協定を明確化するEUと米国の共同声明を歓迎
・欧州自動車工業会(ACEA)は8月21日、EUと米国の間で先ごろ基本合意に達した貿易協定をより明確化する共同声明を歓迎するとの声明を発表した。
・ACEAは、米国がEU製の自動車輸入に対する関税を27.5%から15%に引き下げることが確認され、励まされると述べた。
・同時に、本協定の技術的詳細の一部は未だ明らかにされていない。ACEAは、詳細が明らかになり次第、内容を精査し、本協定が欧州自動車業界に意図された利益をもたらすよう努め

VW、ポルトガルのパルメラ工場でEVハッチバック「ID. Every1」生産契約を締結
・VWは8月19日、ポルトガル政府およびAICEP(ポルトガル投資貿易振興庁)とVWパルメラ(Palmela)工場での新型BセグメントEVハッチバック「ID.Every1」の生産に関する契約を締結した。調印式は、同工場に新設された大型プレス工場と塗装工場の視察後に行われた。
・VWはこのプロジェクトに総額2億7,000万ユーロを投資し、その一環として最大3,000万ユーロの支援を受ける見通し(PT2030プログラム「エネルギー効率・

江蘇省太倉港の自動車輸出台数、2025年1-7月は43.57万台
・江蘇省太倉市は8月13日、2025年1-7月の太倉港から輸出された自動車台数は前年同期比58.8%増の43.57万台で、過去最高となったと発表した。
・このうち、海通(太倉)自動車ターミナルからの輸出台数は36.6万台に上った。同ターミナルは2024年の開港以来、新造大型RORO船の初寄港地や、新規自動車輸出プロジェクトの出発港となっている。4月には、世界最大級の自動車運搬船である比亜迪(BYD)の「深圳号」がここから初航海を実施

チェコ・プラハ市議会、1,500基の公共用充電器設置プロジェクトを始動
・チェコ・プラハ市議会は8月14日、ゼロエミッション都市モビリティの開発を目指す大規模投資プロジェクトの開始を承認した。今後数年間でプラハ市内のさまざまな場所に一般利用可能な電気自動車(EV)用低速充電器を最大1,500基設置する。充電器はすべてプラハ市が所有する。プロジェクト総額は4億9,300万チェコ・コルナ(約35億円)。
Based on press release from the Prague City Council
